瀬田唐橋とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 瀬田唐橋の意味・解説 

せた‐の‐からはし【瀬田の唐橋】


瀬田唐橋

読み方せたのからはし

勢多橋とも書く。古く壬申の乱672年)に、激戦地として登場する東国から京都へ入るときの瀬田川架かる唯一のとして交通の要所とされ、戦争の際には常に軍事目標とされたため、何度も焼失憂き目をみた。またその美しい姿は、日本三大として知られてもいる。

交通アクセス

京阪電車石坂線唐橋前駅下車東へ徒歩5分

瀬田唐橋


瀬田の唐橋

(瀬田唐橋 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 20:48 UTC 版)

瀬田の唐橋(せたのからはし、瀬田唐橋〈せたからはし〉[1])は、滋賀県大津市瀬田-唐橋町の瀬田川に架かる橋である[2]。全長223.7メートル[3](大橋約172 m、小橋約52 m[2])で、滋賀県道2号大津能登川長浜線がこの橋を渡る。2015年時点での調査では平日1日あたり1万1955台の交通量がある[4]


  1. ^ 大津歴史舞台 - 瀬田”. びわ湖大津観光協会. 2018年4月26日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 滋賀県歴史散歩編集委員会 編『滋賀県の歴史散歩 上 - 大津・湖南・甲賀』山川出版社〈歴史散歩25〉、2008年、89-91頁。ISBN 978-4-634-24625-6 
  3. ^ 日本橋梁建設協会監修 編『日本の名橋 完全名鑑』廣済堂出版〈廣済堂ベストムック217号〉、2013年、92-93頁。ISBN 978-4-331-80222-9 
  4. ^ a b c 山田由睦 (2020年3月10日). “滋賀)瀬田唐橋付近の道路拡張、大幅遅れか 入札不調で”. 朝日新聞. https://digital.asahi.com/articles/ASN397791N36PTJB011.html?_requesturl=articles%2FASN397791N36PTJB011.html&pn=4 2020年4月7日閲覧。 
  5. ^ 滋賀県内務部土木課編『瀬田橋ノ沿革』p. 1
  6. ^ a b c d e f g h i j k 「日本の道100選」研究会 2002, pp. 124–125.
  7. ^ a b 田中俊明「瀬田の唐橋」、『大学的滋賀ガイド』 (2011) 104-106頁
  8. ^ a b 近江八景に映る建造の美 - 瀬田の夕照”. 近江建物探訪. びわこビジターズビューロー. 2018年5月13日閲覧。
  9. ^ 「日本の道100選」研究会 2002, p. 10.
  10. ^ a b 琵琶湖ハンドブック編集委員会 2007, p. 108.
  11. ^ 朝鮮総督府中枢院調査課編 編『朝鮮の國名に因める名詞考』(復刻版)第一書房。ISBN 978-4804207193 
  12. ^ 定森秀夫「地名に見られる渡来系要素」、『大学的滋賀ガイド』 (2011) 90-91頁
  13. ^ 河村恊 1962, p. 145.
  14. ^ “大津・瀬田唐橋 異なる工法で4回架け替え、遺構調査で判明”. 毎日新聞. (1990年11月21日). 1990-11-21 
  15. ^ 五十畑弘『日本の橋 - その物語・意匠・技術』ミネルヴァ書房、2016年、17-22頁。ISBN 978-4-623-07890-5 
  16. ^ 兼康保明「近江の交通・陸路と水路」、『旅の古代史』 (1999) 77-78・87-89頁
  17. ^ a b c “川底から奈良時代の瀬田橋遺構が出土”. 毎日新聞. (1988年7月14日). 1988-07-14 
  18. ^ 小笠原『勢多唐橋』 (1990)
  19. ^ 兼康保明「近江の交通・陸路と水路」、『旅の古代史』 (1999) 87-89頁
  20. ^ a b 村瀬佐太美『日本の木の橋・石の橋 - 歴史を語るふるさとの橋』山海堂、1999年、50-53頁。ISBN 4-381-01229-1 
  21. ^ a b c d e f g 「勢多唐橋関係資料篇」、『勢多唐橋』 (1990) 282-318頁
  22. ^ 小笠原好彦「架船・浮橋・渡船」、倉田実、久保田孝夫編 編『王朝文学と交通』竹林舎〈平安文学と隣接諸学 7〉、2009年。ISBN 978-4-902084-87-0 
  23. ^ 安田政彦『災害復興の日本史』p16 吉川弘文館 2013年2月1日発行 全国書誌番号:22196456
  24. ^ a b c d 川田忠樹『橋と日本文化』大巧社〈日本を知る〉、1999年、124-141頁。ISBN 4-924899-36-4 
  25. ^ 武部健一 2015, p. 102.
  26. ^ a b c 河村恊 1962, p. 146.
  27. ^ 2010.6.22 第1回滋賀県瀬田唐橋 景観検討委員会 資料3
  28. ^ 「瀬田橋遊園地が完成」『京都日出新聞』1925年8月8日滋賀付録(大正ニュース事典編纂委員会『大正ニュース事典第7巻 大正14年-大正15年』本編p.239 毎日コミュニケーションズ 1994年)
  29. ^ 大津市 1983, p. 451.
  30. ^ a b c 大津市 1983, p. 453.
  31. ^ 地域別アクションプログラム (大津土木事務所) 第1回 地域ワーキング” (PDF). 滋賀県大津土木事務所. p. 27 (2022年7月27日). 2022年11月18日閲覧。
  32. ^ 「大津・瀬田川 観光屋形船が復活 11年ぶり、3コース遊覧」日経MJ』2018年8月20日(観光・インバウンド面)2018年9月9日閲覧。
  33. ^ 高田みのり (2018年11月25日). “大津・唐橋公園でイルミ始まる”. 中日新聞 (中日新聞社) 
  34. ^ 元吉進 2008, p. 50.
  35. ^ 元吉進 2008, p. 51.
  36. ^ 琵琶湖ハンドブック編集委員会 2007, p. 109.
  37. ^ 雲住寺(うんじゅうじ)”. 瀬田川流域観光協会. 2019年4月21日閲覧。
  38. ^ 寛永版(駒沢大学蔵)
  39. ^ 「柴屋軒宗長という室町時代の連歌師の略歴を知りたい。名前の正確な読みは不明。「急がば回れ」という言葉はこの人の歌からとられたらしい。」(高崎市立中央図書館 ) - レファレンス協同データベース 2018年5月13日閲覧
  40. ^ a b 兼康保明「近江の交通・陸路と水路」、『旅の古代史』 (1999) 82頁


「瀬田の唐橋」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「瀬田唐橋」の関連用語

瀬田唐橋のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



瀬田唐橋のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
大津市歴史博物館大津市歴史博物館
Copyright (C) OTSU CITY MUSEUM OF HISTORY
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの瀬田の唐橋 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS