鉄鐸とは? わかりやすく解説

鉄鐸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 05:44 UTC 版)

鉄鐸(てったく)とは、古代日本鉄製祭器。文献や伝世品では佐那伎佐奈伎(さなき/さなぎ)の鈴とも称される。


  1. ^ 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2024年5月19日閲覧。
  2. ^ 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2024年5月19日閲覧。
  3. ^ 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2024年5月18日閲覧。
  4. ^ 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2024年5月18日閲覧。
  5. ^ a b c 藤森 1964, pp. 198–199.
  6. ^ 諏訪大社上社宝物”. 公益財団法人 八十二文化財団. 2024年5月19日閲覧。
  7. ^ 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2024年5月19日閲覧。
  8. ^ 藤森 1964, pp. 117–120.
  9. ^ 藤森 1964, pp. 183–185.
  10. ^ 藤森 1964, p. 187.
  11. ^ 小野神社の鐸鉾”. 公益財団法人 八十二文化財団. 2024年5月19日閲覧。
  12. ^ 藤森 1964, pp. 190–191.
  13. ^ 五社神社鉄鐸と鉄鉾”. 公益財団法人 八十二文化財団. 2024年5月19日閲覧。
  14. ^ 嶺方諏訪社鉄鐸|白馬村”. www.vill.hakuba.lg.jp. 2024年5月18日閲覧。
  15. ^ 行田, 平岡 & 坂本 1997, p. 101.
  16. ^ a b 行田, 平岡 & 坂本 1997, p. 106.
  17. ^ 早野 2008, p. 37.
  18. ^ 早野 2008, p. 34.
  19. ^ 行田, 平岡 & 坂本 1997, pp. 102–103.
  20. ^ 早野 2008, p. 35.


「鉄鐸」の続きの解説一覧

鉄鐸(さなぎの鈴)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/15 17:13 UTC 版)

ミシャグジ」の記事における「鉄鐸(さなぎの鈴)」の解説

銅鐸によく似た鉄製の鐸(すず)は上社神宝として残されている。この鉄鐸は截頭円錐形いわゆるメガホン形)に丸めたい鉄板で作られたものであり、内部には鉄の舌吊るしてある。現在、上社本宮同形式のものが6個1連で3組保管されているが、これは元々守矢氏管理していた。 「御宝鈴」「大鈴」「佐奈伎(さなぎ)鈴」等と呼ばれるこの鉄鐸は、誓約の鈴として、土地境界戦争和睦などの際に使用されたものであるまた、春の耕作直前、鉄鐸を持った神使(おこう)たちが各地の湛に人々集めて、これを鳴らして神事行った。こうしてミシャグジ豊穣もたらしその代わり郷村民がお礼として農産物を貢上するという契約成立させた。秋の収穫後、貢納取りまとめを行う際に同様の神事が行われる。 鉄鐸の使用には礼銭定められており、神長収入源一つであった。郡外不出のものとされ、宝鈴のタブー犯す契約破綻するといわれていた。また、違約のある時はミシャグジの祟りがあると信じられていた。 天文4年1535年)、武田信虎諏訪頼満和睦の際に、神長守矢頼真が鉄鐸を鳴らしたという。 塩尻市にある小野神社にも12個1連の鉄鐸が保管されている。上社の鉄鐸とは異なり原形のまま鉾に吊るされている。多数麻幣が結びつけられており、御柱祭が行われる年に1かけずつ結ぶ習わしが現在も続いている。

※この「鉄鐸(さなぎの鈴)」の解説は、「ミシャグジ」の解説の一部です。
「鉄鐸(さなぎの鈴)」を含む「ミシャグジ」の記事については、「ミシャグジ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「鉄鐸」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鉄鐸」の関連用語

鉄鐸のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鉄鐸のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鉄鐸 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのミシャグジ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS