所作とは? わかりやすく解説

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しょ‐さ【所作】

読み方:しょさ

行い振る舞い。しわざ。「一日の—を日記に記す」

身のこなし。しぐさ。また、演技動作。「大げさな—をする」「役者の—」

所作事」の略。

仏語身・口・意三業(さんごう)が発動すること。能作に対していう。

仕事職業

「常に畋猟(かり)、漁捕(すなどり)を以て—とする国なり」〈今昔三・二六〉


所作

読み方:ショサ(shosa)

身・口・意三つはたらき現れること


所作

読み方:ショサ(shosa)

行いふるまい仕事神仏対す行い。また儀式建築などの仕事


所作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/09 05:06 UTC 版)

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関連項目



所作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 17:34 UTC 版)

「鬨」の記事における「所作」の解説

日本勝鬨は、本や流派によって多少差異があるが、大将乗馬東向きにし、凱旋酒宴において大将右手勝栗cf. 縁起物#食物搗栗」。弓とする流派もある)を取り左手扇子軍扇とする流派もある)を開き、あおぎながら発声し諸軍一同武器掲げてこれに声を合わせることを「勝鬨と言った。なお、戦勝のみならず出陣式で行うのも勝鬨と言い出陣の際には「初め弱く終わり強く」、帰陣の際にはその逆にしていたと伊勢貞丈の『軍用記』には記されている。山鹿流勝鬨示せば、まず、戦勝諸隊前後左右に整置して八行の陣とし、大将中央の床几に凭(よ)り、周囲弓矢、旗、差物固めたのち、全軍法螺貝吹き太鼓鳴らし、「わああ」と数回鬨の声挙げた

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所作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 08:12 UTC 版)

歳」の記事における「所作」の解説

歳の所作・作法について、公式に定められ文書等存在しない前述偽書万歳三唱令においては足運び含めてまことしやかな所作が定められているが、如何せん偽書であるため、この文書書かれた所作が正式なものとは解されていない2010年平成22年)には、木村太郎衆議院議員内閣対す質問主意書において、天皇陛下御在位二十年記念式典行われた鳩山由紀夫内閣総理大臣の所作が「手のひら天皇陛下側に向け、両腕真っ直ぐに伸ばしておらず、いわゆる降参意味するようなジェスチャーのように見られ正式な歳の作法とは違うように見受けられた。」と難じ、「日本国総理大臣として、歳の仕方しっかりとにつけておくべきと考えるが、その作法ご存知なかったのか、伺いたい。」と問うた。これに対して内閣は、「万歳三唱の所作については、公式に定められたものがあるとは承知していない。」と答弁している。 この質問主意書のように、「歳の正し姿勢」と目されるのは、先の偽書万歳三唱令』に示されるところの「両腕から指までをまっすぐ上に伸ばし掌は内側」であるが、これがそもそも偽書であり、また所作自体としても公式であるという典拠欠き共通認識として扱われていない。この状況は、多く公式行事万歳三唱が行われた戦前においても同様で、たとえば、1940年昭和15年)の大政翼賛会発足式における歳の写真では、掌の向きは前であった内側であったりと、まちまちな様子見て取れる1990年平成2年)に行われた即位礼正殿の儀では、高御座の前で万歳三唱した海部俊樹総理当時)は天皇側に向け肘はやや曲がっていた。 一方歓喜表現として古くから類似する所作は存在したが、それらも余り明確な決まり無かったようである。たとえば、1927年昭和2年)、田中義一内閣成立決定した際に、田中義一政権与党立憲政友会メンバーらが祝杯挙げる場面写真では、奥のほうには歓喜表情人物らが数名両手挙げているものの、掌は手前向いていたり握られていたりとまちまちである。 このように正式な歳の所作というようなものは、歴史的に慣例上も定まっているとは言い難いが、おおむね威勢よく両手上げ動作」が歳の所作と解されている。

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所作(カマエ・型・舞)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 02:24 UTC 版)

