勝鬨とは? わかりやすく解説

かち‐どき【勝ち×鬨】

読み方:かちどき

戦い勝ったときあげる鬨(とき)の声。凱歌(がいか)。「—をあげる」


勝鬨

読み方:カチドキ(kachidoki)

作者 饗庭篁村

初出 明治23年

ジャンル 小説


(勝鬨 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 22:43 UTC 版)

(とき)は、中世の戦(いくさ、戦争や衝突)などの勝負事で勝ちを収めたときの勝ち鬨や、戦場で上げる声である。士気を高める目的で多数の人が一緒に叫ぶ声。凱歌(がいか、勝負事に勝ちを収めたときに歌う喜びの)とは同義あるいは一部同義とされるほど近いが、勝鬨は歌ではなく、武家作法の一つ。


注釈

  1. ^ 平家物語』には、「時(鬨)をつくる事、三ヶ度、(中略)味方にも時の声をぞ あはせたる」とあり、少なくとも平安時代には用いられ、この、敵の声=鬨に応じて、味方が鬨の声をあげる事を「鬨をあわす」という。参考・新村出編 『広辞苑』 岩波書店 第二版1969年 p.1588、一部参考。なお、『平治物語』にも「(前略)三千余騎にて時(鬨)をどつとつくりければ~」とあり、中世の軍記物語では、鬨は「時」の字を用いた。
  2. ^ この表記に関しては、『土佐物語』にも見られ、「曵々声と共に(出兵した)」といったくだりが度々記されている。ただ、『訓閲集』のような身分による表記の区別はされておらず、四国では曵の字で統一されている。
  3. ^ 三国志演義』では諸葛亮の奇策とするが、正史の『呉書』「魏略」引用では、3世紀初めの212年孫権が指揮したと記される。

出典

  1. ^ Feldgeschrei. In: Heinrich August Pierer, Julius Löbe (Hrsg.): Universal-Lexikon der Gegenwart und Vergangenheit. 4. Auflage. Band 6. Altenburg 1858, S. 170
  2. ^ 『歴史読本 特集天皇家の閨閥 明治・大正・昭和の皇室 昭和六十三年三月号』 新人物往来社 p.216
  3. ^ 同・歴史読本 p.216
  4. ^ a b 自由国民社現代用語の基礎知識1983』 p.1239
  5. ^ Burkert, Walter, 1992. The Orientalizing Revolution: Near Eastern Influences on Greek Culture in the Early Archaic Age, p 39f.
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  23. ^ “Ghost Music”. BBC Radio 4. (2011年). http://www.bbc.co.uk/programmes/b010dp0s 
  24. ^ Private and Royal Life in the Ottoman Palace



「勝鬨」の例文・使い方・用例・文例

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