【F-22】(えふにじゅうに)
Lockheed Martin F-22"Raptor".
ロッキード・マーチンがF-15の後継として開発した戦闘機で、愛称はラプター。
ジェット戦闘機の世代区分によれば「第五世代」に分類される機体である。
同時期に開発の始まった、スウェーデンのグリペンやフランスのラファール、EUのタイフーンが、F-16やF/A-18のような小型で安価なマルチロールファイターであるのに対し、本機はF-15の開発目標であった、
「コストは度外視し、あらゆる状況下で、あらゆる敵を圧倒し得る世界最強の戦闘機」
という開発理念を色濃く残している。
本機の原型機「YF-22」を含めた新型戦闘機開発計画であるATF(次世代戦術戦闘機)計画は1981年にスタートし、メーカー7社が競争試作に参加した。
ここで国防総省から示された要求項目は「高い運動性能、超音速巡航能力、ステルス性、STOL性を持つ戦闘機」であった。(STOL性については後に取り下げられた)
結果、ロッキード(ゼネラル・ダイナミクス、ボーイングが協力)のYF-22と、ノースロップ(マクダネル・ダグラスが協力)のYF-23が候補としてあがったが、1991年4月、比較審査の結果ロッキード案を採用とすることに決定。
このYF-22を生産仕様として再設計したものがF-22であり、2002年9月17日に名称をF/A-22に変更したものの、2005年12月に再度F-22へ変更した。
ミリタリー推力でも10,000kgを越える推力を誇るP&W/F-119-PW-100エンジンはマッハ1.58での超音速巡航を実現、またベクタードノズルを装備し、高い運動性も同時に確保している。
レーダー反射面積も非常に小さく、従来機に比べてレーダーに捕らえれる距離は1/10とまで言われている。
アビオニクスは、旧来では独立していた飛行制御・電子戦・エアデータのコンピュータを、ほぼすべて超高性能の光ファイバー通信により統合化。
それにより得られる情報を的確にパイロットに伝える事が可能となっている。
またステルス性維持のため、武装はすべてウェポンベイに収納されるものの、6発のAIM-120Cと2発のAIM-9が装備可能と、F-15と同等数の武装を搭載可能である。
なお、ステルス性をさほど要求されない作戦環境においては、レーダー反射面積を犠牲にするものの主翼下ハードポイントを増設、既存機のように各種兵装を搭載することもできる。(この状況下においてもレーダー反射面積は既存機に比し低い。)
主翼下ハードポイントを使用しない場合、対地攻撃用の爆弾の搭載量は低く、攻撃機としての打撃力の少なさは否めない。
そのためウェポンベイを拡大、主翼を無尾翼デルタ翼に変更して垂直尾翼を廃止した戦闘爆撃機モデル、FB-22「ストライクラプター」の開発が検討された。
このような妥協のない設計により、アメリカ軍をして「Air Dominance Fighter:航空支配戦闘機」の名を冠させた本機ではあるが、その高性能を達成する為、開発費が非常に高騰。
また、機体の必要性の割には高価なため調達数削減が相次ぎ、当初750機だった発注数は648機→438機→339機とほぼ半数以下となり、そのために、量産によるコスト減少率が低くなり更なる単価高騰、という悪循環に陥ってしまった。
予算化を先送りしたツケもあり、初期生産の1機当りのコストは1億2000万ドル(約140億円)、開発費も含めると3億6100万ドル(約420億円)と、戦闘機としては常識外れの額となった。
また、機密扱いの技術を多く使用しているため、現在のところアメリカ政府により輸出禁止とされている。
一時期、日本の航空自衛隊がF-4EJ及びF-2の後継となるFXとして本機の導入を検討していたが、上記の輸出禁止を含めた政治的な問題や価格高騰などもあって最終的には見送られ、F-35が採用されることになった。
なお、2004年12月20日に14号機が離陸直後に墜落し、初の損失となった。
2005年12月15日に、米空軍ラングレー基地の第1戦闘航空団第27戦闘飛行隊(1FW 27FS)に初めて実戦配備された。
