柏葉高校の教職員など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/11 02:59 UTC 版)
「Good Morning ティーチャー」の記事における「柏葉高校の教職員など」の解説
柳沢 里美(やなぎさわ さとみ) 声:笹島かほる 背表紙登場は第9巻。10巻人物紹介のコスチュームは弓道。柏葉高校保健医。旧姓「沖田(おきた)」。年齢は29歳→30歳。身長171cmと女性にしては長身である。 連載当初からおらず、初登場も通常連載分ではなく2000年3月に発売されたフリテンくん増刊号に掲載された回 であった。通常連載分ではまんがライフ2000年5月号 から。 「里美」という名前についても当初は明らかにされなかったが、単行本1巻の人物紹介のページで明らかになった。本編で名前が初めて出てきたのも単行本4巻の85話である。 白衣を着用し、第1巻16話目からはこの学校の卒業生でかつ恋人の柳沢英二(後述)からプレゼントされた病院のマークが元の十字のペンダントをしている。ヨーコはファミコンのゲームパッドの方向ボタンと勘違いしていた。はじめは付き合っていることを隠していたが、デート現場をウッチーに目撃され、それを聞いた上原の情報網によってばれてしまった。髪型はショートヘア(「ひまじん」の和久井理沙をショートにした感じ)。 典型的な酒豪で、保健室の机やベッドの下に酒が隠してあるが、生徒や教師の殆どが知っている。薬ビンなどに酒を入れて隠していることもある。ただ、酒好きだが超強いというわけではなく、酔い潰れて寝ていることが多い。酒代は水道代込み(酒代も水道代としているため)で8万円。保健医になったのも保健室で隠れて酒を飲めるため。 「ほけんだより」のプリントを配っているがすぐに捨てられるのが悩みのタネ。団扇や冊子にするなどして創意工夫をしている。 初期は、保健室で寝るヨーコに注意したりもしていたが、最近は黙認している。 料理はどうか不明だが、裁縫が苦手であることは判明している。また、寝ている時は歯ぎしりが凄いが、本人は知らないらしい。 ウッチーからアズマに関する恋愛相談を受けることが多い。まるで自分たちのようだと重ねているところもある。 やり方を聞かれてウッチーに施した化粧で、ウッチーの顔が沖田そっくりになってしまったことから、本人もかなり厚塗りしているらしい。 体重を非常に気にする。ダイエットに励んでいるが効果がない。そこでアズマから痩せるには和食中心の食事が一番と言われ、それに従ったが和食の中で天ぷらを選んだため、逆に体が激太りしてしまった。最初は気にしていたが、割り切ってしまい菓子を食べるなどして更に太ってしまう。恋人の柳沢には肥満になった時から全く会わずにそのことを秘密にしていたが、教頭がそのことをブログに載せ柳沢がそれを見た事により発覚してしまう。しかし、柳沢は全く気にしておらずプロポーズされ、彼女はこれを受け入れた。だが結婚式まで50日しか残っておらず、彼女はどうしても30歳前に結婚したかったので(これも教頭のブログで発覚)、生まれて初めての本気ダイエットをして痩せることを決断した。最終的に菅野舞指導の下、1ヶ月の山篭りダイエットで元に戻ることが出来、無事結婚式を迎えることが出来た。 ちなみに結婚後も同僚・生徒からは「沖田先生」と呼ばれている。また、体重が増えたことを「幸せ太り」と割り切るようになった。 志村 金一(しむら きんいち) 背表紙登場は第11巻。10巻人物紹介のコスチュームは柔道。柏葉高校第16代校長。第1回目から登場。上原が所属するメガネ同好会の会長も務める。 ずっと独身で校内の掲示板にも花嫁募集中のポスターを貼るほど結婚願望が強い。ヨーコに告白してあっさりフラれた経験がある。 ヨーコの遅刻癖や沖田の酒癖に頭を悩ませている。 