小野木学とは? わかりやすく解説

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小野木学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 02:20 UTC 版)

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小野木 学(おのぎ まなぶ / おのき がく、1924年1月13日 - 1976年8月24日)は、昭和期の日本の洋画家東京府出身。甥の上矢津(かみやしん)は画家現代美術家版画家

本名の読みは「おのぎ まなぶ」であるが、絵本作家としての筆名は本名と同じ表記で「おのき がく」の読みを用いている。

来歴・人物

1924年、北豊島郡巣鴨町(現・豊島区)に小野木秀雄・シヅ夫妻の四男として生まれる。軍事教練中に肺を患い、療養中に独学で油絵を学ぶ。のち農林省関連の施設に勤務するかたわら、絵画の勉強を続ける。1952年の第17回自由美術展で入選。翌1958年自由美術協会会員となるが、1961年から翌1962年にかけてパリへ留学した後の1963年に退会。

1965年より版画の製作を開始。1969年、第8回リュブリャナ国際版画ビエンナーレ買上賞を受賞。1970年、第19回小学館絵画賞(現・小学館児童出版文化賞)を受賞。同年、ポプラ社より絵本『かたあしだちょうのエルフ』を刊行(文も本人)。

1976年腎臓癌で逝去。享年52。生前の作品の多くは練馬区立美術館に所蔵されている。

作風

挿画

  • 庄野英二『ひこうきとじゅうたん』ポプラ社、1970年

参考文献

  • 上矢津『ナヤミノタネ ガク叔父さんのレクイエム』(講談社




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