仮面ライダーキバの専用ビークルとは? わかりやすく解説

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仮面ライダーキバの専用ビークル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:56 UTC 版)

仮面ライダーキバの登場仮面ライダー」の記事における「仮面ライダーキバの専用ビークル」の解説

素晴らしき青空の会開発した、対ファンガイア迎撃戦システムで、「イクサシステム」とも呼ばれるイクサの名は「Intercept X Attacker未知なる脅威対す迎撃戦システム)」の略称である。 軍事目的開発されパワードスーツ設計思想元に、ゆりの母親であるたちが所属する人間工学研究所で対ファンガイア討伐用に回収再設計し、開発した。嶋や素晴らしき青空の会多岐に渡るコネクション莫大な資産完成まで投入され1986年ロールアウトするものの、内部のソフトやメカ10回に渡ってバージョンアップ経て、「Ver.X」の現在に至る。 変身者は主に青空の会メンバー務め1986年では紅音也が装着することが多かった2008年では名護啓介が主に使用している。その他の劇中イクサ変身した人物は次麻生ゆり麻生恵、襟立健吾ルーク、糸矢僚である。 変身に際しては、まずイクサベルトを腰に巻き、イクサナックルのマルチエレクトロターミナルを掌に押し当てるその後イクサナックルをイクサベルトに差し込むと、「フィストオン」という電子音とともにスーツ出現し、それを装着することで変身完了となる。なお、健吾だけはイクサナックルを靴に当てる異色動作変身していた。 全身の白い装甲イクサアーマーはダイヤモンド匹敵する硬度8.522の超合金イクサプラチナで造られている。インナーのブラックアーマースーツは最強合成繊維といわれる強化繊維カーボテックリネン製である。胸部の動力ユニットソルミラーは、内部にある次世代型電力駆動エンジンイクサエンジンで蓄積した電力数百倍に高める。両肩設けられ黄色のランプソルフラッシャーが放つ光は300カンデラにおよび、光に弱いとされるファンガイアに対して強力な武器となる。各所配置されている、円が3つ組み合わさった三角形パーツはデルタアースと呼ばれ過剰な電流空中放電し負担軽減する機能がある。 音也変身ポーズは、仮面ライダー1号イメージしたものとなっている。 『仮面ライダーキバ』1号ライダーキバ」がファンタジック生物的なデザインであったため、2号ライダー人間科学力作り上げた存在決まりキバ「闇」対する「光」となるような、白い聖職者イメージ求められた。ただし科学といっても、当初は「中世からモンスター退治してきた錬金術師的なヴァンパイアハンター」という構想に基づきレトロな技術用いオカルティック戦士考えられていた。そのため初期デザインでは呪い髑髏モチーフ盛り込まれていたのだが、子供たち怖がらないように恐ろしげ意匠ひとつひとつ排除していった結果オカルト要素は何ひとつ残らなくなってしまった。唯一初期から継承されたのは、キバコウモリの翼相対する羽根」のモチーフである。 吸血鬼との対決を描くことから十字架というモチーフとなったが、宗教色出せないため、十字架ではあるが十字架には見えないものであり、ライダーっぽさとして変形要素が採り入れられた。当初は黒いプロトタイプにする案もあったが、クロスシールドの開閉によって違い表現し22年の時を経て初め未完成だったマスクが開くという進化感を演出するものとなったが、登場順が逆となり、現代編初登場となってしまった。 また、『仮面ライダーカブト』の「下からせり上がってくる角」や『仮面ライダー電王』の「顔の上レール移動する仮面」と、従来作で顔面関連するギミック続いたことから、本作品でもライダーマスク仕掛けを施すことになったのだが、キバマスク変形要素はないため、その役割2号ライダー回ってきた。キバウエイクアップ右脚を開くように、2号ライダーイクサ」は顔面シャッター開閉して2つのモード移行するようになったのである胸部のソルミラーは、「ヴァンパイアは鏡に映らない」という伝承にちなんデザインされた。また全身のデルタアースは、もともと紫外線照射するライトイメージだった。なおデザイン時の色の塗り間違いで、白を基本とするはずの指のうち人差し指中指だけが黒くなっているが、「引き金を引かねばならない穢れた指」という意味を込めてそのまま採用された。 モード セーブモード 仮面ライダーイクサの第1形態頭部精密機器保護するクロスシールドは閉じており、顔面覆っている。稼動に際して消費する電力バーストモード時の60%であり、エネルギー急激な流入によるスーツ自壊を防ぐ。 主にイクサシステム稼動開始した1986年において活動しており、「プロトイクサ」とも呼ばれた最初期バージョン不完全なシステムであったため装着者の肉体著し負担をかける欠点があり、屈強なウルフェン族の次ですら入院してしまうほどだった。しかし麻生ゆりはこの欠点逆手取り、わざとルークイクサを奪わせることで、変身に伴う大ダメージ与えることに成功したバーストモード 仮面ライダーイクサの第2形態1986年から10回のアップデート重ねることで、2008年使用可能となったイクサ開発思想を完全に実現した形態であり、セーブモード時よりも高い戦闘能力発揮するが、エネルギー消費大きく装着者や内部コンピュータへの負担ゼロにできておらず、30分以上の連続使用は命の危険を伴う。 変身に際しては、いったんセーブモード状態のスーツ装着する。それからクロスシールドを開放して赤い複眼ハンティング・グラスを露出させ、最後に赤いオーラ放って変身完了となる。なお2008年時点では任意のタイミングモード切り替えられるようになっているが、いずれの変身者スーツ装着する即座にバーストモードとなることが多かったツール イクサナックル 仮面ライダーイクサへの変身用いられるジェネレーター発動キー。マルチエレクトロターミナルに触れた対象イクサシステム適合するか否か解析し適合判断した場合スーツ装着させる。 装着者の体調スーツの状態を常に把握しており、戦闘時アドバイスを行う非人間サポートロボットでもある。 さらに近接格闘用の電磁ナックルウエポンとしても使用可能であり、特に1986年においてはイクサ唯一の武器であった情報解析用のカメラアナライズアイからは衝撃波放つことができ、変身前に使用された。 1986年から2008年に至るまでバージョンアップ繰り返されており、外見こそ当初から変化がないものの、中身はまったくの別物になっている内部スペック以下の通り1986年仕様2008年仕様バージョンXバージョンXI内蔵HDD 50GB 20TB 非公開 内蔵メモリ 10MB 80GB OS IXA-OS-PLT-01 IXA-OS-10.2 マザーボード IXAS-00086 IXA-080127 CPU 80 MHz/HI-BRAIN-X 7 GHz/MACH-BRAIN-RX-IV DUAL 仮面ライダーキバキック強く打ち出したキャラクターだったため、イクサパンチ着目することになり、ナックル系武器使用することは当初から決まっていた。両手2つナックル装備する案もあったのだが、それではフエッスル持てなくなってしまうため、ナックルは1個に絞られた。 また構想段階では、ナックル人工知能搭載してしゃべるようにすることが検討されていたが、生きているキバットのキャラクター性にはとても勝ていために廃案となり、実際劇中では武器として側面強調されている。 イクサナックルが発する電子音声は合成ではなく声優の声を機械音のように加工した物である。劇中では1986年2008年若干音声異なり1986年版のほうが音が低めになっているが、玩具では再現されていないイクサフエッスル イクサベルトの両サイドには、仮面ライダーキバ同様に各種フエッスル装備されている。これらはキバの力を嶋が分析してイクサ転用したものであるなかでも3つのフェイクフエッスルは、キバが持つオリジナルフエッスル模倣した物であり、本物同様の周波数を出す。ナックルフエッスル 右腰にある、ブロウクン・ファングを発動するための銀色フエッスル1986年装備されていたのは、このフエッスルのみである。造形羽根飾りモチーフカリバーフエッスル 右腰にある、イクサ・ジャッジメント発動するための金色フエッスル先端造形はイクサナックルの顔のように見え部分側面ビスモチーフである。 パワードフエッスル 右腰にある、パワードイクサーを召喚するための白いフエッスル側面造形ギア噛み合わせモチーフである。 ガルルフェイクフエッスル 左腰にある、ガルルセイバーを召喚するための青いフエッスル劇中ではキバ召喚したガルルセイバーを奪い取るのに使われた。 バッシャーフェイクフエッスル 左腰にある、バッシャーマグナムを召喚するための緑のフエッスルドッガフェイクフエッスル 左腰にある、ドッガハンマーを召喚するための紫のフエッスルイクサカリバー イクサ専用万能武器。2形態変化することで遠距離から近距離までの戦闘対応できる汎用性の高さが特徴で、仮面ライダーライジングイクサ強化変身した後も、新たに追加されたイクサライザーと併用された。ガンモード 銃形態ファンガイアが苦手とする純銀物質含んだエネルギー弾シルバーバレットを、秒間30連射できる。 グリップ下に伸びるエネルギーマガジンには、ひとつにつきシルバーバレット120発を生成できるエネルギーバレットを、最大20ブロックまで装填できる。1ブロック分のエネルギー撃ち終えると、エネルギーは下のバレットから上のバレットへと自動転移装填される。ただしすべてのエネルギー撃ち尽くしてしまうと、20ブロックまとめて全部交換しなくてはならないカリバーモード形態グリップ内に収納されたエネルギーバレットから、鍔元エナジーコア流動エネルギー取り込んで増幅し刀身を走るエナジーラインに沿って先端まで送り込む持ち手に近い銀の刃ミラーブレードは、秒間3回の高速振動起こして切れ味鋭くする。切っ先の赤い長剣ブラッディエッジは特殊金属ブラッディメタル製で、ファンガイア表皮化学反応起こして溶解させると同時にエネルギー吸収して弱らせる必殺技 ブロウクン・ファング イクサベルトにナックルフエッスル読み込むことで、イクサナックルに瞬間電圧5億ボルトエネルギー一点集中させ、相手殴って粉砕するイクサ・ジャッジメント イクサベルトにカリバーフエッスル読み込むことで、イクサカリバー カリバーモード剣先に光のエネルギー集中させて敵を一刀両断にする。 発動時には胸のソルミラーに太陽の紋章浮かびあがり、弱いファンガイアならばその光だけで灰に変えてしまうという。

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