風魔小太郎
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風魔 小太郎(ふうま こたろう)、風摩 小太郎は、相模国足柄下郡出身で、風魔一族(ふうまいちぞく)ないし風魔忍者(ふうまにんじゃ)を率いて代々後北条氏に仕えた乱波の首領。後北条氏滅亡後は江戸へ上り、盗賊になったとされる。根拠地は武蔵国や足柄山地ともいわれる。『北条五代記』の風魔と、風魔に関連する『見聞集』の逸話、『鎌倉管領九代記』に登場する風間小太郎から生まれた伝説の忍者である。
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- ^ 巻10「竊(しのび)の術」、松田・渡辺・花田 前掲書 295-298頁
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- ^ 『遊歴雑記』第3編 天 上巻第32「幸坂甚内の宮例祭縁日」国立公文書館本 請求番号177-1167 第7冊 コマ64-69。翻刻:江戸叢書刊行会(編)『江戸叢書 巻の五』江戸叢書刊行会、1916年、50-53頁、国立国会図書館蔵本 コマ40-41
- ^ 矢田義勝『江戸から東京へ (2)』金桜堂書店、1921年、297-298頁
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- ^ 白石実三『武蔵野から大東京へ』〈日本小説文庫〉春陽堂書店、1938年、72-82頁、国立国会図書館蔵本 コマ41-46
- ^ a b 前島康彦「白石実三氏、吉田弦二郎氏の思い出」雑誌『武蔵野』No.233、1958年2月、10-13,9頁
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- ^ 『江戸の白浪』早稲田大学出版部、52-56頁
- ^ 博文館『新青年』18(6)、1937年5月、64-82頁
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- ^ 講談社『少年クラブ』1949年12月号、18-28頁
- ^ 講談社『少年クラブ』1949年12月号、21頁
- ^ 海音寺潮五郎『風魔一族 光風社版』光風社、1974年
- ^ 三田村鳶魚「法華三昧」『三田村鳶魚全集 第27巻』中央公論社、1977年、427頁
- ^ 中澤巠夫(述)朝倉治彦(司会)「満月会と矢立会」『三田村鳶魚全集 第廿三巻』月報(中央公論社、1977年)
- ^ 『改定史籍集覧 第5冊』近藤出版部、1901年、194頁
- ^ 『古事類苑 第24冊』神宮司庁、1906年、365頁、国立国会図書館蔵本 コマ201
- ^ a b 『特集人物往来』3(4)、人物往来社、1958年12月、102-108頁
- ^ a b 『美女決闘 上』河出書房、1956年、211-214頁
- ^ a b キネマ旬報社『キネマ旬報』126(941)1955年8月号、59-60頁
- ^ 日本放送協会『放送五十年史』日本放送出版協会、1977年、506頁、『TBS調査情報』1964年9月号による。
- ^ a b c 石橋春海『伝説の昭和特撮ヒーロー 宣弘社全仕事』コスミック出版、2014年、44-54頁
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- ^ 『まんが王』秋田書店
- ^ 理論社 小学生文庫
- ^ サンコミックス、朝日ソノラマ
- ^ 『隆慶一郎全集 第3巻』新潮社、1996年、234頁
- ^ 徳間書店
- ^ a b 学研M文庫、学習研究社
- ^ リイド社、全2巻
- ^ 祥伝社
- ^ 桜ノ杜ぶんこ、一二三書房
- ^ 文芸社
- ^ 仮面ライダーWEB > 仮面ライダー図鑑 > 仮面ライダーエグゼイド > 仮面ライダー風魔 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映、2021年9月25日閲覧
- ^ エイチアンドアイ
- ^ 早稲田大学出版部
- ^ 小山竜太郎『真説・日本忍者列伝』荒地出版社、1964年、122-124頁
- ^ 永岡治『伊豆水軍物語』中公新書、1982年、135-139頁
- ^ 『歴史読本 臨時増刊 歴史ロマンシリーズ 特集 決定版 「忍者」のすべて』新人物往来社、1991年12月、156-157頁
- ^ 『歴史読本』24(3)、新人物往来社、1979年3月、66-71頁
- ^ 暁印書館、1983年、169-172頁
風魔小太郎(ふうま こたろう)
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「軒猿 (漫画)」の記事における「風魔小太郎(ふうま こたろう)」の解説
風魔一党の頭目。氏康のことを「ボス」と呼ぶ南蛮人の女性。「風魔の頭は目が光り牙のある巨人」という噂に違わぬ長身である。
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風魔小太郎(ふうま こたろう)
