ルージ一行とは? わかりやすく解説

ルージ一行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:13 UTC 版)

ゾイドジェネシス」の記事における「ルージ一行」の解説

ルージ・ファミロン 声 - 平田宏美 本編の主人公ミロード村出身13歳家族ミロード村長の父親ラージ母親ミン、そして祖母シオと弟ファージ好奇心旺盛正義感強く理不尽なことも許さず、また聡明機転が利く特技潜水で、視力も非常に良い将来教師になろうと志しゾイド発掘助手しながら勉強していた。ディガルド武国攻撃受けた際、無我夢中乗り込んだムラサメライガーでこれを迎撃初陣を飾る。しかし、ザイリンによる再度襲撃によりジェネレーター破壊されてしまい、ジェネレーター修理できる職人探すため旅に出ることになる。攻めて来たザイリンとはその後幾度となく刃を交え一進一退の攻防繰り広げたセイジュウロウ弟子入りしてからのゾイド乗りとしての腕前の上達は著しく討伐軍を立ち上げて以降数々激戦戦い抜く大きな力となり、討伐参加者からはセイジュウロウ変わってゾイド操縦教授求められるほどにまでなった。 職人探す旅路の中、各地巡りディガルドに苦しめられている人々の姿を見たことで、やがてディガルド自体倒さなければいつまで経って平和にならず、ジェネレーター修理できない考えるようになる。そしてラ・カン説得しディガルド討伐軍」を結成する決意促し職人探し中断する事を報告一時村人反発を受けるが、最終的に和解し戦いが終わるまで村人達はハラヤードへと疎開ていった。それからも紆余曲折があり、多くの人の協力得てついに隠され存在であったソラシティにまでたどり着き様々な事実を知る。 そしてディガルドからの離反者加えてジーン討伐軍」と名を変えた討伐軍は、ついに自由の丘ジーンとの決戦に臨む。ジーン駆るバイオティラノ圧倒的な力の前に次々と仲間倒れていく中、ムラサメライガーゾイドコア潰されてしまう。絶望的な状況の中、止めを刺そうとするジーンからルージ救おうとしたレ・ミィが、バイオティラノによって殺されそうになった瞬間ルージの強い願い応えてムラサメライガー真の力である驚異的な再生能力発動ゾイドコアすら修復して復活、ガラガとザイリンの捨て身攻撃ゾイドコア露出させられバイオティラノを、ムゲンライガー一撃真っ二つにして戦い終結させた。 戦い終わった後、勝鬨挙げる討伐一行尻目にルージ独りムラサメライガー故郷ミロード村へと帰る。そして、ムラサメライガージェネレーター接続され再起動しているシーン本編終焉しているが、後日談エピソード描いたCDドラマではキダ藩アイアンロックにも顔を出してたらしい愛機は、の沖で発見されムラサメライガー代々ゾイド乗りという家系育ったが、ルージだけがゾイド乗り適性無くゾイドを動かす事が出来なかった。だがバイオラプター襲われ混乱の中で偶々乗り込んだ発掘したばかりのゾイドムラサメライガー」が起動する始め武器無くバイオラプター翻弄されるが、彼の願いに「御先祖様」の大刀おおがたな)が反応ムラサメライガー合体し本来の姿となる。その後ラ・カンらの協力バイオラプター撃退するが、このゾイドルージ以外誰にも動かす事ができず、必然的にルージ専用機体となる。その後ルージ意思応えるかのように機体エヴォルトさせ、ラ・カン窮地の際にハヤテライガー形態を、対バイオケントロ戦でムゲンライガー形態を得る。 ラ・カン 声 - 松山鷹志 反ディガルド活動中心的な人物で、仲間リーダー格。50歳。レ・ミィと共に各地放浪している。正体は元キダ藩藩主でかつ、レ・ミィの母レ・ミレの兄であり、人望も厚い名君配下の者達から「殿」と呼ばれていた。ディガルド最初侵攻の際にキダ藩応戦し当初はディガルド相手善戦していたものの、民の被害考えて降伏。だが、この決断結果的にディガルドの侵略行為加速させる原因になった思って後悔していた。 その後は藩を去り流浪の旅をする事に。その旅の中ルージ出会い、「ディガルドを倒さなければ人々の平和は得られない」と説得され討伐軍の旗頭として指揮を取るうになる早い段階からルージ資質期待抱いており、討伐結成以後指揮官として成長促すようにルージ意見求めることも多い。 48話において絶体絶命窮地陥るものの辛くも生還ジンゴソードウルフ修理してもらい、最終局面駆けつけた。 愛機ソードウルフ。後にバイオクラッシャー装備し、ソードウルフクラッシャーに強化衝撃波放つ事により、接近戦以外でもバイオゾイド撃破が可能となったレ・ミィ 声 - こやまきみこ ラ・カンの姪。ヒロイン12歳キダ藩次期後継者姫君でもある。まだまだお転婆ではあるが、徐々に王族としての器を現しつつある。特技格闘技で小柄な体つきありながら大人とも渡り合えるほど。料理不得手で、丸焼きしかできずよく周囲からかわれていた(後に煮物にも挑戦しとりあえ成功)。その特徴的な髪飾りは母の形見ルージ好意持っているのだが、素直になれないいわゆる極度ツンデレで、「乙女のビ〜ンタ!」と不器用な愛情表現を示す。 野生児的な面をよく取りざたされる一方記憶失い精神的に不安定だったソウタに対して母性的な優しさ見せる。名前の短いキダ藩出身者の中で唯一フルネームではなく愛称の「ミィ」で呼ばれ王族の姫として見せた時の高貴な姿は、普段女に突かれているルージとガラガを驚かせたほど。 