重要文化財 重要文化財の件数

重要文化財

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 23:47 UTC 版)

重要文化財の件数

重要文化財の指定件数

重要文化財は建造物の部と美術工芸品の部の大きく2つに分かれ、美術工芸品の部はさらに絵画、彫刻、工芸品、書跡・典籍、古文書、考古資料、歴史資料の7部門に分かれている。指定件数は以下のとおりである。

  • 建造物-2,509件5,122棟(うち国宝227件290棟)(2019年(令和元年)9月30日指定分まで)[8]
  • 美術工芸品-10,808件(うち国宝897件)(2020年(令和2年)9月30日指定分まで)[9]
    • 絵画-2,037件(うち国宝162件)
    • 彫刻-2,723件(うち国宝140件)
    • 工芸品-2,471件(うち国宝254件)
    • 書跡・典籍-1,919件(うち国宝228件)
    • 古文書-781件(うち国宝62件)
    • 考古資料-652件(うち国宝48件)
    • 歴史資料-225件(うち国宝3件)
都道府県別指定件数

1.東京都 2,806件 2.京都府 2,188件 3.奈良県 1,327件 4.滋賀県 823件 5.大阪府 678件
(2020年4月1日現在)

重要文化財の所在不明件数

2021年令和3年)3月時点の文化庁の最新の調査結果により、2014年7月時点で国宝を含む重要文化財に指定されていた美術工芸品10,524件のうち、個人所有者の転居・死亡・社寺などからの盗難などにより所在不明と判明したものが142件(国宝0件)、追加確認が必要なものが50件(国宝7件)となっている[10]。所在不明142件のうち文化財種別件数では、工芸品78件(うち刀剣72件、うち盗難5件)、書籍・典籍23件(うち盗難1件)、彫刻15件(うち盗難12件)、絵画14件(うち盗難6件)、古文書10件(うち盗難3件)、考古資料2件(うち盗難1件)で、理由別件数では、所有者転居43件、所有者死去35件、盗難28件、売却9件、法人解散2件、不明など25件だった。このうち1950年(昭和25年)の文化財保護法制定以前に所在不明になったのが97件、以後が45件であった[11]。文化庁は2021年3月時点で所在不明だった142件の詳細を公表している[12]




  1. ^ 参照:文化庁公式サイト、PDFファイル:「国立文化財機構 概要 平成19年度」など
  2. ^ 昭和26年文化財保護委員会告示第2号
  3. ^ “円満院の重文建物、宗教法人が約10億円で落札…文化庁困惑”. 読売新聞. (2009年5月31日). オリジナルの2009年6月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090601074238/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090531-OYT1T00072.htm 
  4. ^ “大津の古刹、円満院の重文建物が10億円で落札”. 産経新聞. (2009年6月1日). オリジナルの2010年3月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100302230517/http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090601/trl0906011137004-n1.htm 
  5. ^ 無形文化財の選定制度とは、文化財保護法制定時の無形文化財保護制度であり、無形文化財のうち特に価値の高いもので国が保護しなければ衰亡するおそれのあるものについて、文化財保護委員会が「助成の措置を講ずべき無形文化財」として選定したもの。この選定制度は、1954年(昭和29年)の文化財保護法改正で、重要無形文化財の指定制度および「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」の選択制度に移行した。
  6. ^ 松山巖「国宝という物語」『国宝』(とんぼの本、改訂増補)、新潮社、2005、p.207
  7. ^ 『日本大百科全書』第9巻、小学館、p.208(「国宝」の項)
  8. ^ 文化庁文化財部「新指定の文化財」『月刊文化財』671、第一法規、2019、p.8
  9. ^ 文化庁文化財部「新指定の文化財」『月刊文化財』681、第一法規、200、p.4
  10. ^ 盗難を含む所在不明に関する情報提供について~取り戻そう!みんなの文化財~”. 文化庁 (2021年3月5日). 2021年3月13日閲覧。
  11. ^ 所在不明文化財(国指定)の内訳 文化庁 2021年3月5日
  12. ^ 所在不明になっている国指定文化財(美術工芸品)”. 文化庁 (2021年3月5日). 2021年3月13日閲覧。
  13. ^ 正式の指定名称は「日本ハリストス正教会教団復活大聖堂」
  14. ^ 大学関係では同志社大学礼拝堂がもっとも早く1963年の指定である。
  15. ^ 他に「徳島藩御召鯨船千山丸(徳島城博物館蔵)」が歴史資料部門(大名が実際に利用していた和船で唯一現存する)で指定されている。
  16. ^ 建造物の分類別指定件数については『月刊文化財』495号、第一法規、2004、p8及び『月刊文化財』502号、第一法規、2005、p8、を参照。
  17. ^ 第二次大戦終戦以前に指定された民間所有の建造物としては、他に奈良県の今西家書院(1937年指定)があるが、文化庁の分類では「民家」の範疇には入らない。






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