サーシャ・デヤンスタール・ヴォバンの権能とは? わかりやすく解説

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サーシャ・デヤンスタール・ヴォバンの権能

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:36 UTC 版)

カンピオーネ!」の記事における「サーシャ・デヤンスタール・ヴォバンの権能」の解説

貪る群狼(リージョン・オブ・ハングリーウルヴズ, Legion of Hungry-wolves) サーシャ・デヤンスタール・ヴォバンがギリシア神話太陽神アポロン・リュカイオスから簒奪した第1の権能アポロン神の聖獣にして「闇と大地」である鼠色体毛を持つ魔狼使い魔として無数に召喚し意のままに操る力。個々神獣ほどの能力持たないものの、馬並みの体格誇り、大騎士クラス実力者なければ苦戦するレベル猛獣である。従僕同時に使用し騎兵軍団指揮することも可能。 ヴォバン自身灰色へと顕身でき、野獣身体能力得られる短剣並み大きな牙はカンピオーネ強靭な肉体でも貫通するうえ、人狼化した肉体使い魔たちとは比べものにならないほど強靱で、俊敏さ反射神経まかせて人類最高クラス剣士互角白兵戦演じられるだけのスピードパワー身体能力持ち大型自動車スクラップにできるほどの打撃でもほとんどダメージ受けない。さらに、巨大な敵と戦う場合最大全長50メートル超える大巨」へ変身できる。この状態の時には権能の元となった神格の『光の加護』で太陽由来する攻撃に対して高い耐性を持つ。加えてアポロンの母レト大地女神で、アポロン自身地底洞窟産まれたことから、一瞬にして地中深くへもぐり、自在に移動する能力も得る。召喚した魔狼2匹程度なら巨大人狼化させることが可能であり、太陽への耐性や頸だけで行動できる異常なしぶとさなど本体能力一部反映され強力な存在化すまた、周囲にいる他者刻印与え永久にの姿へと変える効果存在する人狼達には助走なしで4メートル以上跳躍し垂直な壁さえ駆けのぼるほどのすさまじ脚力ダッシュ力が付与される人間だけでなく、馬などのほかの動物対象になる。その気になれば数十名を同時に変化させられるが、ヴォバンはこの力を意味あるものととらえているため滅多なことでは使わない。死ぬ寸前重傷負っても、人狼化すれば魔獣生命力持ち堪え、傷を回復することができる。たちの目を介して離れた場所の様子探り、口を借りて自分の声を届けることも可能。 死せる従僕の檻Death Ring) サーシャ・デヤンスタール・ヴォバンがエジプト神話豊穣冥府の神オシリスから簒奪した権能。 自らが殺した人間神獣妖魔・魂を持った人造生物など生ける屍リビングデッド)としてこの世にとどめ置き、忠実な従僕として絶対服従させる力。従属させられた者はこの権能に魂が囚われている限り身体壊れよう時間がたてば再生し自分周囲まで瞬間移動させることもできる隷従させている名だたる魔術師達は、魔術知識一切持たないヴォバンにとって優秀なブレーン役であるため重宝されている。なお、人間より霊的な格が上である神獣場合手元まで召喚することはできないため、本拠地バルカン待機させている。 従僕たちは判断力生前比べ格段に落ちているため戦術行動予測などができず、生前持っていた貴重な資質失われてしまうおそれもあるのが欠点加えて死者の魂は権能によって無理矢理仕えさせられているだけなので支配力絶対的なものではなく智慧の剣などで権能停止させられてしまうと捕らえていた魂が解放されてしまいアンデッド呼び出せなくなる、敵が精神感応系の権能持っている場合逆に利用されてしまうといった危険性がある。 