荒川組
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荒川 真澄(あらかわ ますみ) 東城会系荒川組組長で、後に八代目近江連合若頭代行兼直参荒川組組長。春日の渡世親。 「近江連合#荒川組」を参照 春日 一番(かすが いちばん) 元荒川組若衆で、『ONLINE』及び『7』の主人公。 「春日一番」を参照
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荒川組
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「龍が如く ONLINE」の記事における「荒川組」の解説
荒川 真澄(あらかわ ますみ) 八代目近江連合若頭兼直参荒川組組長。春日の渡世親。 詳細は「近江連合#荒川組」を参照 沢城 丈(さわしろ じょう) 荒川組若頭兼沢城組組長。 詳細は「近江連合#荒川組」を参照
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荒川組
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『ONLINE』から登場した元東城会系の組。東城会時は千両通り近くに事務所を構える三次団体で組も小規模だったが、狙った敵は地の果てまで追いかけていく超武闘派として「殺しの荒川組」の異名で恐れられていた。近江連合に寝返った際に近江連合の神室町進出に大きく貢献した功績により直系団体に取り立てられ、ミレニアムタワーの最上階に事務所を構えている。『7』でも同様に、当初は東城会三次団体。ピンク通り沿いにあるビルに事務所を構えている。『ONLINE』と同様の経緯から近江連合の直系団体となり、ミレニアムタワーの最上階に事務所を構えている。 荒川 真澄(あらかわ ますみ) 声 - 堀内賢雄(『ONLINE』)、中井貴一(『7』)、村田太志(少年時代) 荒川組組長。東城会の内部情報を警視庁へリークしたことで、結果的に神室町からの東城会の排除と、近江連合の神室町進出に大きく貢献。その功績が認められ、現在では近江連合内でも実質的なナンバー2である、若頭代行を任されている。 冷徹な雰囲気を漂わせる一方で仁義に厚い一面も持ち、若い頃の春日がトラブルに巻き込まれた際、無関係であったにも関わらず、指を詰めてまで春日を救いだし、春日を極道の世界に導いた張本人である。しかし、若頭の沢城が蓮岡組の若頭を殺害してしまい、春日に身代わりを依頼。破門にすることで抗争を回避した。その後、警察と近江連合が結託して行われた「神室町浄化作戦」で内通、東城会が実質的に壊滅したことで最大の功労者となり、近江連合本家若頭に出世、事務所もミレニアムタワーに移して神室町を支配した。春日とは17年後に再会したが、近江連合に仇なす者として銃口を向けた。決戦当日は不在で、全てが終わった後、春日に「蒼天堀へ来い」と告げた。 第二部の「黄龍放浪記」でも登場し、郷田が近江連合を破門された事を知った二代目会長代行の二井原が郷田を危険人物として抹殺するよう直接荒川に指示するところから、一目置かれている事が窺える。出所したばかりの元堂島組若頭補佐の久瀬が同行する形で春日を九州へ派遣した騒動終結後は、春日が龍司を殺さなかった理由を聞いた後は彼を「殺しの荒川組」として認める。 『7』では64歳。右頬の大きな疵痕が特徴。生家は全国を巡業する大衆演劇の一座で、女形として芸に勤しんでいた。14歳の頃(1969年)、横浜中華街の「平安樓本店」にて座長の父を何者かに射殺され、母親も愛人と共に姿を消したことで一座は解散。頼れる者も居ない荒川と数名の役者らは極道に身を寄せる事しかできず、東城会の三次団体である氷川興産の盃を受けた。極道となってからは父を殺した犯人を探すため、死体処理に異人町のホームレスを使うことで横浜と接点を持ち、僅かな記憶を手がかりに捜索を続けた。父親が殺されてから7年後の1976年、犯人だと断定した横浜星龍会・星野龍平の元へ「平安樓への招待状」を送り、対面を果たす。