甲賀三郎 (作家)とは? わかりやすく解説

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甲賀三郎 (作家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/12 02:42 UTC 版)

(こうが さぶろう、1893年明治26年)10月5日[1] - 1945年昭和20年)2月14日[1]は、太平洋戦争前・中の日本推理作家戯曲作家。本名は(はるた よしため)[1]


  1. ^ 第三講 ショート・ストーリィとしての探偵小説の作り方 第一節 総論。『屋根裏の散歩者』の殺害方法が絶対不可能である理由として甲賀は4点挙げている。そのうちの最初のものは不可能性には関係していないが、4点目の理由の中で塩酸モルヒネに関する議論が簡単になされている。塩酸モルヒネは冷水に溶けにくいため、数滴の量では飽和水溶液だったとしても致死量には大幅に足りない、というのが議論の主旨である。
  2. ^ 職業としての探偵、すなわち刑事など警察官のこと。「私立探偵」は職業探偵ではないから「素人探偵」と呼ばれた。
  3. ^ 新潮社版「新作探偵小説全集」の第1回配本。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i 鮎川哲也編『怪奇探偵小説集 II』(双葉文庫)所収「悪戯」著者紹介
  2. ^ 『幕末美少年録』(長谷川伸、講談社)
  3. ^ 「大御所菊池寛や花形女優ら次々と検挙」『東京朝日新聞』昭和9年3月18日夕刊(『昭和ニュース事典第4巻 昭和8年-昭和9年』本編(昭和ニュース事典編纂委員会 「毎日コミュニケーションズ刊 1994年)p.615
  4. ^ 「作家、映画監督ら十五人が海軍に従軍」『東京朝日新聞』(昭和13年10月5日)『昭和ニュース事典第7巻 昭和14年-昭和16年』本編(昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)p.662
  5. ^ 北条秀司『演劇太平記(六)』毎日新聞社
  6. ^ 「ドイルを宗とす」『新青年』特別増刊探偵小説傑作集(昭和12年)所収
  7. ^ 横溝正史「甲賀三郎と電話」『朝日新聞』昭和47年12月4日
  8. ^ 「好敵手甲賀・大下」『大衆文学大系月報』昭和48年1月号
  9. ^ 『日本探偵小説全集1 黒岩涙香・小酒井不木・甲賀三郎集』(創元推理文庫)所収の春田俊郎「父、甲賀三郎を憶う」


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