2代目 MC21S/11S/22S/12S型とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 2代目 MC21S/11S/22S/12S型の意味・解説 

2代目 MC21S/11S/22S/12S型(1998年 - 2003年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 00:17 UTC 版)

スズキ・ワゴンR」の記事における「2代目 MC21S/11S/22S/12S型(1998年 - 2003年)」の解説

スタイル初代キープコンセプトながら全体的に多少丸み帯びる。内装大幅な質感アップや、最小回転半径小さくする(4.6m→4.2m)など、地道な改良施した派生車OEM車部品共用化するため、ステアリングホイール4型まで)やフルホイールキャップ、エンジンヘッドカバーにスズキマーク入れられなかった。 スポーティグレードに1+2ドアモデルの「RR」と5ドアモデルの「RR-F」の2グレード設定され標準グレードは1+2ドアモデルの「Rc」、「RX」、「RX-T」、5ドアタイプの「FG」、「FX」、「FX-T」の6グレード設定。「Rc」や「FG発売当初のみ)」などのエアコンパワーウィンドウオプション仕様以外にタコメーター標準装備された。ちなみに前期型限り、「RX」と「FX」の2WD車に乾式耐熱樹脂ベルト用いたCVT仕様存在していた。GM製の燃料電池スタック搭載してスズキ初の燃料電池自動車試作されている。RRやその下位グレードほぼ全てにおいてドア数やATシフトレバーの配置選べたためかそうしたことも含めると選択肢先代上のものがあった。またグレードによってはオプションでCIBIE製フォグランプやバックランプ付きリアバンパー等の装備もあった。 先代モデル全てEPI&プラグコード/ディストリビューター仕様であったが、このモデルからディストリビューターを必要としないダイレクトイグニッション積極的に導入しFX-T搭載されF6Aエンジン以外に搭載され燃費向上図られた。FX-Tには同時期のアルトバンの直3・SOHC・6バルブ・キャブレター仕様エンジンベースしたもの搭載している。なお、F6AエンジンNA仕様(直3・SOHC12バルブEPI)は、アルトセダン系の売れ筋グレード採用されいたものとは若干外観スペック異なる。見た目FX系のK6Aエンジン酷似していたが約1年間しか販売されず、快適装備がほとんど付かないRcFG注文装備にて快適装備が付くグレード)のみに搭載されていた。主力FXには搭載されなかったため、前期型CVT車と同じく軽のエンジンとしては非常に生産量少なかった。なお、歴代モデルRR では当代のみ5速MT選択できた(ちなみに初代にもRR存在するが、あちらの正式名称は「エアロRR」であるため含まない)。 1998年10月7日 - MCワゴンR登場キャッチフレーズ標準系が「No.1大進歩。」で、RRが、先代末期同じく「GO! WAGON R!」で、CMキャラクターには初代末期から起用されていたレオナルド・ディカプリオ続投された。1型軽自動車規格改定合わせフルモデルチェンジ型式K6A車がMC21S型、F6A車がMC11S型となる。 11月12日 - 累計生産台数100万達成1999年2月4日 - 「FX-T」をベースに、2DINサイズオーディオアルミホイール電動格納式ドアミラーそれに伴いボディ同色ドアノブ装備した特別仕様車FX-Tリミテッド」を発売3月4日 - 1+2ドアタイプをベースにした福祉車両車椅子送迎車」をフルモデルチェンジリアバンパー3分割し、バンパー中央部スロープ組み込んだことで、リフトなどを使わなくてもバックドア開けてバンパー中央部からスロープ引き出すことで車いすごと乗車可能。車体後部床面専用設計にして車椅子搭載部を低床化。スロープ3段折りたたみ式とすることでスロープ角度緩やかにし、車椅子搭載部とスロープ幅を初代モデル比40mm拡大した通常の車いす加えてスズキ電動車いす「モーターチェア」も一部機種除いて積載可能である。2WD・3AT車のみの設定だが、2本のベルト利用して固定する手動固定式後部フロア内蔵した4本のフックワイヤー電動モーター利用してスイッチ操作固定する電動固定式2種類用意するほか、それぞれに車椅子用に加え高齢者向け電動車両「セニアカー」で搭乗が可能(一部機種を除く)なセニアカー用も設定した3月 - 国内累計販売台数100万達成4月21日には1,000台の限定で「RR-F」をベースに、本革シートなどの採用専用ドアトリム専用エンブレム専用アルミホイール、ホワイトパールの塗装施した特別限定車100万台記限定車」を発売6月21日 - 軽自動車初めて、燃料圧縮天然ガス (CNG) を用いた天然ガス (CNG) 自動車」を発売10月7日 - 一部改良2型へ。