2代目 MA15S型(2010年-2015年)
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「スズキ・ソリオ」の記事における「2代目 MA15S型(2010年-2015年)」の解説
2代目では、新たに開発したプラットフォームを採用し、完全にワゴンRから独立した。それにより、併せて室内長を2,100mm、室内高を1,345mmにそれぞれ拡大させ、コンパクトハイトワゴンとしては最大級の室内空間を実現。先代では前席左右でのみ可能だったウォークスルーも前後席間の移動ができるセンターウォークスルーとなり、後席のフラットフロア形状も相まって、後席のスライドドアから乗り込んで直接運転席に着座することが可能となった。エンジンは3代目スイフトと同じ吸排気VVTを備えるK12B型エンジン、トランスミッションは副変速機構付CVTをそれぞれ採用したことで走行性能・燃費を向上し、全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」と「平成22年度燃費基準+25%」を同時に達成。初採用となった後席両側スライドドアには、挟み込み防止機構付のパワースライドドア(「G」「X」は後席左側(助手席側)のみ、「S」は両側)とスライドドアクローザーを備えているほか、ワンタッチダブルフォールディングリアシート、左右独立リアシートスライド、キーレスプッシュスタートシステム、イモビライザーを標準装備し、4.3インチ液晶バックモニター付きCDプレーヤーをメーカーオプション設定(本装備を装着した場合、iPodやUSBメモリなどを接続して音楽を再生できるUSBソケットやステアリングオーディオスイッチも装備される)。エクステリアはフロントにスケルトングリルを配置し、リアは横基調デザインのコンビネーションランプとバックドアガーニッシュを採用。スポーティー感を演出するアンダースポイラーも装備された。ボディカラーは3色の新色(グレースブルーパールメタリック、メロウブロンズパールメタリック、アーバンブラウンパールメタリック)を含む全6色を設定した。グレード体系は販売開始当初、装備を充実した「X」とディスチャージヘッドランプ(オートライト機能付、「X」にもメーカーオプションで装備可能)、フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ、LEDサイドターンランプ付ドアミラーなどを装備し、SRSカーテンエアバッグとヒルホールドコントロール付ESPのセットオプションも選べる上級グレードの「S」の2グレードが用意される。なお、三菱自動車工業へOEM供給することも合わせて発表された。CMには男性アイドルグループのKAT-TUNが起用された。
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