香害
読み方:こうがい、かおりがい
別名:香り害
芳香剤や洗剤・柔軟剤などに含まれる香り成分が、頭痛や吐き気をはじめとする体調不良・健康被害を招く、という問題の通称。
洗剤、石けん、芳香剤、制汗剤などのような日用品の多くには、少なからず香料が含まれている。この香り成分はごく微量の化学物質でもある。強い香り成分に囲まれて生活する環境は「化学物質過敏症」を引き起こす恐れがある。化学物質過敏症はいったん発症すると微量の香り成分にも反応して体調不良に陥ってしまうという。
「香害」という表現そのものは、香り・匂いに起因する心身への悪影響を(「公害」をもじって)呼んだ表現といえる。その意味では、きつい香水の匂いやタバコ臭などに嗅覚を刺激されて不快感を催すという状況も香害と呼ばれ得る。ただし、そういった不快・嫌悪の対象はもっぱら「スメルハラスメント」(スメハラ)と呼ばれており、影響が健康被害にまで及ぶ「香害」とは区別されている。
香害は当事者でない多くの人に理解されにくいという困難がある。大多数の人にとっては香りが多少きつくても健康被害に及ぶとは思われず、無頓着になりやすい。香料使用を控えてもらいたいという訴えは、神経質なスメハラ告発と見なされてしまいやすい。
日本消費者連盟は2017年夏に電話相談室「香害110番」を開設して相談に応じた。一時的な開設ではあったが期間内に200件を超える相談が寄せられたと報じられている。
関連サイト:
香害110番 ― 特定非営利活動法人日本消費者連盟
別名:香り害
芳香剤や洗剤・柔軟剤などに含まれる香り成分が、頭痛や吐き気をはじめとする体調不良・健康被害を招く、という問題の通称。
洗剤、石けん、芳香剤、制汗剤などのような日用品の多くには、少なからず香料が含まれている。この香り成分はごく微量の化学物質でもある。強い香り成分に囲まれて生活する環境は「化学物質過敏症」を引き起こす恐れがある。化学物質過敏症はいったん発症すると微量の香り成分にも反応して体調不良に陥ってしまうという。
「香害」という表現そのものは、香り・匂いに起因する心身への悪影響を(「公害」をもじって)呼んだ表現といえる。その意味では、きつい香水の匂いやタバコ臭などに嗅覚を刺激されて不快感を催すという状況も香害と呼ばれ得る。ただし、そういった不快・嫌悪の対象はもっぱら「スメルハラスメント」(スメハラ)と呼ばれており、影響が健康被害にまで及ぶ「香害」とは区別されている。
香害は当事者でない多くの人に理解されにくいという困難がある。大多数の人にとっては香りが多少きつくても健康被害に及ぶとは思われず、無頓着になりやすい。香料使用を控えてもらいたいという訴えは、神経質なスメハラ告発と見なされてしまいやすい。
日本消費者連盟は2017年夏に電話相談室「香害110番」を開設して相談に応じた。一時的な開設ではあったが期間内に200件を超える相談が寄せられたと報じられている。
関連サイト:
香害110番 ― 特定非営利活動法人日本消費者連盟
こう‐がい〔クワウ‐〕【光害】
こう‐がい【公害】
こう‐がい〔‐グワイ〕【口外】
読み方:こうがい
こう‐がい【口蓋】
こう‐がい〔カウグワイ〕【坑外】
こう‐がい【後害】
こう‐がい〔カウ‐〕【×慷慨/×忼慨】
こう‐がい〔カウグワイ〕【校外】
こう‐がい〔カウ‐〕【梗概】
こう‐がい〔‐グワイ〕【構外】
こう‐がい〔カウグワイ〕【港外】
読み方:こうがい
港の外。⇔港内。
こう‐がい〔かう‐〕【×笄】
読み方:こうがい
《「かみかき(髪掻)」の音変化》
1 髪をかき上げるのに使った、箸(はし)に似た細長い道具。銀・象牙などで作る。
2 女性の髷(まげ)に横に挿して飾りとする道具。金・銀・水晶・瑪瑙(めのう)・鼈甲(べっこう)などで作る。
こう‐がい〔クワウ‐〕【×蝗害】
こう‐がい〔カウグワイ〕【郊外】
こう‐がい〔クワウ‐〕【鉱害】
こう‐がい〔カウ‐〕【香害】
公害 (こうがい)
小柄・笄(こずか・こうがい)
●本来小柄は細工用の小刀、あるいはぺ-パーナイフなどとして用いられた工作小刀の柄であり、また、笄は髪の乱れを直すなどの身嗜を整える際に用いられる小道具であった。共に武士にとって最小限に必要な身の回りの道具として、笄は鞘の表櫃に小柄は差裏に備えられ、後に拵の装飾として発展した装剣金具でもある。●小柄に収められる小刀穂は刀子が変化したものとも、短刀が小形化したものとも考えられているが、工作用の小刀として独自の道を歩んだものと考えて良いであろう。現在見られる定形化された小柄は主として室町時代後期以降のものである。●長方形の小柄は、小刀の茎(なかご)を差し込んで用いるところから薄い筒状の構造とされており、小刀の茎を差し込む側を戸口(こぐち)、その反対側を戸尻(こじり)、小刀の刃側を刃方、棟側を棟方と称す。図柄が描かれている部分を地板と称し、方形に一段鋤き下げられた部分に、図柄の彫り表わされた地板を嵌め込む手法と、地金本体をそのまま彫り込んで図柄を表現する方法とがある。この図柄が描かれた周縁の、一段高く仕立てられた部分を小縁(こべり)と称し、裏面と共に薄い金の板で覆われた金哺み処理がなされている場合も多い。図柄が描かれている表に対して裏面の地を裏板。ここに、装飾と滑り止めを目的とした鑢目を施す例が多く、銘文は一般的に裏板に刻されるが、棟方や戸口戸尻に刻される場合も多くあり、まれには表面にあるものもみられる。●笄は小柄とは異なり、多くは一体の地金から成っている。図柄が描かれている部分は小柄と同様に地板と称し、時代の上るものは直接に図柄を彫り込んで表現する例が多い。裏面の裏板が金哺み仕上げとされた例は江戸期以降に多い。拵の笄櫃に収められる際、櫃内に挿入される部分を竿、その先端を穂先、これとは反対側先端を耳掻と称し、また、頭、耳先などとも称する。耳掻部分の、小さな椀状となった内側を貝の内、その付け根を頸、さらに下部の左右に張っている部分を肩、図柄が施されている幅の最も広い部分を胴、さらには下部のなだらかに細く仕立てられている部分を、雉子の股に見立てて雉子股と称する。地板の鋤き下げ部分は、上部を洲浜形(すはまがた)に造り込み、その先端に蕨手(わらびて)を配し、下端は木瓜形としている。
笄(こうがい)
笄
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こうがい
揥
笄
筓
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「こうがい」の例文・使い方・用例・文例
こうがいと同じ種類の言葉
筋に関連する言葉 | オトガイ筋 ヒラメ筋 こうがい 上腕二頭筋(じょうわんにとうきん) 弓箭筋 |
害に関連する言葉 | 蠹害(とがい) 獣害(じゅうがい) こうがい 後害 百害 |
壁に関連する言葉 | 地中連続壁(ちちゅうれんぞくへき) 御壁(おかべ) こうがい グレートウォール パラペット |
地区に関連する言葉 | 地区版 CBD こうがい こくら ならい |
外に関連する言葉 | こうがい オフシーズン 体外 内外 制外 |
空気に関連する言葉 | 汚染空気(おせんくうき) 一次空気(いちじくうき) こうがい 冷気(れいき) 呼気(こき) |
被害に関連する言葉 | こうがい 公害(こうがい) 寒害(かんがい) 干害(かんがい) 惨害(さんがい) |
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