ISO 6346
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ISO 6346とは、海上コンテナの管理用コード付与、識別、表示に用いられる国際規格である[1]。本規格は、統一された固体の規格であるISO 668に基づいて製造された海上コンテナに対して付す、所有者用コード+固有のシリアル番号+チェックディジット用からなる11桁の識別コード(Identification Code)が全ての基本となる。そのほかに、2桁または3桁で構成された国籍コード(Country code, 近年は未記載も多数あり)、サイズ用コード2桁+使用用途や装備品カテゴリ用コード2桁を組み合わせた、4桁の構造区分コード(Size and type codes)などを用いて視覚的識別情報を付与している。
- ^ 本来の用途割り当ては『 通風系 』であるが、諸外国では『 開放型コンテナの固定妻壁構造 』として流通している事例がある。
- ^ コンテナ本体の熱貫流率K【W/(cm2℃)】は、全て0.4以下。
- ^ 庫内温度維持条件はなく、機械の能力による。
- ^ 脱着式の外付け装置は、コンテナ本体の外周寸法内に収まる事。
- ^ 冷蔵・保温用の機械を一切使わず又、庫内温度維持の条件も特に無い。
- ^ ただし、諸外国では『 2本でセットとなった逆U字型、固定隅柱構造のラック 』として流通している。
- ^ 国籍不明の珍しいタイプ
- ^ 液体用
- ^ コンテナ登録は平成の時代にも拘らず、何故か国籍記号が最古の旧、記号3桁表記『 JXX 』となっている例外的な事例。
- ^ 諸外国では、側総開きで流通している事例も見受けられている。
- ^ 両妻開き構造。
- ^ 「飛行機部材」輸送用。
- ^ 両側総開き。
- ^ 片妻・片側L二方開タイプを2個を連結して、40 ftタイプとした状況。
- ^ 基本はバルク用 ・ ドライ用の両用ながら、現状は「石灰石」をバラ積み輸送している。
- ^ 内袋設置でバルク用 ・ ドライ用と、一台二役に対応。
- ^ 上・下部に帯状通風孔付。
- ^ 返送時は折り畳んで段積み輸送が可能。
- ^ 現状では、例外で(G0)コードでの割り当てあり。
- ^ アフガニスタンにおける、ドイツ国際治安支援部隊で使用。
- ^ 旧形式区分#数字4桁中の後部2桁一覧表の2239ツイン型は、この新形式区分での R1に統一されている。
- ^ 冷凍機器が二重化されたツイン型。
- ^ 本体高さより積荷のシートが盛り上がっている事例。
- ^ 日本国内限定で、各地の「災害瓦礫」輸送用。
- ^ 両妻壁折たたみ式での登録事例。
- ^ ボンベ3段仕様。
- ^ ボンベ2段仕様ハーフ型。
- ^ DYXは、旧国名のダホメでの使用コード。
- ^ CGOは、旧国名のザイールでの使用コード。
- ^ DXXは、旧国名の西ドイツでの使用コード。
- ^ CLXは、旧国名のセイロンでの使用コード。
- ^ SLAは、現国名のスリランカでの使用コード。
- ^ EATは、旧国名のタンガニーカ地区での使用コード。
- ^ EAZは、旧国名のザンジバル地区での使用コード。
- 1 ISO 6346とは
- 2 ISO 6346の概要
- 3 関連項目
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