ルービックキューブ
(スピードキュービング から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 03:16 UTC 版)
ルービックキューブ(英: Rubik's Cube)は、ハンガリーの建築学者ルビク・エルネー(エルノー・ルービック)が考案した立体パズル。一辺が概ね56ミリメートル前後の立方体で、各面は異なる6色で構成されており、各面毎に3×3の9マスに分割されている。任意の各列を回転させる事で分割されたキューブが動くので、各面を同一色に揃える事を主たる目的とする。
注釈
出典
- ^ a b 全商品を世界基準配色へ移行します
- ^ a b “ルービックキューブ ver.2.0”. メガハウス. 2022年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月23日閲覧。
- ^ a b 【期間限定受注販売】藤木直人 オリジナルルービックキューブ
- ^ a b チーム淡路市は何でもやります!【淡路市 門市長】
- ^ a b ふるさと納税 淡路市、ルービックキューブでPR 5000個配り売り込みへ、各面に市章・マスコット・絵 /兵庫
- ^ ルービックマイデザイン
- ^ 40 Years of the Rubik's Cube | Euromaxx
- ^ a b c 『昭和55年 写真生活』(2017年、ダイアプレス)p66
- ^ a b “HISTORY ルービックキューブの世界”. メガハウス. 2020年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月20日閲覧。
- ^ ルービック (2022)
- ^ How The Rubik's Cube Became One Of The Bestselling Toys In History
- ^ 坂根 (1980)
- ^ 坂根 (1982, p. 262)
- ^ ルービックキューブ
- ^ 日本の歴史 > 1980年代の出来事 > ルービックキューブ流行(1980年)
- ^ a b c d e f g h 「和久井威氏ロングインタビュー 第2回」『月刊トイジャーナル』2007年6月号、東京玩具人形協同組合、pp.74 - 76
- ^ 島内 (1981a)
- ^ 2020年 後半期 キューブ使用率ランキング
- ^ ルービックキューブ40周年展
- ^ ルービックキューブスピードキュービングキット
- ^ ルービックキューブ ver.2.0
- ^ スピードキュービングキット ver.2.0
- ^ ルービックキューブMini
- ^ “ミニルービックキューブ”. メガハウス. 2022年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月20日閲覧。
- ^ ルービックスピードキューブ
- ^ 6面揃えられる方!次はスピードに挑戦!
- ^ Rubik's Speed Cube 3x3
- ^ ルービックキューブ ユニバーサルデザイン
- ^ 視覚でも触覚でも楽しめる! 「ルービックキューブ ユニバーサルデザイン」発売決定
- ^ 40年以上の歴史誇るルービックキューブ 最新作は障害を超えて遊べる〝究極形〟
- ^ 【ここでしか手に入らない!】40名様に特製ルービックキューブが当たる!1980年7月25日に発売されたルービックキューブは今年で40周年!
- ^ 【ルービックキューブ】シリーズ累計出荷数1,400万個突破!
- ^ 40周年記念メタリックルービックキューブ
- ^ 極小ルービックキューブ-0.99㎝超精密金属製-
- ^ 【極小ルービックキューブ-0.99㎝超精密金属製-】PV
- ^ 指先にのる「極小ルービックキューブ」登場 実際に遊べて19万8000円
- ^ ルービックスピードキューブエントリー
- ^ What is Speedcubing?
- ^ WCA 大会規則
- ^ 『全天候型 史上最強のパズルランド』 ベネッセコーポレーション、1995年 ISBN 4-8288-1755-7
- ^ 元世界王者が語る「ルービックキューブ40周年」 コロナ禍で訪れた“第3次ブーム”
- ^ 世界記録も誕生した「ルービックキューブ発売30周年記念 メガハウスカップ」
- ^ ルービックキューブの歴史
- ^ 世界王者・秋元正行が語る、ルービックキューブの魅力
- ^ Rubik's Cube World Championship 1982
- ^ World Rubik's Cube Championship 1982
- ^ WCA大会規則「第H条:複数目隠し競技」
- ^ ルービック・キューブ、裁判に負けて「商標が無効」に
- ^ SYSTEM 5 (1980a, pp. 15ff)
- ^ SYSTEM 5 (1980b, pp. 2ff)
- ^ 島内 (1981a, pp. 2–10)、島内 (2008, pp. 96–115, ルービック・キューブによる群論入門)、国吉 (1981, pp. 11–16)、I+K (1981, pp. 17–21)、清水 (1981, pp. 22–32)、丸山 (1981, pp. 33–40)、山崎 (1981, pp. 41–42)
- ^ Joyner (2010)
- ^ 庄司 (2005, pp. 85–103)
- ^ 平澤 (2022, pp. 8–14)
- ^ 島内 (1981a, pp. 112f), 島内 (2008, pp. 94f)
- ^ Twenty-Five Moves Suffice for Rubik's Cube
- ^ Twenty-Three Moves Suffice | Domain of the Cube Forum