尚、F-22は実戦での戦果が無いため、どの程度の戦闘力を持っているは不明だが、現在のところ、アラスカで行われたF-22が参加した最初の大きな演習「ノーザンエッジ2006」において、F-22飛行隊はSu-27戦闘機およびSu-30戦闘機の飛行特性を演じる仮想敵機を相手に、118対0のキルレシオを達成している。
スペックデータ
乗員 | 1名 |
全長 | 18.92m |
全高 | 5.08m |
翼幅 | 13.56m |
翼面積 | 78.04㎡ |
空虚重量 | 14,379kg |
運用時重量 | 25,107kg |
最大離陸重量 | 36,288kg |
エンジン | P&W F119-PW-100ターボファン×2基 |
エンジン推力 | 156kN(A/B使用時) |
最大速度 | M2.25(A/B使用時)/M1.82(超音速巡航)/M1.40(A/B使用時、海面高度) |
航続距離 | 2,775km |
実用上昇限度 | 15,240m |
上昇率 | 機密(非公表) |
戦闘行動半径 | 450nm(無給油) |
武装 | M61A2 20mm機関砲(弾数480発) AIM-120C「AMRAAM」AAM×6発(AIM-120Aの場合4発) AIM-9L/M「サイドワインダー」 ×2発 AIM-9X「サイドワインダー2000」×2発(JHMCS対応機の場合) GBU-32「JDAM」(1,000ポンドGPS/INS誘導爆弾)×2発 GBU-39「SDB」(285ポンドGPS/INS誘導爆弾)×8発 |
バリエーション
- YF-22:
ATF計画で開発された試作機。量産機とは主翼後退角等の細部が異なる。2機製造された。
エンジンは1号機ではジェネラル・エレクトリック社の「YF120-GE-100」を、2号機ではプラット&ホイットニー社の「YF119-PW-100」がそれぞれ搭載されており、選考の結果2号機が採用され基本型となる。
- F-22(F-22A,F/A-22):
基本型。総計187機が製造された。
「F-22A」は複座型であるF-22Bの開発を予定していた頃の名残であるが、現在でもF-22Aと表記される場合がある。
「F/A-22」は空対地攻撃能力の比重の増大を受けて2002年9月に攻撃機という意味のA(Attacker)が付け加えられた名称。しかし、2005年12月に初度作戦能力を得る際に再度名称をF-22(A)へと戻している。
- Block 1:
初期量産型。EMD試験機でもある1号機、及び2号機の2機が製造された。
現在は第43戦闘飛行隊(ティンダル空軍基地(フロリダ州))にて2号機と共にGF-22として使用中。
- Block 2:
EMD試験機。3号機の1機が製造された。
現在はアメリカ空軍博物館に展示されている。
- Block 10:
4号機から9号機(EMD試験機)、及び第1期量産準備試験機である10号機から11号機、第2期量産準備試験機である12号機から40号機までの37機が製造された。
- Block 20:
本格的な量産仕様。41号機から83号機まで43機製造。
- Block 30:
84号機から150号機が適用。
- Block 35:
現在の最新仕様。151号機から適応。
- Block 1:
- F-22B:
機種転換訓練などに用いられる複座型。
冷戦の終結に伴う軍備・予算縮小や開発費の高騰、シミュレータでの代用が可能となったために1996年に開発中止。
- F-22J-Ex:
海外(主に日本)への輸出仕様として構想された型。
連邦政府の海外輸出禁止政策に対処するため、性能・装備を原型よりダウングレードして生産することとしていた。
原案は、2006年2月にロッキード社がF-22の対日輸出に関してアメリカ空軍高官との協議を持った際に作成された。
- FB-22「ストライクラプター」:
ロッキード・マーティン社がアメリカ空軍に提案している戦闘爆撃機型。
- F-22N:
アメリカ海軍向けの艦上戦闘機型。
元々はNATF(Naval Advanced Tactical Fighter)計画として開発が進められたが、後にATFと計画を一本化した。
F-22と機体部品を共通させ、可変翼を有するとされた。
546機の受注が見込まれていたが、1991年に計画中止。
Photo:MASDF
【F-22】(えふにじゅうに)
Lockheed Martin F-22"Raptor".
