2代目 N30/N40系(1991年-1997年)
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「三菱・シャリオ」の記事における「2代目 N30/N40系(1991年-1997年)」の解説
2代目は1991年5月23日に発売された。 駆動方式はFF・ビスカスカップリング式フルタイム4WDとなっている。先行して発売された、初代RVRとはシャーシや主だったコンポーネンツを共有している姉妹車でもある。トランスミッションは5速MTとフロア4速AT(2.4 Lガソリンはフロア4速ATのみ)が用意され、副変速機は廃止された。1994年9月には大幅なマイナーチェンジが施されフォグランプがフロントバンパーに内蔵されるなど外装に変更を施した後期モデルに移行している。 さらには1995年5月、4G63インタークーラーターボ(5速MT・230PS/4速AT・220PS)+4WDを搭載したリゾートランナーGTが追加された。本車は当時「世界最速の7人乗り」や「シャリオエボリューション」とも言われるほどであり、また1987年まで初代シャリオに存在していた1.8MRターボ以来のミニバンのターボ車でもあった。 2代目は多彩なシートアレンジとルーフバリエーションが特徴であり、シートはアレンジ次第で12通りの組み合わせが楽しめ、ルーフは通常のものに加え「クリスタルライトルーフ仕様」(ハイルーフな上、前席頭上にチルトアップガラスルーフ、2列目頭上にスライドガラスルーフ、3列目頭上にはめ込みガラス)や、「リゾートランナーシリーズ」(ハイルーフ+前席頭上にチルトアップガラスルーフ)、特装車として車椅子仕様車 [シャリオ(車椅子仕様) E-N33W(改)](1994年にグッドデザイン賞を受賞)が存在していた。 また、特別仕様車として「ロスアンデス」(冬季特別仕様)や「ロード」(初代RVRスポーツギア用のオーバーフェンダー、背面タイヤ、リアバンパーを追加した3ナンバー仕様)、さらにモデル末期には「タウンクルーザー」(MXをベースにエアロパーツを装備)なども存在していた。
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