要とは?

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よう【要】

[音]ヨウエウ)(呉)(漢) [訓]かなめ いる もとめる

学習漢字4年

求める。「要求要請強要需要

なくてはならぬとする。いる。「要注意所要・必要・不要

締めくくる。まとめる。「要約概要大要

大切なところ。かなめ。「要因要害要所要職要素要点要領肝要紀要・主要・重要・枢要・切要摘要法要

待ち受ける。「要撃

名のり]しの・とし・もとむ・やす


よう〔エウ〕【要】

物事の大事な点。かなめ。要点。「要を得た説明」「要はやる気だ」

必要であること。入用。「再考の要がある」


かなめ【要】

ある物事の最も大切な部分要点。「組織の要となる人」「肝心要

扇の骨をとじ合わせるために、その末端に近い部分に穴をあけてはめ込む釘。(かに)の目。

要黐(かなめもち)」の略。


ぬみ【要害/要】

攻防上で重要な地点要衝。ぬま。

「賊(あだども)の拠(を)る所は皆是—の地(ところ)なり」〈神武紀

たいせつなこと。要点。ぬま。

「機(はかりこと)の—を宣示(のたまひしめ)して先づ当郡の兵を発せ」〈天武紀〉


かなめ【要】

〔名〕

① 扇の末端についていて、骨をつづり合わせるためにはめこんだくさび。鯨の骨金属作る。かのめ。蟹の目

古今著聞集(1254)八「ここにありとしられんとて、扇のかなめを鳴らして使ひければ」

② 刀の目貫(めぬき)。

梅津政景日記慶長七年(1612)三月八日「たとへわきさし、かたななり共、つばなと、かなめ成共、弐十目、卅目もつけ候て持候はは、縄をかけ、山へ御のほせ候へ

③ (転じて) ある物事支える最も大切な部分事柄人物要石(かなめいし)。

愚管抄(1220)七「えりいだされむ人の、八座弁官職事ばかりになる人候ふらんところこそ要なれば、それは解官せられなんず」

役者論語(1776)あやめぐさ「ぶたいへ出て爰(ここ)はをなごのかなめの所と、思ふ心がつくほど、男になる物なり」

建築扇垂木(おうぎたるき)の中心線の集まるところ。〔日本建築辞彙(1906)〕

(5) 植物かなめもち要黐)」の異名。《季・夏》 〔和漢三才図会(1712)〕

虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一五「扇骨木(カナメ)の植込通して池が見える」


かのめ【要】

〔名〕 =かなめ(要)

行宗集(1140頃)「うちにて大夫のすけのあふぎのかのめかためてとてつかはしたりし」


よう エウ 【要】

〔名〕

物事の最も重要なところ。肝心なところ。かなめ。肝要要点

勝鬘経義疏(611)歎仏真実功徳章「万徳之中此三為要。若挙三徳。即余徳自顕」〔荀子‐礼論〕

なくてはならないこと。必要。要用

宇津保(970‐999頃)あて宮「かへせば情なし。物は警策なるえうの物なり」

③ 誓うこと。契ること。約束。〔春秋左伝哀公一四年〕


よう‐・す エウ‥ 【要】

1⃣ 〔他サ変〕 ⇒ようする(要)

2⃣ 〔他サ五(四)〕 =ようする(要)

社会百面相(1902)〈内田魯庵投機申込時病でなければ身体試験を要さないから」


よう‐・ず エウ‥ 【要】

〔他サ変〕 ⇒ようする(要)


い・る【入・要】

1⃣ 〔自ラ五(四)

[一]