NA車には新たに直3・DOHC12バルブVVTエンジン搭載しF6AエンジンNA仕様(直3・SOHC12バルブEPI)が廃止されるまた、ターボ車は4速ATとなる。MT車にはクラッチスタートシステム装備された。また、グレード体系整理され、1+2ドアタイプの「Rc」と「RX-T」、5ドアタイプの「FX-T5速MT車)」を廃止、また1+2ドアタイプの「RX」は3速AT車のみ、「RR」はコラム4速AT車のみとなる。「Rc」が廃止されたため、エアコンパワーステアリング全車標準装備となったハザードスイッチコラム上からセンターパネルへ移動したRRフォグランプをマルチリフレクター化、RRアルミホイール14インチ化。RRコラムシフト車もシートRR専用デザイン化(ドーナツ)。 11月4日 - 福祉車両車椅子送迎車」を一部改良電動固定式タイプに、同年3月発売された「セニアカー」の4輪仕様車ET-4Aが搭乗できる「セニアカー四輪)」を追加設定したほか、すべての仕様内装色とシート内装の変更行った12月8日 - 「RR-F」をベースオーディオ仕様見直した特別仕様車「RR-FSリミテッド」、5ドアFX」をベースにメッキパーツを装備した外装と、上質な内装とした特装車スペシャル」を発売RRシリーズK6Aエンジンのみの設定であったが、「RR-FSリミテッド」ではF6Aエンジン換装された。なお、「RR-FSリミテッド」は、SOHCエンジン最高出力60PS、7000rpmなので、「RR-F」よりは速くはなく、「FX-T」系同様に近距離重視している。 2000年1月 - インドで1100cc仕様の「ワゴンR」を発売3月 - 発売以来初の月間販売台数3台を突破4月 - 1+2ドア運転席側1ドア助手席2ドアモデル廃止され全車5ドア仕様となる。 4月19日 - 福祉車両ラインナップに「助手席リフトアップ車」を追加助手席電動昇降式のリフトアップ機構採用し車いす合わせて地表から座面までの高さを調整可能(470mm〜644mm)。リモコンスイッチは助手席側のBピラー内側セットしてあり、車体取付できる磁石付とした。助手席側のドア開口角度を77度に広げたほか、助手席シートには跳ね上げアームレスト胸部固定ベルト専用ステップ装備。さらに、折り畳み式車いす積載固定できるフックベルト標準装備した。 5月18日 - スズキ創立80周年記念し、「FM」をベースに、エアロパーツフル装備し、2DINサイズオーディオなどを装備した特別仕様車80周年記念FMエアロ」を発売。さらに、6月8日には「FX-Tリミテッド」をベースに、スタイリッシュな外観とMD/CD/カセットつきオーディオなどを装備した80周年記念FX-Tエアロ」を発売。この時にFX系はFM系へと名称変更7月7日 - 福祉車両ラインナップに「車椅子送迎車リアシート付」を追加。本仕様車は既存の「車椅子送迎車」と同じよう車いすごと乗車できるだけでなく、折り畳み脱着可能なリアシートセットすることで、車いす乗車しない時には通常仕様同じように4名乗車が可能である。なお、軽ライトバンエブリイの「後席リフトアップ車」が同時発売され、ワゴンR以外の車種にも福祉車両設定されたことで、スズキ製福祉車両は「ウィズシリーズ」として新たにシリーズ化された。 12月5日 - マイナーチェンジ後期型へ。キャッチフレーズは「楽しい 正しく」に変更された。型式K6A車がMC22S、F6A車がMC12Sとなる。MC系としては3型となる。フェイスデザイン、ホイールカバーが変更された。ヘッドライトデザイン変わっていないが、マルチルフレクター化された。標準グレードFMグリル上部メッキ付きブラックグリルとなる。リアデザインは変更なしだが、バックドアハンドルがボディ同色になった。この時テールランプはまだ前期同一前期型バックドア下部装着されていた横長取っ手消滅している。NA車は「優-低排出ガス車(E-LEV(☆☆))」認定を、ターボ車はF6AK6Aともに「良-低排出ガス車(G-LEV(☆))」認定それぞれ取得内装色が濃色グレーになりシート生地変更、メーターデザイン変更、リヤワイパースイッチの場所をインパネからワイパーレバーへ変更。キーレスが電波式に。AT車全車4速仕様に。「FM」に標準装備されていたタコメーターはこの時に一旦なくなる。