ロッキード・マーチンがF-15の後継として開発した戦闘機で、愛称はラプター。
ジェット戦闘機の世代区分によれば「第五世代」に分類される機体である。
同時期に開発の始まった、スウェーデンのグリペンやフランスのラファール、EUのタイフーンが、F-16やF/A-18のような小型で安価なマルチロールファイターであるのに対し、本機はF-15の開発目標であった、
「コストは度外視し、あらゆる状況下で、あらゆる敵を圧倒し得る世界最強の戦闘機」
という開発理念を色濃く残している。
本機の原型機「YF-22」を含めた新型戦闘機開発計画であるATF(次世代戦術戦闘機)計画は1981年にスタートし、メーカー7社が競争試作に参加した。
ここで国防総省から示された要求項目は「高い運動性能、超音速巡航能力、ステルス性、STOL性を持つ戦闘機」であった。(STOL性については後に取り下げられた)
結果、ロッキード(ゼネラル・ダイナミクス、ボーイングが協力)のYF-22と、ノースロップ(マクダネル・ダグラスが協力)のYF-23が候補としてあがったが、1991年4月、比較審査の結果ロッキード案を採用とすることに決定。
このYF-22を生産仕様として再設計したものがF-22であり、2002年9月17日に名称をF/A-22に変更したものの、2005年12月に再度F-22へ変更した。
ミリタリー推力でも10,000kgを越える推力を誇るP&W/F-119-PW-100エンジンはマッハ1.58での超音速巡航を実現、またベクタードノズルを装備し、高い運動性も同時に確保している。
レーダー反射面積も非常に小さく、従来機に比べてレーダーに捕らえれる距離は1/10とまで言われている。
アビオニクスは、旧来では独立していた飛行制御・電子戦・エアデータのコンピュータを、ほぼすべて超高性能の光ファイバー通信により統合化。
それにより得られる情報を的確にパイロットに伝える事が可能となっている。
またステルス性維持のため、武装はすべてウェポンベイに収納されるものの、6発のAIM-120Cと2発のAIM-9が装備可能と、F-15と同等数の武装を搭載可能である。
なお、ステルス性をさほど要求されない作戦環境においては、レーダー反射面積を犠牲にするものの主翼下ハードポイントを増設、既存機のように各種兵装を搭載することもできる。(この状況下においてもレーダー反射面積は既存機に比し低い。)
主翼下ハードポイントを使用しない場合、対地攻撃用の爆弾の搭載量は低く、攻撃機としての打撃力の少なさは否めない。
そのためウェポンベイを拡大、主翼を無尾翼デルタ翼に変更して垂直尾翼を廃止した戦闘爆撃機モデル、FB-22「ストライクラプター」の開発が検討された。
このような妥協のない設計により、アメリカ軍をして「Air Dominance Fighter:航空支配戦闘機」の名を冠させた本機ではあるが、その高性能を達成する為、開発費が非常に高騰。
また、機体の必要性の割には高価なため調達数削減が相次ぎ、当初750機だった発注数は648機→438機→339機とほぼ半数以下となり、そのために、量産によるコスト減少率が低くなり更なる単価高騰、という悪循環に陥ってしまった。
予算化を先送りしたツケもあり、初期生産の1機当りのコストは1億2000万ドル(約140億円)、開発費も含めると3億6100万ドル(約420億円)と、戦闘機としては常識外れの額となった。
また、機密扱いの技術を多く使用しているため、現在のところアメリカ政府により輸出禁止とされている。
一時期、日本の航空自衛隊がF-4EJ及びF-2の後継となるFXとして本機の導入を検討していたが、上記の輸出禁止を含めた政治的な問題や価格高騰などもあって最終的には見送られ、F-35が採用されることになった。
なお、2004年12月20日に14号機が離陸直後に墜落し、初の損失となった。
2005年12月15日に、米空軍ラングレー基地の第1戦闘航空団第27戦闘飛行隊(1FW 27FS)に初めて実戦配備された。
尚、F-22は実戦での戦果が無いため、どの程度の戦闘力を持っているは不明だが、現在のところ、アラスカで行われたF-22が参加した最初の大きな演習「ノーザンエッジ2006」において、F-22飛行隊はSu-27戦闘機およびSu-30戦闘機の飛行特性を演じる仮想敵機を相手に、118対0のキルレシオを達成している。
スペックデータ
乗員 | 1名 |
全長 | 18.92m |
全高 | 5.08m |
翼幅 | 13.56m |
翼面積 | 78.04㎡ |
空虚重量 | 14,379kg |
運用時重量 | 25,107kg |
最大離陸重量 | 36,288kg |
エンジン | P&W F119-PW-100ターボファン×2基 |
エンジン推力 | 156kN(A/B使用時) |
最大速度 | M2.25(A/B使用時)/M1.82(超音速巡航)/M1.40(A/B使用時、海面高度) |
航続距離 | 2,775km |
実用上昇限度 | 15,240m |
上昇率 | 機密(非公表) |
戦闘行動半径 | 450nm(無給油) |