後日談CDドラマではキダ藩帰りズーリ眠っていた父の墓を母の隣りに移すという悲願達成したルージ離れ離れになった事が寂しくて仕方ないらしい。 愛機は父の形見でもあるランスタッグ。後にトゥインクルブレイカーを装備し、ランスタッグブレイクに強化された。 ゲームスーパーロボット大戦K』では味方パイロット精神ポイント全回復する「レ・ミィ丸焼き」というアイテム登場するコトナ・エレガンス 声 - 伊藤静 ルージハラヤード出会った女性もう一人ヒロイン17歳で、幼い容姿ミィとは対照的にスタイル良く大人びた容姿をしている。特技体術暗器扱い。服には多数暗器仕込まれている。当初ルージムラサメライガーを囮にしたり、勝手に婚約者仕立ててガラガの盾にしたりしていたが、旅を進めていくうちに徐々に彼に惹かれていく。いわゆる綺麗なお姉さん的なキャラクターで、ルージをからかう面と異性として意識している面がしばしば見られる。 後に出身アイアンロックであり、そこに住むマキリ一族の長候補だった事が判明。かつて長に選ばれた際、必要の無くなった双子の妹リンナ殺されてしまう事実知り逃亡その後放浪の旅続けていた。故郷戻った際に長となっていた妹と対立するが、過去逃亡対す誤解解けて和解ギルドラゴン起動の際には共に封印を解く。なお、その名前は仮の名であり、真名ギルドラゴン封印を解くキーワードであるために秘匿している。 セイジュウロウとは古くからの知人であり、彼の看病をしたり体調気遣い配する場面見られる後日談CDドラマでは誰も帰ってこない廃墟アイアンロック跡地独り住みながら、旅に出たかつての仲間を追うか(セイジュウロウかガラガか一族人間かは不明)、ルージのいるミロード村行こう決めかねていた模様愛機レインボージャーク。後にウインドダンサー(ターボブースター)を装備しレインボージャークウインド強化された。旧文明では量産されていたらしく、アイアンロック遺跡多数埋没している描写見られた。また、ソウタと共にギルドラゴン操縦担当する。 ガラガ 声 - 三宅健太 ハラヤード近郊嘆きの山で、反ディガルドのゲリラ組織率いていた男。「雷鳴」の異名を持つ。大柄な体躯に、豪胆な性格をしている親分肌故郷はガラガが外出していた隙にディガルドに侵略されしまっている。コトナに好意寄せているが、当の本人には避けられてばかりルージの事は弟のように思っている。外見から分かるように頭が切れるタイプではないが、戦闘においては押しだけでなく機転を効かせたり搦め手攻めたりと計算高い部分持っている愛機デッドリーコング封印されている左腕背負っているヘルズボックス内に多彩なリーオ製の武器持ち(後に大鎌追加されている)、その強大なパワー活かした接近戦を得意とする。なお、左腕解放時には暴走状態となる。また、ヘルズボックスには2つめのゾイドコア存在しており、スケートボードのようにボックス走行させて上に乗ることも出来る。更に、本体ゾイドコア潰れてボックス内のコア再起動できる等、一行ゾイド中でもかなりミステリアスな存在である。 ロン・マンガン 声 - 谷山紀章交易商人という肩書きで、ガラガ率いゲリラ参謀役を務める。その正体ソラシティから送り込まれエージェントで、反ディガルド武装組織発展させるに就いていた。ソラノヒト地上で暮らすべきと考えているロン達は、ソラノヒト地上支配こそを是とするディガルド担当のプロメ達と対立関係にある。彼もまたルージ期待する一人であり、その見聞を広めるためにコネクションルージ紹介している。ラ・カンとは立場の違いはあれ、ルージ成長促すという点では通じ合う様子もあった。 なお、22話から開始された「ロン先生ゾイド講座」では、レ・ミィ達とショートコント形式様々なゾイド紹介していた。 愛機バンブリアン一行の内では唯一発掘されゾイドではなくソラシティ製造されゾイド。後にグランドスター装備し、バンブリアングランドに強化された。ロン初登場時修理中で、少し遅れて登場となった最初バンブリアンバイオヴォルケーノ追い詰められルージを逃がす為に自爆させたため、予備機の2機目に乗り換えている(2機目は1機目と装備一部異なる)。 セイジュウロウ 声 - 津田健次郎 惑星Zi最強ゾイド乗りと言われている。所以大陸ゾイド格闘技大会で優勝しているからなのだが、その時対戦した弟子誤って殺してしまい、強さ求める事に迷い感じ隠遁していた。その過去から、ルージ弟子入り志願一度拒否したが後に承諾以降ルージ達の旅に同行するうになる修行一環で、移動時にムラサメライガーの背に乗る事が度々あった。ゾイド乗りとしての技量だけでなく、剣術腕前卓越している。 ルージ達に出会った時には重い病を患っており、長時間運動出来ない身体だった。発作起こす事も多く、もはや余命幾許も無い思われていたが、ソラシティ進んだ医療技術によりその病は完治した身体の不安を抱えていた為に自身体調顧みず張り切りすぎるルージや、悪ノリをするガラガに釘を刺す事もあった。 愛機ソウルタイガー一行ゾイドの中では随一瞬発力持ち残像を残す素早い機動で敵を葬る。後にソウルブースター装備し、ソウルタイガーブーストに強化された。

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