また、グレード体系整理するとともに、「21世紀記念スペシャル FMエアロ」を設定。1+2ドア車とサンルーフ車は消滅している。ボディ補強加えて64km/hオフセット前面衝突に対応。RR系はフロントグリルバンパー、ボンネットエアスクープ(空気取入口)をそれぞれデザイン変更されバンパーには牽引フックカバーが付く。4灯式ヘッドライト装着車ロービームプロジェクター式)にメッキタイプの熱対策リング装着。クリアータイプのLEDハイマウントストップランプRR系のリヤスポイラー内蔵)、ルーフアンテナ(RR‐SリミテッドRRリミテッド装着)を採用12月20日 - 福祉車両「ウィズシリーズ」全車種を一部改良。共通でフロントデザインの刷新エンジンの変更、ATの4速仕様化を行ったほか、「車椅子送迎車」は1+2ドア車の廃止に伴い5ドア化され、「セニアカー」へはオプション固定アタッチメント装着することで対応できるようになった為、ラインナップ手動固定式手動固定式リアシート付、電動固定式3種類に整理。「助手席リフトアップ車」にはヒーテッドドアミラーと運転席シートヒーター備えた4WD車を新たに設定した4WD車は2001年1月下旬販売開始)。 2001年2月7日 - 買い得グレードFM-G」とスポーティな外観を持つ「FM-Tリミテッドエアロ」を追加5月 - 国内累計販売台数150達成5月16日 - FMベースレトロ調意匠特徴の「C2」を追加。これは先代コラム」の後継であるが、コラムシフト一般グレードにも拡大採用されたため、名称が変更された。また、RRリミテッド」には「サイドエアバッグ装着車」を設定6月5日 - 国内累計販売150達成記念しお買い得グレードFM-G」をベースに、上級仕様装備しながらベース車よりも安く抑えた特別仕様車FM-Gリミテッド」を発売FM-Gリミテッドは、4型N-1同様に上部メッキ付きボディー同色グリルとなる。6月20日には3,000限定で「RRリミテッドコラム4速AT車)」をベースに、MD/CDオーディオ、4スピーカー+スーパーウーハーウッド本革コンビステアリング、専用シート&専用ドアトリム、メッキインナードアハンドル、専用インパネ装備した特別限定車150台記念車」を発売また、この3,000台のうち150限定で、ボディーカラーに「マジョーラサファイア」を設定。マジョーラサファイアは見る角度によって色が変わる特別なカラー(マジョーラカラー)で、この塗装色を施した車両12万円高であった。 11月14日 - マイナーチェンジ4型へ。オプション設定となっていた運転席助手席SRSエアバッグ標準装備化、タコメーターが再び標準装備リアサスペンションショックアブソーバー取り付け位置がリアフェンダー内側前方からリアフェンダー内側後方変更エクステリアではデザインの変更はないが、テールランプがマルチリフレクター化されたこと、サイドウインカーレンズがクリア化されたことが特徴(4灯式ヘッドライト装着車であるFMエアロFTエアロRR系のみサイドウインカーはオレンジのまま)。F6AのMC12S、CVTフロアATが消滅AT車全てコラム4速ATとなる。グレード体系整理され標準グレードお買い得グレードの「N-1」、レトロ調デザインの「C2」、エアロパーツ装備したFMエアロ」、新開発DOHC Mターボエンジン搭載したFTエアロ」の4グレードRR系はRRリミテッド、RR-Sリミテッド及び、RR系の5MT消滅しATの「RR」とディスチャージヘッドランプなどを装備した「RR-SWT」の2グレードとなったN-1FM後継となるモデルで、グリルFMと同じ形状ボディ同色となる(FM系リミテッドと同じ)。ノーマルグレードは全車ボディ同色グリルとなる。F6Aターボエンジンを積む「FM-T」が販売終了となり、Mターボ出たためエンジン全車K6ADIとなった長年スズキ車に採用され続けていた透明のオーディオハーネスがホンダと同じブースター/オートアンテナ対応の青色ハーネス変更される。4灯式HIDヘッドライト装着車には艶消しブラックタイプの熱対策リング装着される2002年2月5日 - ヤングファミリー向けに「ミキハウス」とタイアップした特別限定車「ミキハウスバージョン」を発売。(限定3,000台) 2月12日 - 「助手席回転シート車」を発売(本仕様車は同日MRワゴンコンパクトカーエリオにも設定された)(ベルアートによる受注生産)。助手席90回転するほか、助手席下部折り畳み式フットレスト備え、アシストグリップも設定したメーカーオプションとして車椅子荷室積載できる車椅子収納装置電動クレーン)を設定しており、このオプション装着した場合消費税非課税となる。 