武装 | M61A2 20mm機関砲(弾数480発) AIM-120C「AMRAAM」AAM×6発(AIM-120Aの場合4発) AIM-9L/M「サイドワインダー」 ×2発 AIM-9X「サイドワインダー2000」×2発(JHMCS対応機の場合) GBU-32「JDAM」(1,000ポンドGPS/INS誘導爆弾)×2発 GBU-39「SDB」(285ポンドGPS/INS誘導爆弾)×8発 |
バリエーション
- YF-22:
ATF計画で開発された試作機。量産機とは主翼後退角等の細部が異なる。2機製造された。
エンジンは1号機ではジェネラル・エレクトリック社の「YF120-GE-100」を、2号機ではプラット&ホイットニー社の「YF119-PW-100」がそれぞれ搭載されており、選考の結果2号機が採用され基本型となる。
- F-22(F-22A,F/A-22):
基本型。総計187機が製造された。
「F-22A」は複座型であるF-22Bの開発を予定していた頃の名残であるが、現在でもF-22Aと表記される場合がある。
「F/A-22」は空対地攻撃能力の比重の増大を受けて2002年9月に攻撃機という意味のA(Attacker)が付け加えられた名称。しかし、2005年12月に初度作戦能力を得る際に再度名称をF-22(A)へと戻している。
- Block 1:
初期量産型。EMD試験機でもある1号機、及び2号機の2機が製造された。
現在は第43戦闘飛行隊(ティンダル空軍基地(フロリダ州))にて2号機と共にGF-22として使用中。
- Block 2:
EMD試験機。3号機の1機が製造された。
現在はアメリカ空軍博物館に展示されている。
- Block 10:
4号機から9号機(EMD試験機)、及び第1期量産準備試験機である10号機から11号機、第2期量産準備試験機である12号機から40号機までの37機が製造された。
- Block 20:
本格的な量産仕様。41号機から83号機まで43機製造。
- Block 30:
84号機から150号機が適用。
- Block 35:
現在の最新仕様。151号機から適応。
- Block 1:
- F-22B:
機種転換訓練などに用いられる複座型。
冷戦の終結に伴う軍備・予算縮小や開発費の高騰、シミュレータでの代用が可能となったために1996年に開発中止。
- F-22J-Ex:
海外(主に日本)への輸出仕様として構想された型。
連邦政府の海外輸出禁止政策に対処するため、性能・装備を原型よりダウングレードして生産することとしていた。
原案は、2006年2月にロッキード社がF-22の対日輸出に関してアメリカ空軍高官との協議を持った際に作成された。
- FB-22「ストライクラプター」:
ロッキード・マーティン社がアメリカ空軍に提案している戦闘爆撃機型。
- F-22N:
アメリカ海軍向けの艦上戦闘機型。
元々はNATF(Naval Advanced Tactical Fighter)計画として開発が進められたが、後にATFと計画を一本化した。
F-22と機体部品を共通させ、可変翼を有するとされた。
546機の受注が見込まれていたが、1991年に計画中止。
Photo:MASDF
クロロジフルオロメタン
F-22 (戦闘機)
(F-22 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 09:26 UTC 版)
F-22は、ロッキード・マーティン社とボーイング社が共同開発した、レーダーや赤外線探知装置などからの隠密性が極めて高いステルス戦闘機[3]。愛称は猛禽類の意味のラプター(Raptor)。空戦による戦闘空域の制圧を任務とする制空戦闘機として、開発元のロッキード・マーティン社はAir Dominance(航空支配)というキャッチフレーズを用いている[4]。
注釈
- ^ スーパークルーズ(超音速巡航)とは超音速での長時間巡航することを指し、アフターバーナーを使用する・しないは問わない。しかし、アフターバーナーを使用すると戦闘機の搭載能力では長時間巡航を維持できない程の燃料消費となるために本要求となっている。例えば、F-15AのF100-PW-100ではアフターバーナー使用時の燃費率は2.55kg/kg/h程度とされている。これより算出すると外部増槽1本を2分弱で空にしフル装備の全燃料でも12分で使い切ってしまう
- ^ YF-22ではアルミニウム33%、チタン24%、グラファイト熱可塑性複合材13%、熱硬化性プラスチック10%、鋼鉄5%、先進アルミニウム2%、その他31%であり、EMD試験機ではチタニウム6-4 37%、熱硬化性複合材23%、硬化エポキシ樹脂複合材10%、チタニウム6-22-22 3%、熱可塑性複合材1%、その他26%であった
- ^ 攻撃機や爆撃機は決められた地上目標に対して接近方向や飛行ルートをある程度選択できるため、F-117やB-2は正面からのレーダー面積(RCR)極小化を中心としたステルス設計を行っている。また、攻撃機や爆撃機は激しい機動を行わないためステルス性を優先した機体設計の余地が大きくなっている。これに対して戦闘機のステルス性には高速で移動する空中目標を想定した全方位からの探知への備えを、機動性や操縦性、コックピット視界を制限することなく実現するという非常に厳しい条件となる