当人は学校の生徒の顔と名前を全て暗記しているが、当人のことは、飯田が名前を知らなかったり、栗子に「校長先生どこですか」と聞かれてしまうなど生徒には顔も名前も全然知られていない。 趣味は音楽と囲碁だが、1999年に幕張メッセで行われたGLAYの20万人ライブに行ったり、萌え系のイラストを描いたり、沖田の結婚式でヒップホップを披露したり、ビーチや結婚式場でナンパしたりするなど行動は若者。本人にとって囲碁は楽しいものである。 挨拶や放送で一曲歌う癖がある。持ち歌は宇多田ヒカル、プッチモニなど。校内放送でラップを披露したこともある。意外と美声らしい。携帯電話の着メロは柏葉高校校歌。 アズマのことは、生徒を思いやるいい教師と評価している。 公費で銅像を造ったが輪投げの的にされたり、上原に監視カメラに改造されたり、栗子に技の練習されたりと散々な目に遭った。挙句の果てに教頭のベンツで壊されたが、それでもめげずに今度は立像を造った。 支持率は20%。 一人称は「私」である。その後、30歳年下の女性と見合い結婚した。 加藤 のぶお(かとう のぶお) 背表紙登場は第12巻。10巻人物紹介のコスチュームはサッカー。柏葉高校教頭。初登場はまんがライフ2000年2月号 から。 既婚者だが、ヨーコにセクハラをしたり、別の女性と浮気をしている。遂には妻から「もうあなたにはついていけません」と言われてしまう。この腹いせなのか、付き合い始めたばかりのゆいゆいと綾に「永遠の愛なんてものは存在しない!!」と忠告する。さらに上原新聞に「離婚秒読み!?」と報じられる。家では、すでに家庭内別居状態らしい。 嫌味と説教が多く、口癖は「論外」。教師や生徒(特にA組)を問題人物扱いしている。教師と生徒からは嫌われ役で、一方的に校則を作成して反感を買ったりしている。全校集会の話も長く、教頭が欠席のときは事前に録音したテープを全校集会で流している。 教職員唯一の喫煙者であり、一度ヨーコの勧めで葉巻を吸ったことがある。 柏葉高校の名誉のために栗子を特別扱いしたり、進学率10割を掲げることもある。これに関しては、校長すら手を焼いている。 生徒たちからは、校長以上に名前どころか名字が知られておらず、生徒や教員のアズマやヨーコにすら知られていない。 上原に奨められてブログを開設したが、女子生徒の写真を使用したり、沖田が太っていた事をバラす等、生徒や教師に不評だった。さらにコメント欄を設けたが、炎上してしまった。 三国志マニアで校内で立ち読みしている所を上原にスクープされた。校長と囲碁をやっており、本人にとって囲碁は高度なものである。 ピンクのスーツを着ており、栗子曰く「ダサい」。 愛車は300万円のメルセデス・ベンツ。しかし、ウッチーなどの生徒(まれに沖田も)に壊されたり、しょっちゅう学校内外で自損事故を起こして修理に出している。自損事故の理由は車酔いしやすい体質のせい。 ベンツで校長の銅像を壊してしまったが、その時は自首せずに知らんフリしていた。 ジムに通っており、がっしりとした体格になっている。 『ぼくの彼女はウエートレス』の4番スイッチ事件で被害を受けた事がある。 人気投票では0票であり、作者から「おばちゃんに負けてる」と笑われた。 一人称は「私」もしくは「ワシ」である。 菅野 舞(かんの まい) 背表紙登場は第10巻。10巻人物紹介のコスチュームはチアガール。自称「嵐の体育科教師」。基本的に男性口調である。沖田と同い年の29歳。 アズマの恩師で、彼の出身校・県立桜井高等学校の担任(担当教科は保健体育)。ハチマキと糸目が特徴。血液型はA型 アズマが高校3年(18歳)の時に23歳で着任し、プライドと昼食を賭けた早朝一番乗り競争のアズマ最大のライバル。高校2年まで460戦無敗だった彼の記録を止め、112勝35敗1分(1巻時点)と大きく勝ち越している。 高校生のアズマに「お前にゃ(教師は)荷が重くて務まらない」と彼の性格を把握した上でわざと挑発しアズマが教師になるのを後押しした。