さらに、古戦場墓場などにおいて死者素性や数を霊視する力も持ち死霊質問して無理矢理答えさせるともできる疾風怒濤シュトルム・ウント・ドランク, Sturm und Drang) サーシャ・デヤンスタール・ヴォバンが古代朝鮮の嵐を司る三身一体神風伯・雨師雷公から簒奪した権能。 嵐を呼び風雨雷霆を操る力。この権能影響で、ヴォバンの気が昂ぶる周辺が嵐になる。暴風土砂降りのような稲妻攻撃することで、極大によって鋼鉄をも灼き尽くし鋼の軍神鋼鉄体にさえ甚大なダメージ負わせることができる。応用性が極めて高く避雷針のように相手落とした躱す大雨河川氾濫させ石橋押し流す勢い鉄砲水引き起こす激し風雪から着衣濡れを防ぐ、大気操作して自由自在に空を飛ぶ自分周囲気候調節して適温維持するなども可能。また、貪る群狼》と併用すれば、魔狼化した自身の口から吐き出せるようになる。さらに、全力呪力注げば国家から世界規模天候長期にわたり制御できる。ただし、3種類の天候を操る権能であるためか、1つ気象特化した力に支配力で上回られ場合があり、などの操作権能対象外ソドムの瞳Curse of Sodom) サーシャ・デヤンスタール・ヴォバンが古代ローマ英雄にして隻眼軍神であるホラティウス・コクレスから簒奪した権能。 ヴォバンが自らの目で見た生物を、数に関わらずすべて塩の柱へと変える邪眼。『旧約聖書』にある神の焰で灼かれたソドムの都を見た者にあたえられ神罰再現できることから名付けられた。発動中は視力増大されて数キロメートル先まで見通せるようになり、透視能力得られるため遮蔽物無視して作用する能力上限存在せず、その気になればその場をほとんど動かないまま東京都全員塩化させることも可能。生命活動維持させたまま下半身のみを塩にするなどといったコントロールも可能。ただし、神や神殺しに対して肉体一部一時的に塩化させるのが限度なので、彼らとの戦いで接近戦補助として用いる。なお、あくまで生物対象権能なので、アテナ石化邪眼とは違い無機物までは塩化させられない塩化解除は非常に困難であり、塩化した直後では最高峰治癒の力を持ってしても一時的な復活限界作中では時間経過によるヴォバンからの呪力供給停止・「顕聖之符」の破邪の力・天叢雲劍による呪力吸収・禍祓いという4つの要素があって解除できたのが唯一の成功例となっている。 冥界の黒き竜(Otherland's Dragon) サーシャ・デヤンスタール・ヴォバンが古代メソポタミアの竜の相を持つ地母神イナンナから簒奪した権能肉体から分離させた霊魂を、実体を伴う体長30メートルブラックドラゴンへと変える力。魔竜化した霊体は、片手使えずとも体格互角の『』を抑え込むほどのパワー誇り加えて竜の口からは強力な焰を噴射する変身中は「死を想起させる儀式」として自らの心臓えぐり出すことにより、地上から冥界経由アストラル界への転移が可能で、呪力高めれば目的地へと強制的に送り込む性質があるアイーシャの『通廊』内でも自由に移動できる。 さらに竜不死性により霊魂はなかば不滅となっており、ドラゴンの体が滅びたとしても魂の状態から再生が可能。人間体の時に敵の攻撃によって死亡した場合例え肉体が完全に灰になっていたとしても、大量呪力消費することで五体満足蘇生させる効果もある。ただし、復活時に消耗した呪力は1〜2ヶ月の間決し回復しない仮死状態となった自らの肉体無防備となるのが最大弱点で、この権能を使う時は主に従僕たちに命じて体を守らせている。ドラゴン化には面倒な手順を踏む必要があるらしく、変身魔王内戦まで80年上使用してこなかった。また、魔狼態と異なり太陽への耐性失われてしまうほか、《鋼》が持つ竜蛇殺し権能弱点となる。 劫火の断罪者Red Punishment) サーシャ・デヤンスタール・ヴォバンが中国炎神祝融から簒奪した権能。 