「日の民族」勢力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 05:20 UTC 版)
四天王(してんのう) 広目(こうもく) サイコメトリー能力を持つ。他の四天王から能力を引き継ぐ「法力転譲来」により、物語後半には1人で4人分の能力を備えたばかりか、草薙剣(天叢雲剣)など三種の神器を手に入れ、日本武尊の霊力をもって神子に挑む。またオモイカネに対抗する巨大鉄鐸「オモイクロガネ」を造り、オモイカネの力を封じる。ヤマト艦上での最終決戦において岳彦から致命傷を与えられるが、最後の力で神子を抱きしめ、自分の体に刺さっていた剣で彼女を突き刺し絶命する。 持国(じこく) 念動力を使う。宇佐での戦いで、卑弥呼が憑依した神子に空中に飛ばされ、落下して死亡した。 増長(ぞうちょう) 怪力の巨漢。山鹿・阿蘇での戦いでいずれも重傷を負うがその都度復活。神子に対する憎悪は理性を失うほどで、執拗に襲いかかるが、東大寺での戦いで岳彦の操るオモイマツカネにより大仏殿の屋根から落とされ、とどめに首の骨を折られて死亡した。 多聞(たもん) 弘法大師が会得したという真言の速読記憶術「虚空蔵求問持法」により、コンピュータ並みのデータ処理能力を持つ。またその法力は強大で、東大寺の戦いでは呪法の最終兵器「不動明王呪」を発動し、大仏を動かして神子たちを襲う。大仏殿炎上に伴い死亡した。 金剛阿、金剛吽(こんごうあ、こんごううん) 大空阿闍梨の命を受け、真言の僧兵を率いて神子一行に立ち向かう。普段は高野山を本拠としている。大空阿闍梨からの信頼は四天王よりも厚いらしく、四天王にも知らされない日の民族の秘密を知っていた。伊勢朝熊山での戦いで神子を追い詰めるが、綾門らの働きにより敗れる。 日光尼、月光尼(にっこうに、げっこうに) 東大寺の中門を守る二人の尼僧。催眠効果のある香を焚き神子を苦しめるが、意識を取り戻した神子に無力化される。 大空阿闍梨(たいくう あじゃり) 四天王や金剛兄弟に命じて「ヤマタイカ」阻止を図る、日の民族の守護者たる高位の仏僧。東大寺を本拠とする。
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