- ^ 通常の操縦系統だけを使用した場合、主翼の迎角25度までが水平安定板(昇降舵)の効きの限界であり、これを超えると機首下げに入ってリカバリーするようになっているが、これに推力偏向を加えると、ミニタリー推力時での主翼の迎角の限界を最低10度大きくすることができる。また、風洞試験においては、85度を超える迎角でも飛行を実現できた。
- ^ 出力の弱いレーダー波を様々な周波数帯で発射することにより、相手のRWR(レーダー警戒装置)には探知されない
- ^ 当時、対地攻撃に主眼を置いたF-35の開発が進展していたため、アメリカ議会からF-22より万能性に勝るF-35を採用するようにとの圧力が掛けられるのを警戒し、空軍側がF-22の対地攻撃能力を強調するために行ったとの説もある
- ^ F/A-18の場合は、当初戦闘機仕様のF-18と攻撃機仕様のA-18を平行開発したものの、開発が進むにつれ両者の仕様が統合可能となったための処置である。
- ^ 短い期間ではあるが、「SuperStar」(スーパースター)や「Rapier」(レイピア)などの愛称も使用された
- ^ それぞれ異なった固有の特性を有する複数の機体を配備し、あらゆる任務に対応するという概念。
出典
- ^ a b 『F-22ラプター<増補版>』p69
- ^ https://nationalinterest.org/blog/buzz/hurricane-michael-exposed-air-forces-f-22-readiness-problems-149166
- ^ 月刊Jウイング編集部『戦闘機事典』イカロス出版,6頁より引用
- ^ Lockheed Martin · Capabilities
- ^ ジェイミラー『最強戦闘機F-22ラプター』並木書房、2007年、29頁より引用
- ^ ジェイミラー『最強戦闘機F-22ラプター』並木書房、2007年、57頁より引用
- ^ 神奈川 憲『世界の軍用機 完全カタログ』コスミック出版、2018年版、55頁より引用
- ^ a b c 『航空情報』2010年7月号p28
- ^ a b c d e 月刊『JWings』2005年3月号「F/A-22ラプター 最新レポート」 イカロス出版 p25
- ^ a b 月刊『JWings』2005年3月号「F/A-22ラプター 最新レポート」 イカロス出版 p23
- ^ 『航空情報』2010年7月号 p42
- ^ 『航空情報』2010年7月号 p41,p42
- ^ a b 『航空情報』2010年7月号p29
- ^ 『航空情報』2010年7月号p27
- ^ a b 月刊『JWings』2000年1月号「最強!F-22ラプターはどこへゆく」 イカロス出版 p31
- ^ General Jumper qualifies in F/A-22 Raptor
- ^ a b c d e 丸[MARU] 2008年3月号p81
- ^ a b 最強 世界の軍用機図鑑 学研 p20
- ^ a b c d 丸[MARU] 2008年3月号p80
- ^ Raptor Scores in Alaskan Exercise, www.aviationweek.com(英語)
- ^ 『航空情報』2010年7月号 p36
- ^ F-22 Raptor - Avionics
- ^ Raptor 'Common Integrated Processor'
- ^ 『航空情報』2010年7月号 p35
- ^ Dave Majumdar (2011年3月31日). “Cost, risk scuttle planned Raptor data upgrade” (英語). 2011年12月1日閲覧。
- ^ 月刊『航空ファン』2009年2月号P5
- ^ “意外と負けてるF-22「ラプター」 練習機や電子戦機に敗北、それでも最強といえるワケ(写真12枚)”. 乗りものニュース. 2022年11月14日閲覧。
- ^ 『航空情報』2010年7月号p44
- ^ 「イスラム国」空爆、シリアでも実施=米国防総省
- ^ 月刊「航空ファン」2014年12月号P124
- ^ 航空情報 2009 年 9 月号
- ^ 意外と負けてるF-22「ラプター」 練習機や電子戦機に敗北、それでも最強といえるワケ(写真12枚) | 乗りものニュース- (2)
- ^ 意外と負けてるF-22「ラプター」 練習機や電子戦機に敗北、それでも最強といえるワケ(写真12枚) | 乗りものニュース- (3)
- ^ F-22の弱点、シリア上空でロシア最新鋭機と対峙して露呈
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- ^ 月刊『JWings』2005年3月号「F/A-22ラプター 最新レポート」 イカロス出版 p24~p25
- ^ 丸[MARU] 2008年3月号p83
- ^ 米国防総省、F-15の老朽問題を受けてF-22の増産を検討‐インターネットアーカイブ Technobah 2007年12月5日、12月6日にアーカイブ
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- ^ a b c d 月刊『JWings』2012年2月号 p41
