仮面ライダーライジングイクサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:56 UTC 版)
「仮面ライダーキバの登場仮面ライダー」の記事における「仮面ライダーライジングイクサ」の解説
仮面ライダーイクサの強化完全形態。構想自体はイクサの開発当初からあったが、2008年のスーツの全面改修に伴い「IXA-OS-11.0-RISING」が組み込まれたことで変身可能となった。劇中での変身者は、名護啓介と襟立健吾の2名。 仮面ライダーイクサ バーストモードの状態で、イクサメットの口部から取り外したイクサライザーのキーを「1→9→3」の順に押し、「ライジング」の電子音声に続けて通話ボタンを押すと、胸部のソルミラーが展開。さらに各部の装甲が弾け飛び、イクサメットが変形して変身が完了する。ただし第40話での名護は「イクサ爆現」とつぶやきつつイクサナックルをセットしてバーストモードに変身した後、イクサライザーの操作を省いてライジングイクサになっている。また第48話では、バーストモードを経ずに直接ライジングイクサとなった。 バーストモードでは抑制されていたイクサエンジンの出力が全開となったことで、格闘能力が向上したほかに防御力も30%高くなっている。またイクサナックルの改修により、活動時間の制限はなくなった。 インナースーツはカーボテックリネンに熱反射素材プラチナムラバーをコーティングした白いプラチナアーマースーツに変化。各部の装甲は、イクサプラチナに超硬物質ガーディアンコバルトをコーティングしたライジングアーマーへと強化されている。なお、ガーディアンコバルトは本来無色であるが、電気信号によって青く変色している。胸部にはイクサエンジンの中枢部である赤いコロナコアが露出しており、その周辺の装甲はオープンアーマーと呼ばれ、放熱のために開放されている。額から伸びる角ライジングホーンはバリアフィールドを展開して頭部を保護する機能がある。 仮面ライダーイクサは、強化形態でよく使われる白・金・青といった色を最初から用いているため、それを上回るという設定のライジングイクサは過剰なまでのディテールを盛り込んだデザインとなった。 ツール イクサライザー 仮面ライダーライジングイクサへ強化変身するための携帯電話型ツールであり、普段は折りたたんだ状態でイクサメットの口部に装着されている。 グリップ部にライザーフエッスルを差し込むことで、セーフティーロックが外れてガンモードとなる。付属するマスカーパックには光弾3500発分のエネルギーが蓄積されており、引き金アナログトリガーの操作加減によって光弾の出力を調整しながら射撃を行う。 銃身には各種機能を発動させるための「ブラストコマンド」入力用キーが並んだコーリングコンソールがあり、「0→トリガーPULL」で火炎を放射するコロナフレイムモード、「2→トリガーPULL」で氷結ガスを噴射するライズブリザードモード、「4→トリガーPULL」でレーザーネットモードとなるが、いずれも劇中未使用。 また「5678→トリガーPULL」のブラストコマンドではスカウターモードが発動し、銃身が左に90度折れ曲がってスカウティングディスプレイに敵の情報が表示されるようになるが、こちらも劇中未使用である。イクサはメカニックライダーであるため、強化アイテムが魔法のように出現するのではなく、もともと付属していた物で構成されることが求められた。当初は角部分がはずれて武器になることが考えられていたが、口元にパーフェクターを取り付けて変身する『仮面ライダーX』の逆で、口の部分が取れて携帯電話に変わるという案に決着した。 必殺技 イクサ・ジャッジメント バーストモードから引き続き使用される必殺技。イクサカリバーにエネルギーを集約して敵を切り裂く。 ファイナルライジングブラスト イクサライザーのグリップから取り外したライザーフエッスルをフエッスルリーダーに読み込ませることで発動する。 イクサエンジンが生成したエネルギーをイクサライザーへと集中させ、強力なエネルギー弾を発射する。その威力は通常の光弾の約10倍に達するが、それだけにエネルギー消費も激しく、イクサライザーのマスカーパックがフル充填されていても3発撃つのが限界である。
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