素晴らしき青空の会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:50 UTC 版)
「仮面ライダーキバ」の記事における「素晴らしき青空の会」の解説
ファンガイアを殲滅するために結成された民間による対ファンガイア対抗組織。嶋護が会長を務める。具体的な規模や会員の数は不明だが、警察や各企業に太いパイプラインを持ち、会員が犯罪を犯した際でも揉み消し得る権力を有する。 ファンガイアとの直接的な戦闘を行なう「戦士」を訓練する他、戦士の武器や兵器の開発、諜報やファンガイアの研究なども行なっている。 略称としては、「青空の会」などが使われている。特定の活動拠点はないらしく、嶋を中心とするメンバーが主に集う場所は、後述のカフェ・マル・ダムールや嶋が所有していると思われるスポーツジムである。会の運営は嶋財団の資産の他、複数の支援者による多額の寄付金で賄われている。 主な開発装備 イクサシステム 仮面ライダーキバの登場仮面ライダー#仮面ライダーイクサ参照 ファンガイアスレイヤー 過去編で使用された、イクサシテムよりも前に開発された対ファンガイア用の携行暗器で、青空の会の正式会員の証にもなる。二分割させることもできる2つのパーツを組み合わせ「S」ボタンで近距離戦闘用・剣型のソードスタイル・「W」ボタンで中距離戦闘用・ムチ状のウィップスタイル・刃を収納してパーツを組み変えることで投擲用のブーメランスタイルの3形態に変形する。鋼鉄製の刃はファンガイアにもダメージを与えることができるほど研ぎ澄まされてはいるが威力不足であるため、何度か折れたこともあった。 主にゆりがファンガイアとの戦いで常用していたが、音也や次狼も使用したことがある。また、現代編で恵と嶋も使用した。 ファンガイアバスター 現代編で使用されている、対ファンガイア用の携行暗器。普段は銃口から高所の昇降用に利用される強力な牽引力と鞭のような打撃力を持つフックを射出するフッキングウィップスタイルで携行するが、銃身下部に弾倉を装填し、銃口両脇の羽根状のパーツを展開することで、銀の小型の矢を発射する中距離戦闘用のボウガンスタイルとなる。 主に恵が常用しているが、青空の会の臨時会員となった渡や健吾も、カラーリングが異なるものを使用している。 対ファンガイア用ライフル 嶋がキバ打倒に有効と判断して投入した試作段階の銃器。 名護と恵が使用した際には、狙撃失敗となったが、後に健吾がビショップを牽制するために使用した際や、嶋が再生ファンガイアに銃撃した際には、それぞれ効果を発揮している。 関連施設・関連組織 嶋財団 嶋護が会長を務める財団。公開されていない組織である素晴らしき青空の会に所属する研究施設などは、表向き、この財団に属していることになっている。 人間工学研究所 嶋財団(素晴らしき青空の会)の一研究所。麻生ゆりの母、麻生茜も所属し、25年前からイクサシステムの開発を行なっていた。ゆりが学生だった1984年、ルークによって研究員全員が抹殺されている。 進化生物研究所 元・青空の会の研究者であった神田博士が設立した研究所。外部装置ではなく、生物自体に特別な力を移植することで生物を強化する神田博士の考えの下、人間やファンガイアに他のファンガイアの力を融合させる研究を行なっていた。 神田博士が殺されたことで、その研究成果はD&Pに引き継がれた。
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