道路構造令とは? わかりやすく解説

道路構造令

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/04 15:48 UTC 版)

道路構造令(どうろこうぞうれい)は、道路法第30条第1項および第2項の規定に基づき、道路を新設し、または改築する場合における道路の構造の一般的技術的基準を定めた政令である。法令番号は昭和45年政令第320号、1970年(昭和45年)10月29日に公布され、翌1971年(昭和46年)4月1日に施行された。




「道路構造令」の続きの解説一覧

道路構造令(大正9年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 07:05 UTC 版)

「道路構造令」の記事における「道路構造令(大正9年)」の解説

旧・道路法制定1919年)に伴って、翌1920年大正9年)に定められたのが最初旧・道構造令である。道路の構造設計について日本初め自動車交通想定した基準採用されたが、当時日本では馬車荷車利用交通圧倒的に多く旧・道構造令でも馬車回転半径登坂能力基準に、道路曲線半径縦断勾配定められていた。 道路幅員規定値は、国道で4間(7.3 m)以上、府県道では3間(5.5 m)以上を標準とし、山岳地その他特殊場所では国道で3間(5.5 m)以上、府県道では2.5間(4.5 m)以上に縮小することができた。縦断勾配国道1/3030 m進むにつき1 m上がる)、府県道では1/25特殊な場所1/15とした。また、曲線半径国道府県道とも30間(54.6 m)で、特殊な箇所では6間まで縮小できるとしており、規定値である30間は、現代の道路構造令の設計速度いうところの40 km/h道路とほぼ同じである。戦後に道路構造令が改められるまでの間は、馬車道路構造に関する基準として採用され続けられた。

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道路構造令

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 21:15 UTC 版)

「坂」の記事における「道路構造令」の解説

日本の道路構造令では設計速度120km/hで2%特例値5%)、設計速度20km/hで9%(特例12%)の基準規定されている。なお、道路構造令ではないが、農林水産省林道規定などにも基準設けられている。

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