2代目 NHW20とは? わかりやすく解説

2代目 NHW20(2003年 - 2011年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:31 UTC 版)

トヨタ・プリウス」の記事における「2代目 NHW20(2003年 - 2011年)」の解説

先代4ドアセダンからワンモーションスタイルの5ドアファストバック(ハッチバック)へと、ボディ形状大きく変更されるちなみに自動車同一モデルフルモデルチェンジボディ形状一気変化するケース少ない)。また2代目からは日本国外での市場考慮してやや大型化され、ホイールベースも2,700mmとなり、車格初代小型乗用車からプレミオ/アリオン(旧コロナ/カリーナ)と同じミドルクラスとなった車幅が1,725mmと拡大されたため、日本市場では3ナンバー登録となる。ホイールハブのスタッドボルト数は、初代の4本から5本に変更された(PCD100のまま)。目標月間販売台数は3,000台。これは、先代直近の販売実績の3倍であった給油口右側から左側変更され、CピラーDピラー間に窓が追加された(後部座席扉は一枚となった)。 2代目から、トヨタハイブリッド乗用車ダイハツ工業へのOEM車種も含む)にて「HYBRID SYNERGY DRIVE」(ハイブリッド・シナジー・ドライブ)のブランド展開開始当代が初の車種となり、車名エンブレムの下にそのエンブレム装着された。 2代目搭載されているユニットTHS-IIToyota Hybrid System II)と呼称されるTHS発展型で、エンジン先代同じく1NZ-FXE型を搭載するが最高回転数を5000rpmまで増加新型モーター3CM)の出力従来型の33kWから50kWへと向上させるなどパワーアップ図りながら、10・15モード燃費はさらに向上して35.5km/Lとなり、4人乗り上の市販ハイブリッドカーとしては当時世界最高の省燃費達成した電池には引き続きニッケル・水素充電池採用する。 なお、トヨタハイブリッドシステムこの他にもクラウン(JZS170系セダンほか)などに搭載されていた簡易ハイブリッドユニットである「THS-M」(Mild)、エスティマアルファード搭載された、E-Four電気式四輪駆動システム)を搭載した「THS-C」(CVT) 、クルーガーハイブリッドやハリアーハイブリッド搭載された、「THS-C」にも採用されているE-Four搭載し本車搭載されているTHS-Ⅱ改良したハイパワー THS Ⅱ」などのバリエーションがある。またパナソニックEVエナジー(現 プライムアースEVエナジー)のニッケル水素電池小型トラック日野・デュトロ)や大型路線バス日野ブルーリボンシティ)のハイブリッド車にも採用されている。後述の#ハイブリッドシステム特性参照。 後の3代目モデルプリウスαプリウス+)、アクアプリウスC)にも継承された「トライアングル・シルエット」と呼ばれる三角形の「おむすび形」のスタイリング特徴的で、2003年度にはグッドデザイン大賞受賞した。 その他、2代目モデルでは、モーターのみの走行選択可能なEVモード」、後方カメラ映像上で所を指定するだけで駐車時のハンドル操作自動化できるインテリジェントパーキングアシスト」(世界初搭載)、横滑り防止機構電動パワーステアリング統合制御する「S-VSC」(世界初搭載)、アイドリングストップ中もバッテリー電源として動作可能な電動インバーターエアコン車載用として世界初搭載)、キーポケット入れたままドアノブ手を掛けるだけでロック解除そのままブレーキペダル踏みながらパワースイッチを押すだけでハイブリッドシステム始動するスマートエントリー」、イモビライザーなどの最新技術投入された。特に電動インバーターエアコンは、その後トヨタハイブリッド乗用車主要装備となる。

※この「2代目 NHW20(2003年 - 2011年)」の解説は、「トヨタ・プリウス」の解説の一部です。
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