外部から、ある場所、環境などに移る。はいる。

(イ) 外から、ある物の中、ある場所の内へ移動する。また、移動して、その中にある。

万葉(8C後)一四・三五五四「妹が寝(ぬ)る床のあたりに岩ぐくるもがもよ伊里(イリ)て寝まくも」

更級日記(1059頃)「師走二日京にいる」

(ロ) 見え所から、物陰移動する。その場から退く。奥へ引っ込む。特に、日、月が沈む。また、水中没する

古今(905‐914)雑体・一〇五九「よひのまにいでて入(いり)ぬるみか月のわれて物思ふころにもあるかな〈よみ人しらず〉」

三道(1423)「出物(でもの)の舞楽人体によりて切拍子などにて入(いる)事あるべし」

(ハ) 特定の環境中に移る。宮中仏門学校などにはいる。

源氏100114頃)斎宮は、去年(こぞ)内裏にいり給ふべかりしを、さまざまさはる事ありて、この秋入(いり)給ふ

徒然草1331頃)五八一度道に入(いり)て世をいとはん人」

② ある限られた範囲内取り込まれる。はいる。

(イ) 仲間になる。含まれるまた、書物載る

古今(905‐914)仮名序万葉集にいらぬ古き歌」

徒然草1331頃)一七三「この文、〈略〉高野大師の御作目録にいれり」

(ロ) 心、目、耳などの知覚取り入れられる。また、知覚できる範囲にはいる。

万葉(8C後)一二二九七七何故か思はずあらむ紐の緒の心に入(いり)て恋しきものを」

滑稽本浮世風呂(1809‐13)三「お耳に入(イッ)たらお叱り遊すでござりませうよ」

(ハ) 物と物、人と人などの間にはいり込む。はさまる。はまる。また、仲介する。

*虎明本狂言犬山伏室町末‐近世初)「茶屋あつかいにいりて、もっはずならばもたせう程に、先おまちやれ」

③ ある時期時間になる。はいる。

蜻蛉(974頃)中「つれづれあるほどに、彼岸にいりぬれば」

④ ある特定の状態、段階境地などに達する。「技、神にいる

大鏡(12C前)六「いみじう興にいらせ給へるほどに」

(5)気持、力などが)みちる。こもる。はいる。

源氏100114頃)宿木そなたざまには心もいらで、この御事のみいとほしくなげかる」

永日小品(1909)〈夏目漱石〉声「見悪(みにく)い程窮屈に力が入(イ)ってゐる」

(6) 内に向かってくぼむ。くい込む。くぼみや裂け目ができる。はいる。

源氏100114頃)須磨「海づらはややいりて」

二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉中「右の硝子に裂(ひび)の入(イ)った眼鏡

(7) 付けられる。施される。はいる。

西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉六「金のほそ筋入(イッ)たる、羅紗仕立股引(ずぼん)」

(8) (要) ある物、事などが要求される。

(イ) (費用時間品物などが)必要になる。入用である。

宇津保(970‐999頃)藤原の君「うちまきによねいるべし」

仮名草子仁勢物語(1639‐40頃)下「ついにゆく道には金もいらじか」

(ロ) (否定表現伴って) 特に問題にしなくてもよい。

古文真宝抄(1525)二「物を知事、吾に勝れたらば歳の老少は入まいぞ」

(9) (「いらせ給ふ」の形で) 「ある」「居る」「来る」「行く」などの尊敬語。→いらしむ

今鏡(1170)四「宇治御幸ありて皇后宮ひきつづきていらせ給ひし」

[二] 補助動詞として用いられる。動詞連用形に付く。

① すっかりそうなる、ほとんどそうなる意を表わす。「死に入る」「消え入る」「絶え入る」「寝入る」「冷え入る」など。

② せつに、深くそうする意を表わす。「思い入る」「念じ入る」「泣き入る」「恐れ入る」「痛み入る」など。

2⃣ 〔他ラ下二〕 ⇒いれる(入)


よう‐・する エウ‥ 【要】

〔他サ変〕 [文]えう・す 〔他サ変〕 (古くは「ようず」)

① 必要とする。求める。ほしがる用ずる

*竹取(9C末‐10C初)「かぐや姫のえうじ給ふべきなりけり承りて」

抱擁家族(1965)〈小島信夫〉二「大へんな労力を要するのです」

② まとめる。要点をとり出す。要約する。

西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉八「要してこれを言へば、英国の人は英国産物中の最も美なるものなり

③ 道の途中などで人を待ち受ける待ち伏せする。

西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外「河の畔に堅固なる城を築て通航商船を要し税を取らんとせしことありしかども」


ぬま【要害・要】

〔名〕

① =ぬみ(要害)①

書紀720欽明五年一一月(寛文版訓)「安羅両国(ふたつのくに)の境に大きな江水有り要害(ヌマ)の地(ところ)なり」

② =ぬみ(要害)②

書紀720天智二年九月寛文版訓)「日本軍将等に会ひて、事機(はかり)の要(ヌマ)とする所を謀る


ぬみ【要害・要】

〔名〕

攻防の上で重要な地点。要害(ようがい)。ぬま。

書紀720神武即位前(熱田本訓)「賊(あた)の拠所は、皆是要害(ヌミ)の地なり

② たいせつなこと。要点。ぬま。

書紀720天武元年六月北野本訓)「機(はかりこと)の要(ヌミ)を宣示(のたまひしめ)して先づ当郡の兵を発せ」


読み方:カナメ(kaname)

カナメモチ別称
バラ科常緑小高木園芸植物

学名 Photinia glabra


読み方:カナメ(kaname)

所在 茨城県つくば市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

読み方
かなめ
もとむ
よう
ようきち
よし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 07:21 UTC 版)

(かなめ、よう)は、物事の最も大切な部分のことを指す言葉である。人名としても使われる。




「要」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2020/02/22 01:37 UTC 版)

発音

名詞

  1. (かなめ) 物事最も大切な部分、また人物要点
  2. (かなめ) 扇の骨を留めるのに用いる釘。また、扇のその場所
  3. (ぬま, ぬみ) 要害要衝
  4. (ぬま, ぬみ) 大切なこと。要点
  5. (ヨウ) 物事大切部分物事のかなめ。
  6. (ヨウ) 必要であること。

動詞

要する

  1. 必要とする。
  2. 要約する。

活用

サ行変格活用
要-する
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用


する する すれ しろ
せよ
サ行変格

翻訳

関連語

接頭辞

  1. (ヨウ) 名詞などの前に付いて、それが必要である意味表す

熟語


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