- ^ 米下院軍事委員会、F-22 194機の追加生産の可能性を検討開始・同盟国への輸出も検討へ
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- ^ 2001年1月20日付 日本経済新聞夕刊
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F22
F-22
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 09:35 UTC 版)
国連空軍の戦闘機。北朝鮮全土の制空権を確保しているため、常に編隊を組んで飛行している。「制空権確保」を要請すると飛来して敵機を撃墜してくれる。搭乗不可。
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F-22(F-22A,F/A-22)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 01:43 UTC 版)
「F-22 (戦闘機)」の記事における「F-22(F-22A,F/A-22)」の解説
基本型。総計187機の製造を予定。「F-22A」は複座型であるF-22Bの開発を予定していた頃の名残であるが、現在でもF-22Aと表記される場合がある。
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F-22
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 01:43 UTC 版)
「F-22 (戦闘機)」の記事における「F-22」の解説
出典: USAF, F-22 Raptor Team web site, and Aviation Week & Space Technology 諸元 乗員: 1名 全長: 18.92m (62ft 1in) 全高: 5.08m (16ft 8in) 翼幅: 13.56m(44ft 6in) 翼面積: 78.04m2 (840ft2) 空虚重量: 19,700kg (43,340lb) 運用時重量: 29,410kg (64,840lb) 最大離陸重量: 38,000kg (83,500lb) 動力: P&W製F119-PW-100 A/B付きターボファンエンジン、165-173kN (16,780-17,690kg) × 2 性能 最大速度: M2.42, 2,575km/h (1,390kt) (高々度) 巡航速度: M1.82, 1,960km/h (1,060kt) (高々度) フェリー飛行時航続距離: 3,200km (1,740Mile) 航続距離: >2,960km with 2 external fuel tanks (1,600Mile) 実用上昇限度: >20,000m (65,000ft) 翼面荷重: 377kg/m2 最大推力重量比: 1.08 * 翼幅荷重:148.01kg/m2 アビオニクス: AN/APG-77 レーダー AN/ALR-94 レーダー警報受信機 AN/AAR-56 ミサイル警報装置 AN/ALE-52 チャフ・フレア・ディスペンサー テンプレートを表示 使用されている単位の解説はウィキプロジェクト 航空/物理単位をご覧ください。 武装 固定武装 M61A2 20mm機関砲(弾数480発) 空対空戦闘時 中距離空対空ミサイル(胴体下ウェポンベイ) AIM-120C AMRAAM×6(AIM-120Aの場合4発) 短距離空対空ミサイル(空気取り入れ口側面ウェポンベイ) AIM-9L/M サイドワインダー×2 AIM-9X サイドワインダー2000×2 空対地戦闘時 対地誘導爆弾(以下の二つから選択、胴体下ウェポンベイ) GBU-32 JDAM(1,000ポンドGPS/INS誘導爆弾)×2 GBU-39 SDB(285ポンドGPS/INS誘導爆弾)×8 ※AIM-120C AMRAAM×2を同時携行可。
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F-22
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 23:49 UTC 版)
ロッキード・マーティンが開発したアメリカの主力戦闘機。ピッチ方向に±20°まで偏向可能なパドルを備えている。これにより運動性が高まり、Jターンやコブラ、クルビットといった機動も可能である。
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F-22
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 08:20 UTC 版)
「凱歌の号砲 エアランドフォース」の記事における「F-22」の解説
対空/対地対艦武装交換可能。移動しなくても移動力の半分の燃料を消費。先に攻撃できる。
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