ISO_6346とは? わかりやすく解説

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ISO 6346

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 15:36 UTC 版)

ISO 6346とは、海上コンテナの管理用コード付与、識別、表示に用いられる国際規格である[1]。本規格は、統一された固体の規格であるISO 668に基づいて製造された海上コンテナに対して付す、所有者用コード+固有のシリアル番号+チェックディジット用からなる11桁の識別コード(Identification Code)が全ての基本となる。そのほかに、2桁または3桁で構成された国籍コード(Country code, 近年は未記載も多数あり)、サイズ用コード2桁+使用用途や装備品カテゴリ用コード2桁を組み合わせた、4桁の構造区分コード(Size and type codes)などを用いて視覚的識別情報を付与している。


  1. ^ 本来の用途割り当ては『 通風系 』であるが、諸外国では『 開放型コンテナの固定妻壁構造 』として流通している事例がある。
  2. ^ コンテナ本体の熱貫流率K【W/(cm2℃)】は、全て0.4以下。
  3. ^ 庫内温度維持条件はなく、機械の能力による。
  4. ^ 脱着式の外付け装置は、コンテナ本体の外周寸法内に収まる事。
  5. ^ 冷蔵・保温用の機械を一切使わず又、庫内温度維持の条件も特に無い。
  6. ^ ただし、諸外国では『 2本でセットとなった逆U字型、固定隅柱構造のラック 』として流通している。
  7. ^ 国籍不明の珍しいタイプ
  8. ^ 液体用
  9. ^ コンテナ登録は平成の時代にも拘らず、何故か国籍記号が最古の旧、記号3桁表記『 JXX 』となっている例外的な事例。
  10. ^ 諸外国では、側総開きで流通している事例も見受けられている。
  11. ^ 両妻開き構造。
  12. ^ 「飛行機部材」輸送用。
  13. ^ 両側総開き。
  14. ^ 片妻・片側L二方開タイプを2個を連結して、40 ftタイプとした状況。
  15. ^ 基本はバルク用 ・ ドライ用の両用ながら、現状は「石灰石」をバラ積み輸送している。
  16. ^ 内袋設置でバルク用 ・ ドライ用と、一台二役に対応。
  17. ^ 上・下部に帯状通風孔付。
  18. ^ 返送時は折り畳んで段積み輸送が可能。
  19. ^ 現状では、例外で(G0)コードでの割り当てあり。
  20. ^ アフガニスタンにおける、ドイツ国際治安支援部隊で使用。
  21. ^ 旧形式区分#数字4桁中の後部2桁一覧表2239ツイン型は、この新形式区分での R1に統一されている。
  22. ^ 冷凍機器が二重化されたツイン型。
  23. ^ 本体高さより積荷のシートが盛り上がっている事例。
  24. ^ 日本国内限定で、各地の「災害瓦礫」輸送用。
  25. ^ 両妻壁折たたみ式での登録事例。
  26. ^ ボンベ3段仕様。
  27. ^ ボンベ2段仕様ハーフ型。
  28. ^ DYXは、旧国名のダホメでの使用コード。
  29. ^ CGOは、旧国名のザイールでの使用コード。
  30. ^ DXXは、旧国名の西ドイツでの使用コード。
  31. ^ CLXは、旧国名のセイロンでの使用コード。
  32. ^ SLAは、現国名のスリランカでの使用コード。
  33. ^ EATは、旧国名のタンガニーカ地区での使用コード。
  34. ^ EAZは、旧国名のザンジバル地区での使用コード。
  1. ^ ISO 6346:1995 - Freight containers -- Coding, identification and marking”. www.iso.org. 2020年1月閲覧。
  2. ^ a b 国際大形コンテナのコード、識別及び表示方法』(PDF)日本規格協会https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0090/index/?bunsyo_id=JIS%20Z%201615:20172008年10月10日閲覧 
  3. ^ a b c d e f g h JISリスト”. 日本産業標準調査会. 2019年8月31日閲覧。
  4. ^ ISO 3166-1


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