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「かっとび!童児」の記事における「風魔小太郎(ふうま こたろう)」の解説
風魔の少年忍者。ダークリーグに狙われ既に捕まっていたが、童児たちにより救出され、忍者チームの一員となる。
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風魔小太郎(ふうまこたろう)
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「SAKON(左近) -戦国風雲録-」の記事における「風魔小太郎(ふうまこたろう)」の解説
おふうの父。箱根を根城とする風魔忍者の統領。巨人のような伝説とは違い背は低く優しそうな風体をしている。しかし、その力は相手に伝説である風魔小太郎を感じさせる程の衝撃力、威力を持つ。左近から書状を受け取っていたが、使者の六郎の覚悟、また、娘の相手にふさわしいかを見るため対決をする。その後、六郎を認め、「風魔不動雷電」を授ける。
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風魔小太郎(ふうま こたろう)
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「ギャグマンガ日和の登場キャラクター (パロディ系)」の記事における「風魔小太郎(ふうま こたろう)」の解説
北条氏直に仕えていた実在の人物。クナイを投げる練習ばかりする。分身の術を行えるが、反抗的なおっさん6人が出てきてしまう。
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風魔小太郎(ふうま こたろう)
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「闇神コウ〜暗闇にドッキリ!〜」の記事における「風魔小太郎(ふうま こたろう)」の解説
過去からの刺客。織田信長の命を受けて茜をさらいに来た。味方を吸収してパワーアップするがコウと醒明のコンビネーションに敗れ、尚も諦めなかったが信長に見限られて殺される。
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風魔小太郎
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「決戦IIIトレジャーボックス」に同梱されているエンジョイディスクによって追加された武将。史実では北条家に仕えた忍者。
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風魔小太郎(ふうま こたろう)
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「テンカイチ 日本最強武芸者決定戦」の記事における「風魔小太郎(ふうま こたろう)」の解説
風魔党忍術の使い手。異名は「風魔の女帝」本名は「紅」。六代目の風魔小太郎。筋骨隆々かつ長身の若い女性でその武才は五代目を凌ぐと評される。得物は手裏剣と呼ぶには巨大な四つ又状の刃物に鎖が付いた風魔手裏剣と自らの徒手空拳。後援者は北条氏政。
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風魔小太郎(ふうまこたろう)
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「BRAVE10」の記事における「風魔小太郎(ふうまこたろう)」の解説
元は北条氏の配下だったが、今は流れ者。伊達政宗に雇われて十番勝負に参戦し、佐助と戦う。
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風魔小太郎(ふうま こたろう)
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「戦国サイバー 藤丸地獄変」の記事における「風魔小太郎(ふうま こたろう)」の解説
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風魔小太郎(ふうま・こたろう)
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「ダブルクロス・リプレイ・ジパング」の記事における「風魔小太郎(ふうま・こたろう)」の解説
メソポタミアの風と疫病の魔神パズスと融合。パズス小太郎となり主君であるはずの北条一族を皆殺しにする。
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風魔 小太郎(ふうま こたろう)
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「風林火嶄」の記事における「風魔 小太郎(ふうま こたろう)」の解説
砲条学園生徒。覆面を被った少年、と見せかけた少女。覆面を取ると女性体形になる。忍者の末裔だが、疾子・梨香の罠にはまってしまい、逃亡。
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