岡田要とは? わかりやすく解説

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岡田要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/23 20:17 UTC 版)

岡田 要(おかだ よう、1891年8月11日[1][2] - 1973年12月26日[1][2])は、日本動物学者理学博士京都帝国大学論文博士・1929年)(学位論文「La regeneration chez les Coelenteres(腔腸動物に於ける再生の研究)」)。東京帝国大学名誉教授日本学士院会員、文化功労者

略歴

兵庫県相生生まれ[2]旧制八高を経て1918年(大正7年)東京帝国大学理科大学動物学科卒。三崎臨海実験所勤務の後[2]、1924年(大正13年)から6年間ヨーロッパ留学[2]。帰国後、1929年(昭和4年)京都帝国大学理学部動物学科教授[2]、同年理学博士京都帝国大学学位論文「La regeneration chez les Coelenteres(腔腸動物に於ける再生の研究)」)。 1937年(昭和12年)東京帝国大学理学部動物学科教授[2]三崎臨海実験所所長を経て、1953年(昭和28年)に定年退官[2]名誉教授。同年国立科学博物館館長[2]。また日本動物学会会頭[2]日本博物館協会会長[2]、日本動物園協会会長[2]日本学士院会員(1949年 - )[2]を務め、実験動物学に貢献した。1970年文化功労者[1][2]

1950年(昭和25年)4月から5月にかけて、皇居に招かれて植物関係の合同進講に出席。同年5月12日には、昭和天皇及び他の委員を前にミツバチに関する進講を行った[3]。また、1955年(昭和30年)11月から行われた生物学に関する合同進講にも出席。 「動物の発生 特に誘導の問題に就き」と題する進講を行った[4]

著作

著書

編著

論文

脚注

  1. ^ a b c 岡田要』 - コトバンク
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 岡田 要』 - コトバンク
  3. ^ 宮内庁『昭和天皇実録第十一』東京書籍、2017年3月30日、81頁。ISBN 978-4-487-74411-4 
  4. ^ 宮内庁『昭和天皇実録第十二』東京書籍、2017年3月28日、112頁。ISBN 978-4-487-74412-1 





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