現在も現役の教師で4巻ではアズマにトレードマークのジャージを新調したという手紙を送っている。 1巻以降ほとんど出番がなかったが、9巻でA組の生徒たちが3年に進級すると同時に柏葉高校に着任。その際、全校生徒の前で三十路である事を公言し沖田を驚かせたり、再会に感涙するアズマに照れ隠しでビンタをするなど印象的な再登場を果たした。現在は3年B組の担任。 服装は常にジャージ姿で、夏季はポロシャツを着ており、白のヘアバンドをつけている。また、ジャージのジッパーを上まで上げるのが正装。スカートは着用しない。ヨーコの薦めでメイド服やワンピースを着させられたことがあるが、後者はアズマからは女装にしか見えなかった。アズマによると結婚式もジャージで出席したことがあったが、沖田の結婚式にはワンピースで出席した。しかし、着慣れていないのでスクワットしたら背中が破れてしまった。 「脳みそが筋肉でできてる女」と言われると喜ぶ。 嫌いなものはメロンなのだが、あくまで網目状が気持ち悪いということだけであり味自体は好きである。 マッチョなオジサマが好み。酒を飲むと誰でもほめちぎる「ほめ上戸」になる。 5月になるとめちゃくちゃ元気に動き回るが、彼女にしてみればこれが5月病らしい。5分以上は机に座ることが出来ない。 整体の資格を持っており、一時的だが心のゆがみまで治療できる。 体育では熱心に教えているが、保健体育の授業ともなると赤面になり口篭もってしまい授業にならない。また体育の授業もテニスなど「自分が」動かないスポーツは行わない。 『ぼくの彼女はウエートレス』で、With来店100人目記念としてゲスト出演したことがある。 清水 正子(しみず まさこ) 背表紙登場は第14巻。柏葉高校の購買部係。通称購買のおばちゃん。初登場はまんがライフ1999年11月号 からで教頭よりも古い。 柏葉高校の裏事情にも詳しい情報通。裏情報を聞きたい時の暗号は「カレーパン20個」であり、上原など一部の人間しか知らない。 20歳の娘がいる。 菅野舞とは血縁は無いが顔の感じが似ているので、初対面でいきなり息の合った親子の再会の演技をした。 2学期には、金髪でサングラスをかけていた(すぐに元に戻っている)。 人気投票では1票で第12位だった。 小川 真(おがわ まこと) 数学担当の教師。初登場は1巻・13話目。顎鬚が特徴。テストでは、たくさんの問題を出してくる。生徒が選ぶ教師の人気投票では第2位だった。 杉村(すぎむら) 日本史担当の教師。登場しておらず、2巻・23話目のウッチーのセリフで彼の名前を言っている。テストでは難しい問題を出す。不倫をしている。 仲村(なかむら) 体育担当の教師であり、野球部の顧問も担当している。初登場は2巻・37話目。アズマが野球部の監督になろうとした直前に赴任してきた。前にいた学校で何度もチームを甲子園に導いた名将として有名だった。 三菱(みつびし) 国語担当の教師。初登場は2巻・38話目。カツラを付けている。飲み会の時、酔っぱらったヨーコにカツラを取られてしまい、他の教師にバレてしまった。 中沢(なかざわ) 家庭科担当の女教師。初登場は3巻・46話目。初登場時はウッチーがおいしい弁当の作り方をヨーコに聞いているのを見て泣いていた。 江崎(えざき) 美術の女教師。初登場は7巻・141話目。バンダナとオーバーオールが特徴。ゆいゆいに美大と美術予備校の資料を渡した。 長谷川(はせがわ) 音楽担当の教師。初登場は7巻・145話目。アズマ曰く「イイ人」だが、生徒からは始める時の振り付けが笑えて練習にならないと苦手意識を持たれている。
※この「柏葉高校の教職員など」の解説は、「Good Morning ティーチャー」の解説の一部です。
「柏葉高校の教職員など」を含む「Good Morning ティーチャー」の記事については、「Good Morning ティーチャー」の概要を参照ください。
- 柏葉高校の教職員などのページへのリンク