- ^ Twenty-Two Moves Suffice | Domain of the Cube Forum
- ^ “20手以内でそろうと証明=ルービックキューブ-コンピューターで解析・米独チーム” (日本語). 時事通信. (2010年8月15日) 2010年8月15日閲覧。
- ^ God's Number is 20
- ^ ルービックキューブを使った巨大アートシリーズ「Cube Art」
- ^ 千個のルービックキューブでスーパーマリオのドット絵アニメを再現
- ^ <ルービックキューブ>9071個、11メートルの世界最大のモザイクアート、ギネス公認BIGLOBEニュース 2010年7月15日
- ^ 全自動ルービックキューブ Self Solving Rubik's Cube
- ^ MAKERS #34「Human Controller 蕪木孝」――「世界中の人を『ウオーッ!』と言わせるモノを作りたい」
- ^ 宙に浮いて自ら6面そろえる「全自動ルービックキューブ」。これぞハンズフリー
- ^ 高校生が作った自動ルービックキューブマシーンが凄い
- ^ レゴによるルービックキューブ自動解析機(LEGO Mindstorms)
- ^ 世界最速の0.38秒でルービックキューブを解くマシンが登場、世界記録を大幅に塗り替える様子がムービーで公開中
- ^ ルービックキューブを瞬時に解くロボット
- ^ ルービックキューブを片手で解くロボットハンドが登場。それでも「人間並みに器用」になる道のりは遠い
- ^ OpenAIの人間的なロボットは片手でルービックキューブを解く
- ^ GAN Robot vs GAN Robot 2.0 | Head to Head Race!
- ^ 【GAN ROBOT】全自動ルービックキューブマシン!勝負じゃ!【ルービックキューブ】
- ^ ルービックキューブで応用力や思考の速さなどが向上!? あの立方体に秘められた驚きの脳トレ効果に迫る!
- ^ ルービックキューブで「応用力」や「思考の速さ」が向上!地頭力と深く関わる“前頭前野”が活性化することが判明
- ^ ルービックキューブ
- ^ 【official】ルービックキューブ/otetsu feat.GUMI
- ^ CGI Animated Short Film: "Scrambled" by Polder Animation | CGMeetup
- ^ スピードキューバーズ: 世界を見据えて
- ^ aoi midori『不揃いなルービックキューブ』(Music Video)
- ^ Ross From Friends - 'The Daisy' (Official Video)
スピードキュービング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 15:56 UTC 版)
「ルービックキューブ」の記事における「スピードキュービング」の解説
ルービックキューブを全面揃えるまでの時間の速さを競うことをスピードキュービング又はスピードキューブと呼ぶ。公式な計測にはスタックタイマーが使用される。1回の計測では運要素や誤差が大きい為、現在の公式戦の多くでは5回計測して、その中から最も速かった回と最も遅かった回を除外した、残りの3回の記録の平均を用いることが多い(Average Of 5=AO5と略される)。この時、除外された最速の記録であっても単発としての記録は有効となる。計測された1000分の1秒以下の単位は切り捨てとなる。大会によっては性別や年齢別の部門を設ける場合もあるが公式記録上は性別や年齢の違いでの区別(区分)はない。また、公式戦では多数回の試技は行わないが、SNSなどの自己紹介に記録の指標として12回平均(AO12)、100回平均(AO100)を使用する者もいる。公式戦では原則的に自分自身で持ち込んだキューブを使用する(大会規則に則った物に限る)。乱数(スクランブル)で表示されたものを運営側が混ぜ、見えないように箱やカップを被せて卓上に置かれる。競技者はキューブを取り出してから15秒間の観察時間(インスペクションタイム)が与えられる。 ルービックキューブの解法には、過去にルービックキューブに付属していた解法書の解法である、ツクダ式やCF法(Corners First)などがあるが、スピードキュービングで用いられている主な解法はLBL法(Layer By Layer)で、これを発展させたCFOPメソッド(Cross F2L OLL PLL)も用いられる。これは、基本的にキューブの各層を下から順に揃えていく方法である。解いている過程が分かりやすく、短時間で揃えることができる。また、この他にも、Roux method、ZZ method、8355 methodなど多岐にわたる。これらを元にキューブを短時間で揃えるための様々な手順が考案されている。また、早く揃えるにはキューブを素早く回さなければならない為、摩擦抵抗を調整する目的でシリコンスプレーやホワイトグリス、専用の潤滑剤をキューブ内部の摩擦面などに塗布する人も多い。 混ざったキューブの状態を見て瞬時に手順を判断する事や、素早い手指の動きが要求される事からパズルというよりはスポーツ競技と見られる側面も持ち合わせている。一方でルービックキューブは数学的にも興味深い対象であるにも関わらず、早解きに関する部分のみが取り上げられることには芦ヶ原伸之をはじめとして苦言を呈する人もいる。
※この「スピードキュービング」の解説は、「ルービックキューブ」の解説の一部です。
「スピードキュービング」を含む「ルービックキューブ」の記事については、「ルービックキューブ」の概要を参照ください。
- スピードキュービングのページへのリンク