甲賀三郎 (伝説)
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甲賀三郎(こうがさぶろう)は、長野県諏訪地方の伝説の主人公の名前。地底の国に迷いこみ彷徨い、後に地上に戻るも蛇体(または龍)となり諏訪の神になったなど、さまざまな伝説が残されている。近江を舞台にした伝説もある。
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- ^ 伊藤富雄「諏訪神社の龍蛇信仰」『古諏訪の祭祀と氏族』 古部族研究会編、人間社、2017年、191-215頁。
- ^ 宮坂光昭『諏訪大社の御柱と年中行事』郷土出版社、1992年、141-143頁。
- ^ 矢崎孟伯『諏訪大社』銀河書房〈銀河グラフィック選書 3〉、1986年、97-98頁。
- ^ 福田晃、二本松康宏、徳田和夫編『諏訪信仰の中世―神話・伝承・歴史』三弥井書店、2015年、130-132頁。
- ^ 井原今朝男「鎌倉期の諏訪神社関係史料にみる神道と仏道 : 中世御記文の時代的特質について」『国立歴史民俗博物館研究報告』第139巻、国立歴史民俗博物館、2008年3月、 157-185頁、 doi:10.15024/00001521、 ISSN 02867400、 NAID 120005748619。
- ^ 「諏訪縁起の事」『神道集』貴志正造編訳、平凡社〈東洋文庫 94〉、1978年、238-292頁。
- ^ 松本隆信「中世における本地物の研究(三)」『斯道文庫論集』第13号、慶應義塾大学附属研究所斯道文庫、1976年7月、 297-386頁、 ISSN 05597927、 NAID 110000980567。
- ^ a b 糸井粂助『少年日本伝説読本』大同館書店、1938年、410-411頁。
- ^ a b 青木京子「「魚服記」の素材 : 「甲賀三郎」をめぐって」『佛教大學大學院紀要』第29号、佛教大学大学院、2001年3月、 41-51頁、 ISSN 13442422、 NAID 110006472467。
- ^ 『近松全集』第7巻、朝日新聞社、1926年。
- 1 甲賀三郎 (伝説)とは
- 2 甲賀三郎 (伝説)の概要
- 3 脚注
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