能楽」の記事における「所作(カマエ・型・舞)」の解説

カマエとは能楽独特の立ち方のことで、膝を曲げ腰を入れて重心落とした体勢である。カマエ観阿弥世阿弥時代には成立していなかったと考えられている。文献上でカマエ類似したもの現れるのは16世紀末に書かれた『八帖本花伝書』の巻五で、ここでは「胴作り」の名称で、男役姿勢としてカマエ似たもの絵図付き示されている。カマエ男役だけでなく女役含めて全ての能楽の役の姿勢の基本とされるようになったのは、江戸後期頃と考えられている。またハコビ併せこうした能楽身体技法には日本の武術身体技法影響大きいと考えられている。 能楽は型(演技等の様式パターン)によって構成されている。所作、謡、囃子全て多様な型がある。しかしここでいう型は、いわゆる舞や所作の構成要素としての型である。型の基本摺り足であるが、足裏舞台面につけて踵をあげることなくすべるように歩む独特の運歩法で(特にこれをハコビ称する)ある。また能楽は、歌舞伎やそこから発生した日本舞踏横長舞台において正面の客に向って舞踏見せることを前提とするのに対して正方形舞台の上三方からの観客意識しながら、円を描くようにして動く点にも特徴がある。能舞台は音がよく反響するように作られており、演者が足で舞台を踏む(足拍子)ことも重要な表現要素である。 以下に能の型の例を示す。 シカケサシコミ) すっと立ち、扇を持った右手をやや高く正面にだす。 ヒラキ 左足右足左足と三足(さんぞく後退しながら、両腕を横に広げるシカケヒラキ連続させる型をシカケヒラキ(サシコミヒラキ)と呼ぶ。 左右(さゆう) 左手掲げて左に一足ないし数足出た後、右手掲げて右に一足ないし数足出る型。 サシ 右手の扇を横から上げて正面高く掲げる型。 シオリ 目の前に手を差し出す。泣くことを示す。 拍子ひょうしいずれかの足を上げ舞台を踏む。 留メ拍子とめびょうし一曲終わりにはっきりと2回踏む。仕手が踏むこともワキが踏むこともある。 基本的には能も狂言も同じであるが、実世界題材求めた世俗的な科白劇でありリアルな表現狂言対し超自然的なものを題材とした抽象的な表現重視する能とではそれなりの違いがあり、これら種々の型の連続によって表現される所作のまとまりを能の舞と呼んでいる。 能の舞は型の連続であり、他の舞踊見られる当て振りほとんど行われず無駄を削ぎ落とした極めてシンプルな軌跡描き静的であるという印象一般的だが、序破急呼ばれる緩急があり、ゆっくりと動き出して徐々にテンポ早くし、ぴたっと止まるように演じられる稀に激しい曲ではアクロバテックな演技飛び返りや仏倒れなど)もある。しかし止まっている場合でもじっと休んでいるわけでなく、いろいろな力がつりあったために静止しているだけにすぎず、身体極度緊張を強いることで、内面から湧き上がる迫力気合表出させようとする特色持っている。 能では一曲クライマックスでの表現として、謡が中心となったクセ」などでの舞や、囃子のみで舞われる舞事」が演じられる。「舞事」は以下のように分類されるそれぞれ太鼓入った太鼓物」や、太鼓の無い「大小物」がある。(後述囃子の項目も参照) 呂中干(りょちゅうかん)の舞 定型の譜(呂中干の譜)を繰り返しながら、途中で段落変化をつけた曲で、いろいろな役柄が舞う。 中テンポの「中之舞」や、ゆっくりとした「序之舞」、急テンポの「急之舞」、「男舞」「早舞」「神舞」などがある。 楽(がく) 中国舞台とした曲で神仙役の者が舞う。楽人役の仕手が舞うこともある(「鶴亀」「天鼓」など)。 神楽(かぐら) 脇能仕手神仏の役を演じる曲)で舞われる神がかりした女性役の舞。太鼓物。 舞ほど長くない舞台一巡する所作で仕手品位勢威内面心理表現する囃子事もあり総称して働事」と呼ばれている。 舞働(まいはたらき竜神などが勢威を示すための曲。太鼓物。 翔(かけり) 武人修羅)や狂女演じる曲。大小物狂言舞踏も能と共有する技術多く舞うというにふさわしいが、日常を描くことの多い狂言では当然日常的な所作や具体性帯びた演技多く身体上下に動かす所作もあり踊りに近い発想見られる狂言の舞と型の一例演出用語として分類し下記する。 上げ足あげあし) 足を膝を高く上げ一歩一歩踏みしめるようにする歩き方。鬼や山伏歩きかたを表現する安座(あんざ) あぐらをかくこと。 一巡いちじゅん舞台三角ひとまわりすること。道行動作。 浮く(うく) 浮かれるようにする型。左右の足を交互に上下させながら上半身やわらかにゆるがす三段之舞さんだんのまい) 脇狂言や聟狂言などに用いられる舞の名称。 シャギリしゃぎり) 笛だけで演奏する曲で、車切・砂切の字をあてる。 連舞つれまい二人上の演者が同じ舞を舞うこと。 水鏡みずかがみ水面自分の姿を映すときの型。 三つ拍子(みつびょうし踏み込むように三つ踏む狂言特有の足拍子

※この「所作(カマエ・型・舞)」の解説は、「能楽」の解説の一部です。
「所作(カマエ・型・舞)」を含む「能楽」の記事については、「能楽」の概要を参照ください。

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所作

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 20:21 UTC 版)

名詞

(しょさ)

  1. からだ動かし方身のこなし

関連語


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