八縣宿禰神とは? わかりやすく解説

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八縣宿禰神

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/03 02:11 UTC 版)

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八縣宿禰神
時代 上古弥生時代
別名 八県宿禰神、八縣宿祢命、箭津安賀多神、佐和惠多良六老彦神、六老彦神
氏族 諏訪氏洲羽国造)祖
父母 父:伊豆早雄命、母:多満留姫
兄弟 可毛羽神、若木比売神、草奈井比売神、伊津早姫神、大縣神、内安賀多神、外安賀多神
健志奈乃命
特記
事項
正五位
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八縣宿禰神(やつあがたすくねのかみ、やのあがたすくねのかみ)は、古代日本の人物または

概要

別名・異表記に八県宿禰神箭津安賀多神[1](やつあがたのかみ)、八縣宿祢命佐和惠多良六老彦神[2](さわえたら - 読み不明 - ひこのかみ)、六老彦神がある。また新海三社神社では建御名方神の子・興波岐命や大県神の別名としている。御子神の健志奈乃命は『修補諏訪氏系図』において建御名方神の御子神の健志奈命とは別の神としており、諏訪氏の祖神に位置づけている。

国史としては『日本三代実録』を初見とし、もとは従五位下であったとされる[3]

貞観十年三月九日に正五位下を授与される[4]

系譜

守矢氏の最初の五代
(洩矢神から八櫛神まで)

建御名方神八坂刀売神の子・出早雄命(后は多満留姫か)の子。

兄妹に可毛羽神、若木比売神、草奈井比売神、伊津早姫神がおり、これに加え大縣神、内安賀多神、外安賀多神を記す系図もあるほか[5]会津比売神を加えたこれら兄妹は八縣宿禰神の御子神ともされる[6]

祀る神社

参考文献

  1. ^ 守矢実久「健御名方命御系圖」『諏訪神社略縁起』中村甚之助、明治53年、10頁。
  2. ^ 守矢実久「健御名方命御系圖」『諏訪神社略縁起』中村甚之助、明治53年、10頁。
  3. ^ 延川和彦「修補諏訪氏系図」『諏訪氏系図.正編』飯田好太郎、大正10年、23頁。
  4. ^ 延川和彦「修補諏訪氏系図」『諏訪氏系図.正編』飯田好太郎、大正10年、23頁。
  5. ^ 守矢実久「健御名方命御系圖」『諏訪神社略縁起』中村甚之助、明治53年、10頁。
  6. ^ 「諏訪下社大祝武居祝系圖略」『諏訪史料叢書.巻28』諏訪教育会、昭和11年、73頁。

関連項目




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