志免鉱業所竪坑櫓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/17 23:48 UTC 版)
志免鉱業所竪坑櫓(しめこうぎょうしょたてこうやぐら)は、福岡県糟屋郡志免町にある元国鉄志免鉱業所(志免炭鉱;旧海軍炭鉱)の産業遺産である。
- ^ 文化庁ホームページ
- ^ 『日本鉱業会誌』〈現在の「資源素材学会誌」〉の64号に「志免鉱業所下層炭開発に就いて」に猪俣の詳しい記述がある
- ^ 立坑櫓とも記す。海軍時は竪の文字が、国鉄移管後には立の文字が主に現場では使われていたが、これはどちらも正しい表記である
- ^ 優秀な技術者ではあったが、戦前は海軍技師として働き、軍人では無かったのだが、戦時中に海軍炭鉱の経営をしていた軍人が、戦場へ出向き不足して仕舞ったので、猪俣は海軍の軍人である技術将校の技術大佐に登用され、後には勅任将校技師の海軍技術少将〈海軍勅任官では中将、大将等の階級が有るが、勅任技師では技術少将が最高の階級であった〉に迄進級していたので、第二次世界大戦の敗戦後には公職追放処分となっていた、その為、豊富な優秀なる知識を伝える間だけ、国鉄に嘱託での所長として拝職をし、国鉄職員の所長が着任できると、直ぐに普通の嘱託として残務を行った後、退職をせざるを得なかったと、遺族からも証言を得ている
- ^ 竪坑の運転については,日本産業技術史学会志免大会配布資料集に、元捲方(まきかた:竪坑の運転士の事)を勤められた花岡カメラ店主の花岡幸弘の記述に詳しい。なお当資料は国立国会図書館に所蔵されている。
- ^ ケーぺ式捲揚機の直流電動機は芝浦製作所〈後の東京芝浦電機製作所。現在の東芝〉製造1000馬力
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- 2 志免鉱業所竪坑櫓の概要
- 3 参考文献
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