古器旧物保存方とは? わかりやすく解説

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古器旧物保存方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 03:08 UTC 版)

重要文化財」の記事における「古器旧物保存方」の解説

古器旧物 日本における最初の文化関連法令見なされるのは1871年明治4年)の太政官布告「古器旧物保存方」(こききゅうぶつほぞんかた)である。この布告基づいて近畿地方中心とした社寺等提出させた「古器旧物」の目録元に、翌1872年明治5年5月から10月にかけて日本初文化財調査とされる壬申検査実施された。ちなみに壬申」は1872年明治5年)の干支であり、「検査」は現代日本語の「調査」に相当する。この壬申検査には文部官僚町田久成東京国立博物館初代館長)、蜷川式胤のほか、油絵画家高橋由一写真師横山松三郎らが記録係として同行した宝物 1888年明治21年)には宮内省臨時全国宝物取調局が設置された。局長は後に国立博物館総長となる九鬼隆一であり、係官には近代日本美術史大きな足跡残した岡倉覚三天心)やアーネスト・フェノロサ名を連ねていた。ここで言う宝物」は文化財保護法における「美術工芸品」に相当し有形文化財のうち建造物除いたのである

※この「古器旧物保存方」の解説は、「重要文化財」の解説の一部です。
「古器旧物保存方」を含む「重要文化財」の記事については、「重要文化財」の概要を参照ください。

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