田島征三とは? わかりやすく解説

田島征三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/03 09:32 UTC 版)

田島 征三(たしま せいぞう, 1940年1月9日 - )は、日本の絵本作家美術家。同じ絵本作家の田島征彦は同年生まれの双子の兄弟だが、苗字の読み方は征三が「たしま」、征彦が「たじま」を名乗っている。本来の読み方は「たしま」だが、征三が先に「たしま」で世に出たため、征彦はそれと区別する意味で「たじま」と改めた。血液型はB型。辰年生まれ。山羊座生まれ。 力強いタッチで描かれた作品に定評がある。

略歴

主な絵本

  • 『ちからたろう』(第2回世界絵本原画展「金のりんご賞」受賞、今江祥智文・ポプラ社
  • 『ふるやのもり』(瀬田貞二文・福音館書店
  • 『だいふくもち』(福音館書店)
  • 『おじぞうさん』(福音館書店)
  • 『猫は生きている』(早乙女勝元文・理論社
  • 『しばてん』(偕成社
  • 『ふきまんぶく』(第5回講談社出版文化賞受賞、偕成社)
  • 『やぎのしずか』(全7巻、偕成社)
  • 『とべバッタ』(第38回小学館絵画賞、年鑑イラストレーション作家賞、第11回絵本にっぽん賞受賞、偕成社)
  • 『もりへさがしに』(ボローニャ国際児童図書展「グラフィック賞推薦」受賞、村田清司え・偕成社)
  • 『はたけのともだち』(童心社
  • 『オオカミのおうさま』(第15回日本絵本賞受賞、きむらゆういち作・偕成社)
  • 『やまからにげてきた・ゴミをぽいぽい』(童心社)
  • 『つかまえた』(第68回産経児童出版文化賞美術賞受賞、偕成社) など多数。

主な挿絵

  • 『まるながてんぐとながはなてんぐ』(角田光男、実業之日本社)
  • 『やぶれだいこ鬼だいこ』(角田光男、実業之日本社)
  • 『桃の木長者』(吉田タキノ、理論社)
  • 『くもだんなとかえる』(1969、松谷みよ子、ポプラ社)
  • 『ふるさとの民話』(1973、吉田タキノ、理論社)
  • 『忍術らくだい生』(古田足日、理論社)
  • 『千成ひょうたん』(古田足日、童心社)
  • 『ごちそう島漂流記』(庄野英二、あかね書房)
  • 『さらば、おやじどの』(上野瞭、理論社)
  • 『いやしんぼ』(奥田継夫、理論社)
  • 『おばけど-なつ』(1969、奈街三郎、小峰書店)など。

画集

  • 『畑の恋人』(径書房)

エッセイ集

  • 『土に描く』(理論社)
  • 『ひとことみことでよかったんだけど』(偕成社)
  • 絵の中のぼくの村』(くもん出版
  • 『ふしぎのアーティストたち』(労働旬報社
  • 『土の絵本』 すばる書房、1974年。
  • 『風の絵本』 すばる書房、1976年。
  • 『草の絵本』 すばる書房、1977年。

その他の著書

参考図書

映画

出演

脚注

出典

  1. ^ 活動の成果
  2. ^ 82歳、実績残すのは「これから」 児童文化賞受賞の田島征三さん”. 朝日新聞デジタル. 2022年1月15日閲覧。
  3. ^ 青木崇高×田島征三”. NHK (2021年12月25日). 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月25日閲覧。

関連項目

外部リンク





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