カラーボール野球
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/27 05:35 UTC 版)
普通の小学生が放課後に友達と楽しんでいる「野球遊び」がベースとなっており、狭い敷地で少ない人数でも安全・安価に行なえるよう工夫されており、三角ベースに似る。
さまざまなローカルルールもあるが、ここでは日本カラーボール野球リーグの公式ルールを基準とする。
用具
野球と同じく、ボールとバットを使う。
- バット
- 市販のプラスチックのバット。
- ボール
- 市販のゴム製ボール。径は75ミリ程度。野球のボールより変化球を投げやすい。
- グローブ
- 使用は自由。
- ベース
- 手作りでOK。ホームの幅は野球と同じ43.2センチ。一塁・二塁は厳密には定められていないが、野球の38センチが参考に挙げられている。一塁はダブルベース(2枚並べる)とする(一塁手とランナーの接触を避けるため)。
競技場
- 塁は本塁、一塁、二塁。三塁はない。(ローカルルールでは、チーム人数が多ければ3塁まで設ける場合もある)
- 本塁・一塁間、本塁・二塁間は20メートル、一塁・二塁間は24メートル。正三角形ではない。なお野球では約27.43メートル(90フィート)である。
- 投球距離は12メートル。なお野球では約18.44メートル(60フィート6インチ)である。
主なルール
- 1チーム5人。ピッチャー、キャッチャー、一塁手、二塁手、外野手(ショートを兼ねる)。
- 指名打者(DH)を6人目の打者として出場させることができる。DHはポジションの一つとして考え、他のポジションとの交代も可能である。
- 3アウト交代、5イニングで試合終了。
- 透明ランナー制はない(ローカルルールではしばしば採用される)。
外部リンク
- 1 カラーボール野球とは
- 2 カラーボール野球の概要
- カラーボール野球のページへのリンク