空を覆い尽くすほどに巨大な神すら灼き殺す断罪の焰のかたまり天から落とし地獄の劫火周囲焦土と化す劫火殲滅の力。直径20キロメートル前後範囲焼き尽くし、最低でも都市一つ覆い尽くすまで燃え広がる以降はいつでも解除可能で、最高で7日7晩燃え続ける。敵地戦場一撃焼け野原変えるほどの威力があるが、威力が高すぎてあとには何も残らないので使い所難しい、呪力消耗大きいため連戦では使いづらい、上空から落下させる以外に一切応用不可能なので防御などに使うことができない発動から着弾まで数十秒ほどかかるなど欠点も多い。さらに、自分巻き込まれないために遠距離から焼き払う必要があるという性質から攻撃大味なので、しぶとい相手倒しきれる確証もないことから神やカンピオーネ相手戦闘では使いにくい。実質焦土戦術向き権能であるが、牽制目的行使する場合もある。 血の聖餐祭Bloody Blessing) サーシャ・デヤンスタール・ヴォバンがシヴァの妻の1柱とされるインド神話戦闘女神カーリーから簒奪した権能血を見た者・臭いをかいだ者・味わった者を数の制限無く対象とし、血を求め殺傷本能覚醒させる。対象肉体強化され鬼のような戦闘能力得られるが、凶暴化手近な生き物本能のままに殺そうとする殺戮となってしまう。よほど強靱精神力持ち主なければ衝動押さえ込むことが出来ない。羊1頭程度犠牲軍勢十数単位殺し合わせて壊滅させられる凶悪な権能である。 詠う呪文書Singing Spellbook) サーシャ・デヤンスタール・ヴォバンがテンプル騎士団崇めた黒き魔道邪神バフォメットから簒奪した権能魔術使い手から知識と術を無理矢理奪い適当な紙の束に文字化して刻みつけ表紙口のついた呪文書として保管する力で、ヴォバンの指示魔術行使することが可能。呪文書は、背表紙の高さが10歳児の背丈ほど、厚さ子供肩幅と同じほどもある黒革巨大な書物の形をしていて、宙に浮いている。 元々は《死せる従僕の檻》の方が利便性高く本人も本ページをめくるのを嫌う性分なのであまり使わなかった。だが、『神域のカンピオーネス』において使い勝手改善させるための即席工夫で、ヴォバンにページをめくらせるなと命令されたことで、『魔導書の精』として少女の姿の使い魔変化した魔導書の精詠う呪文書》が変化した具現体(アバター)。紫のドレスと黒い外套、つば広の黒帽子をまとう、か細い声に12歳前後金髪碧眼、クラシックドールのように可憐な色白少女の姿を取っている。ヴォバンには絶対服従するよう指示されており、自らの意思侯爵要求適した魔術使用することができる。《瞬間転移のような難度魔術幾つも使いこなし侯爵求め神話知識遠隔地情報などを伝え役目担っている名称不明 サーシャ・デヤンスタール・ヴォバンが神託守りゴルディアスから簒奪した新たな権能敗れぬはずの国を滅ぼし不死身の神や魔物殺めるための、「定められ運命断ち切る力」。例として権能短剣込めて使用することで、切れぬはずの拘束具切断し因果を操る権能無効化して致命傷負わせることが可能。 ラグナロク サーシャ・デヤンスタール・ヴォバンが北欧神話終末魔狼フェンリルから簒奪した新たな権能全長60メートルを越す巨大なフェンリル頭蓋骨へと変身、あるいは召喚し相手丸呑みにする。フェンリル終末の時太陽呑みこむとされることから、太陽神の力に対して非常に有効。空から地面激突させれば直径数百メートルクレーター穿って爆発起こすほどの破壊力誇り、そのパワー押し止めることさえ難しいが、小回り利かず気の利いた使い方できないうえ、連発できないのが欠点ある程度威力調節可能なようで、その気になればコロニー落としティアマト彗星並み一撃繰り出せとされる

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