Rugby_Xとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Rugby_Xの意味・解説 

Rugby X

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/22 10:20 UTC 版)

Rugby X
統括団体 ワールドラグビー
通称 X, Rugby X
特徴
身体接触 フルコンタクト
選手数 5人
男女混合 男女別
カテゴリ チームスポーツ、屋内、ラグビーユニオンの変種
テンプレートを表示

Rugby Xは、ラグビーユニオン、より正確にはラグビーセブンズの変種であり、1チームは5人の選手(典型的には3人のフォワードと2人のバックス)からなる。試合時間はかなり短く、大抵はハーフタイム休憩なしで10分間である。

試合は、よりスピードとアクションを備えたラグビーセブンズの変種としてベン・ライアン英語版によって考案され、2019年10月29日にO2アリーナロンドン)6チームによる国際大会として初めて始まった。

ルール(規則の変動)はラグビーセブンズ (以下、セブンズ) と似ており、ワールドラグビーによって承認されている[1]

規則

試合はテンポの速いセブンズとなることが意図されているが、7人制とは対照的に、その規則はラグビーユニオンの古典的ルールとは大きく異なっている[1]

  • ピッチはセブンズの半分のサイズ。55×32 [m]と5メートル (m)のランオフ。
  • 各サイド5人の選手と7人の控え選手。控え選手はトライ後のブレーク時にピッチに入ることができる。
  • 得点はトライによる5点のみ。コンバージョン・ドロップゴール・ペナルティ (PG/PT) はない。
  • キックオフは5メートル (m) ラインからのタップスタートに置き換えられ、相手チームは10 m (テン・メーター) 下がる。
  • チップキックは許されるが、ボックスキックは反則。キックが高さ10メートルを超えると、レフリーはボール追跡システムを使ったリアルタイム通知を受け取る。
  • ラインアウトは控え選手によるクイックスローに置き換えられる。
  • スクラムは各チーム3人が参加し、プッシング(押すこと)とフッキング(ボールを足で掻き込むこと)は反則。
  • 引き分けの試合は、5メートル (m) ライン上の1人の守備選手および、ゴールから30 m離れた位置のボールを持った1人の攻撃選手による「ワン・オン・ワン」で決着をつける。攻撃側は10秒以内に得点しなければならない。サドンデス形式ペナルティ・シュートアウトのように行われる。Aチームが得点したとすると、Bチームが次に得点できなければAチームの勝ちとなる。

歴史

本プロジェクトは当初、フィジー代表のコーチとしてオリンピックで金メダルを獲得したベン・ライアンによって、ワールドラグビーRFUの協力を得て始められた。

大会

Rugby Xロンドン大会(O2アリーナ)

女子トーナメントはイングランド、男子トーナメントはアルゼンチンが優勝した。

出典

  1. ^ a b RugbyX rules”. RugbyX. 2019年12月7日閲覧。

外部リンク


「Rugby X」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Rugby_X」の関連用語

Rugby_Xのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Rugby_Xのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのRugby X (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS