飛鳥川_(奈良県)とは? わかりやすく解説

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飛鳥川 (奈良県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/25 14:16 UTC 版)

飛鳥川
雷橋から南望 正面奥は甘樫丘
水系 一級水系 大和川
種別 一級河川
延長 22 km
平均流量 -- m3/s
流域面積 46 km2
水源 高取山(奈良県)
水源の標高 584 m
河口・合流先 大和川(奈良県)
流域 奈良県

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飛鳥の岩橋、日本百名橋の番外
手谷川(左)と行者川が合流し飛鳥川となる栢森

飛鳥川(あすかがわ)は、奈良県中西部を流れる大和川水系の一級河川奈良盆地西部を多く北流する大和川の支流の一つである。

明日香川とも綴る。流域は古代より開けた地で、古歌にもしばしば詠まれた。

地理

高取山北東麓に発する複数の水流の内、手谷川と行者川が奥飛鳥の栢森集落内で合流し飛鳥川となり、明日香村中央部を北流、橿原市、田原本町などを経て川西町保田で大和川に注ぐ。[1][2]

上流部では棚田が並ぶ渓谷を進み、集落内を流れる水路(井手)へも給水、丘陵地帯の明日香村を抜けてからは奈良盆地の田園地帯を行く。下流部では東に寺川、西に曽我川と、大和川支流が約1km間隔で左右に平行し、田園を潤している。西隣を流れる曽我川の大和川への河口は、飛鳥川のそれから500mしか離れていない。

流域の自治体

奈良県
高市郡明日香村橿原市磯城郡田原本町、磯城郡三宅町、磯城郡川西町生駒郡安堵町

支流

  • 冬野川
  • 中の橋川
  • 屋就川
  • 鳥米川
  • かんでん川
  • 新川

並行する交通

流域の見どころ

和歌(歌枕として)

世の中は何か常ある飛鳥川 昨日の淵ぞ今日は瀬になる(よみびとしらず)

飛鳥川淵は瀬になる世なりとも 思いそめてむ人は忘れじ(よみびとしらず)

みしはみな昨日の渕の飛鳥川 はやくの事ぞ帰る瀬もなき(武者小路実陰

関連項目

外部リンク

脚注

  1. ^ 飛鳥川 [8606030124 大和川水系 地図| 国土数値情報河川データセット]”. ROIS-DS Center for Open Data in the Humanities. 2025年1月8日閲覧。
  2. ^ 飛鳥川 奈良県 大和川水系 - 川の名前を調べる地図”. 川の名前を調べる地図. 2025年1月8日閲覧。

「飛鳥川 (奈良県)」の例文・使い方・用例・文例

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