9月3日 - マイナーチェンジ5型へ。全車リアシートスライド機構追加フロア変更によるリアサスペンション変更に伴い、足周りが後のMH21S前期と共通となった。また「N-1」をベースに、DOHC Mターボエンジン搭載したN-1ターボ」を追加。なお、これにより「C2」は廃止。ステアリングデザインが変更され、ホーンボタン中央スズキマーク印刷されるようになったMC型ステアリングエンブレムデザインされるのは発売4年目にして初めて)。N-1のグリルデザインが変更メッキ部分消滅スチールホイール装着車用の樹脂製フルホイールカバーのデザイン変更されるスズキマーク入らず)。ボンネットスズキマークがより立体的横長のものに変更断面台形から、▲型になっている)。エンプティランプ(燃料残量警告灯追加シート変更オーディオ上・エアコン下にインパネデザイン変更内外循環切り替えマニュアルエアコンでも電気式変更10月8日 - 福祉車両「ウィズシリーズ」の「助手席リフトアップ車」と「助手席回転シート車」を一部改良標準車同様にリアシートスライド機構追加し、ステアリングホイール・メーターパネル・インストルメントパネルのデザイン変更し、AM/FMラジオCDプレーヤー標準装備また、助手席回転シート車」にメーカーオプション設定されている車椅子収納装置電動クレーン)を「助手席リフトアップ車」にもメーカーオプション設定した2003年1月14日 - 軽自動車販売台数30年連続No.1達成記念しディスチャージヘッドランプやスマートキーレスシステムなどを装備した特別仕様車RR バージョンV」を発売特別仕様車などに搭載されることが多かった2DINオーディオのMD/CD/カセット廃止された。 2月20日 - 福祉車両「ウィズシリーズ」の「車椅子送迎車」を一部改良。AM/FMラジオCDチューナー電動格納式リモコンドアミラー、リヤワイパー&ウォッシャースモークガラスリヤドアクォーターバックドア)などの快適装備新たに装備したうえで、手動固定式リアシート付で5万円、電動固定式10万値下げまた、リアサイドトレーを新たに設定しトランスミッションコラムシフト式4ATに変更した。さらに、リアシート付を電動固定式にも設定するとともに手動固定式リアシート付のみの設定集約した4月10日 - マイナーチェンジで6型へ。5型外見上の差異は無い。MC系の最終モデルである。シート変更、前席ドア把手RR系のドーナツヘッドレスト防眩ルームミラー消滅運転席助手席SRSエアバッグパワーステアリング、パワードアロック、キーレスエントリーシステムなど充実装備内容ながら83万円からの価格設定とした「B」を発売同年5月には「B」から装備内容の一部簡素化したことで75万円からの価格設定とした「A」を追加RRはベースグレードが消滅しRR-SWTのみの販売へ。 8月 - 生産終了在庫応分のみの販売となる。 9月 - 3代目入れ替わる形で販売終了。 1+2ドア1998年10月 - 2000年4月3型FMエアロ2000年12月 - 2001年11月3型FMエアロ2000年12月 - 2001年11月リア 後期型5、6N‐1) 主に特別仕様車装備されていたMD/CD/カセットオーディオ FCV燃料電池車RR前期型フロント RRリミテッド リア3型3型C2写真C2専用色のバニラベージュ 3型C2 リア

※この「2代目 MC21S/11S/22S/12S型(1998年 - 2003年)」の解説は、「スズキ・ワゴンR」の解説の一部です。
「2代目 MC21S/11S/22S/12S型(1998年 - 2003年)」を含む「スズキ・ワゴンR」の記事については、「スズキ・ワゴンR」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「2代目 MC21S/11S/22S/12S型」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「2代目 MC21S/11S/22S/12S型」の関連用語

2代目 MC21S/11S/22S/12S型のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



2代目 MC21S/11S/22S/12S型のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのスズキ・ワゴンR (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS