国際標準レコーディングコードとは? わかりやすく解説

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国際標準レコーディングコード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/25 04:13 UTC 版)

国際標準レコーディングコードInternational Standard Recording Code, ISRC)は、レコーディング(音源)を識別するための唯一の国際標準コードで、ISO 3901として標準化されている。レコーディングを単位とするため、同じ曲であっても、新たに録音や編集された場合は異なるコードが与えられる。同じレコーディングであれば別の媒体で配布されたとしても新しいコードが与えられることはないのが通常であるが、CDが登場する前にレコード会社が倒産するなどして事実上消滅してマスター音源が残り、後年別の会社からCD化された場合には同一音源であるにもかかわらず異なるコードが与えられるケースもある[1][2]

ISRCは、CDなどの媒体に電子的に記録することができる。

構成

ISRCは大文字アルファベットと数字の12桁で構成される。先頭から、国名コード(2桁)、登録者コード(3桁)、年次コード(2桁)、レコーディング番号(5桁)である。たとえば、「ISRC JP-AA0-01-23456」のようになる。

関連項目

脚注

  1. ^ 例えば研ナオコ東宝レコード時代の一部音源について認められる。「京都の女の子」は2008年7月23日発売の「人間 万葉歌 阿久 悠 作詞集」(発売元:ビクター)にはJPVI00520170とコードが付与されているが、2013年9月18日発売の「シングルA面コンプリート」(発売元:ポニーキャニオン)ではJPPC07250228というように新たなコードが付与されている。
  2. ^ 音楽の森 music Forest データベース検索より

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