鋼の軍神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:36 UTC 版)
軍神・武神・戦神・闘神の中でも、生ける剣として外敵をまつろわす性質を持つ神々の総称。不死の属性を持つ、竜と蛇の征服者。略称で《鋼》とも呼ばれる。存在自体が「剣」の暗喩であり、神話の上で、鉄の素となる「石」(鉱石)、鉱石を溶かす「火」、火を強める「風」、焼けた鉱石を冷やす「水」との共生関係にある。その発祥と伝播には軍神アーレスを信仰していた遊牧騎馬民族スキタイが深く関わっているとされる。「水辺に棲む怪物(大蛇、竜など)を英雄が倒し、人身御供として捧げられた乙女を救い出して妻とする」という「ペルセウス・アンドロメダ型神話」と呼ばれる逸話を持つことが多く、大地母神が落剥した姿である竜蛇を斃し、武力で国を治めて「世界を創造する」という役割を担う。その性質からほとんどが男神で、「鋼の女神」はアーレスの娘であるアマゾネスの女王などごく限られた例外のみ。
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