2代目 Mk3(2000-2007年)
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「フォード・モンデオ」の記事における「2代目 Mk3(2000-2007年)」の解説
2000年のパリサロンで欧州デビューし、翌2001年5月に日本で発売された。ジャガー・Xタイプとは姉妹車の関係にある。フォード・フォーカスで培われた操縦性、安全性、そして人間工学面でのノウハウが反映されていた。デザインもフォーカスに通じるエッジの効いたものを採用しており、スコーピオンが消滅したことに伴う車格のアップとともにヨーロッパ・フォードの最上級モデルとなっている。サイズアップが図られたことにより、先代で問題点の1つとされていた後席の居住性が大きく改善され、全体的な品質も大きく向上している。2005年にマイナーチェンジを実施し、バンパーやグリル、テールレンズなどが小変更されている。 ヨーロッパを中心に多くの自動車ジャーナリズムの賞を獲得したが、2001年度のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーではアルファロメオ・147に1点差で次点に終わった。 イギリス仕様のCMではトムとジェリー テイルズのキャラを使用。 日本へは2001年4月より販売が開始された。先代同様ハッチバックは導入されていない。2.5リッターV6エンジンは先代と違い2,494ccであるため、日本市場における自動車税額での競争力の不利が取り除かれた。2005年3月31日にはV6DOHC3リッターエンジンと6速MTを搭載したスポーツモデル・モンデオST220が20台限定で発売され、2006年6月1日にはカタログモデルとなった。ST220は最終的には53台のみ国内登録された。この3代目は欧州に加え中国重慶、台湾、ベトナムと生産拠点が増えた。 尚、台湾仕様は「メトロスター」の名で販売されたが、フロント部分が大幅に変更され、高級感が増している。
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