小縁

デジタル大辞泉

こ‐えん【小縁】

読み方：こえん

幅のせまい縁側。

「—に立ち出で遠見して居られし所に」〈浄・念仏往生記〉

こ‐べり【小^▽縁】

読み方：こべり

１ 小舟の舷の上縁に保護材として張った板。

２ 布のへり。継ぎ目。

刀剣用語解説集

小縁（こべり）

太刀拵や半太刀拵の、縁頭・鞘口金具・鐺・柏葉金具などの端部を額縁状に縁取りしたものを指す。拵各所に配された金具の輪郭を鮮明にし、また、金工作品の主題となる文様の印象を強める等の効果がある。赤銅地等で製作したこのような構造の縁に、金の色絵あるいは象嵌を施したものを金小縁と呼ぶ。

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「小縁」の例文・使い方・用例・文例

• 船の舷の上縁に張った小縁