QRCodeとは? わかりやすく解説

QRコード

【英】 QR Code

2次元コード一種1994年デンソーウェーブ開発した日本工業標準規格であるJIS規格JIS X 0510)、国際的な標準であるISO規格ISO/IEC18004)としても採用されている規格

バーコードは、非途方呼応だけで情報管理しているが、QRコード(二次元コード)は、縦、横二方向に情報を持つことで、記録できる情報量飛躍的に増加させた。携帯電話アドレス読み取り機能など採用されている。

関連Webサイト


QRコード

読み方キューアールコード
【英】QRCode

QRコードとは、デンソーウェーブ開発した方形2次元コード(縦×横に情報含んだコード)の規格である。

「QRコード」は株式会社デンソーウェーブ登録商標である。今日では携帯電話スマートフォン多くQRコードコードの読み取り対応しており、2次元コード代表的な規格となっているといえる

QRコードには文字情報等のデータ固有のパターン表されている。このパターン光学的に読み取り専用デコーダー変換することにより、格納されている情報を得ることができる。端末デジタルカメラ等の光学装置専用デコーダー搭載されていれば、QRコードの撮影(および変換)といった簡単な手順を経るだけで、WebサイトURLのような長く複雑な文字列などを、端末直接入力することができる。

QRコードには切り出しシンボル呼ばれる記号3点設けられている。これによって上下位置決定できるため、撮影する方向かかわらず正しく読み取りを行うことができる。

小売店商品値札などで多く目にするバーコード」は、パターン表現されデータ光学的に読み取る方式という点において、QRコードと共通している。ただしバーコード1次元コードである。つまり、横方向バーの幅)にのみデータ記録されており、縦方向バーの高さ)は格納されデータ直接関係しない一般的に利用されているバーコード場合記録できるデータ量おおよそバイト相当とされる

QRコードをはじめとする2次元コードは、縦×横にマトリックス状にパターン記録できるため、バーコードと同じ面積使用して格段に多くデータ格納できる。QRコードの場合、数キロバイト程度情報格納できる。これは文字にすると数千字分に相当する。QRコードはデータバイナリ形式格納するともできる漢字仮名記録できる他、理論的に画像音声なども記録可能である。


参照リンク
QRコードドットコム
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QRコード

(QRCode から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/06 02:35 UTC 版)

QRコード(キューアールコード)は、1994年平成6年)に日本愛知県の自動車部品メーカーであるデンソーの開発部門(現在は分社化してデンソーウェーブ)が発明したマトリックス二次元コードである[1][2]。データ読み取りや店頭決済用コードとして世界中で多用されている。




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