その席で父親殺害の経緯、およびその原因となった偽札作りの内情を知ることになる。当初は復讐を遂げるつもりだったが、たった1人で現れた星野の覚悟を見て思い留まり、また偽札作りについて口外することもなかった。1984年に独立して自分の組を持つようになった際、この件に関して恩義を感じた星野からケジメとして裏が白紙の偽札を贈られる。氷川興産構成員だった1977年12月31日、組長の娘との縁談を持ちかけられていたが、密かに交際していた「茜」という女性との間で板挟みになる。茜の妊娠を機に結婚を決意し、事実を組長に告白するが、それがもとで監禁・暴行を受ける。年が明けた1978年元日、茜とその子供の命が狙われている事を知ると死に物狂いで脱走した。一度は神室町の喫茶アルプスで落ち合う連絡を取るが、道中で産気づいた茜が出産したため合流が叶わず、やむなく新宿駅コインロッカーに子供を隠す事を提案する。氷川興産組員の襲撃を受けながらも新宿駅に向かい、泣き声を頼りに施錠されたロッカーを壊して子供を救出した。『ONLINE』と同じく、当初は東城会三次団体の組長だったが、近江連合・東城会の同時解散を狙う東城会六代目会長・堂島大吾の命により「東城会の裏切り者」の汚名を隠れ蓑として、それぞれの組織の実力者らと極秘裏に計画を練るため、近江連合に寝返るフリを行い、八代目近江連合直参にして若頭代行に任じられた。一方で「神室町3K作戦」のキーとなる情報を提供して以降「都知事・青木遼」を名乗る息子・真斗の計画に協力し続ける。近江連合若頭・渡瀬の出所前日に春日達と対面し、本当の目的を明かす。翌日春日一味や真島、冴島、桐生といった元東城会の重鎮、さらには近江連合若頭補佐・天童と共に近江連合解散の反対派を撃退し、無事解散届を警察に提出する。その後は横浜に戻り、春日に今後の展望を打ち明ける。その帰路で天童と会った際に八代目近江連合若頭補佐・石尾田の襲撃を受け、天童と共に退けるが、直後に青木の息が掛かっていた天童の裏切りに遭い、油断していた隙を突かれて射殺された。春日らの戦いが終わった後には「お別れ会」が開かれ、真斗とともにその死を悼まれた。 沢城 丈(さわしろ じょう) 声 - 高橋広樹(『ONLINE』)、堤真一(『7』) 荒川組若頭兼沢城組組長。東城会にいる頃から荒川の右腕として動き、冷酷非情かつ怜悧な頭脳を持ち「殺しの荒川組」を体現したとまで言われる。背中の刺青は白い竜魚。甘い考えで仕事をする春日を嫌っていた。後に蓮岡組の若頭を殺害、上部団体であったため、荒川の一存で春日が身代わりとなり、事なきを得た。「神室町浄化作戦」では荒川と共に近江連合へ寝返り、組を任される。その後は近江四天王の一人になり、17年後、出所した春日とミレニアムタワー前で再会、余裕で力を見せつけた。その後も組抜けを図ろうとした若衆の安村を春日ごと殺そうとした。決戦当日、神室町にいる近江連合の組員をミレニアムタワーに集結させて春日たちを迎え討ち、四天王やヘリまで用意する周到さを見せる。最上階にある組事務所で、荒川の不在を伝えると共に1人で春日の仲間たちを退け、尚も立ち向かってくる春日の強さに敬意を表して屋上で戦い、激闘の末、敗れた。その後、その場から行方をくらます。 『7』では57歳。同じく荒川組若頭を務める。粗暴かつ冷酷非情で、特に諂うことしかできない極道連中を嫌い、自ら手に掛けることもあるが、反面荒川が殺された際はきっちりと親殺したケジメを付けさせると発言するなど筋を通す一面を見せた。春日に当たりが強い一方で、組長の息子・荒川真斗には過保護とも言える忠誠心を見せている。多数の武術を身に着けており、戦闘ではガラス片を用いた短刀術、剣術、ステッキ術、さらには折れた刀の切っ先とステッキを用いた変則二刀流を操る。 15歳当時、荒んだ家庭環境から神室町で喧嘩に明け暮れるようになり、そこで出会った少女と同棲生活の果てに妊娠させてしまう。事実に目を背けたまま子供は産み落とされ、処置に困って新宿駅のコインロッカーに遺棄、施錠した。このことを後悔した少女を追いかけて再度駅に向かったところ、施錠したコインロッカーをこじ開けようとする荒川真澄と、さらにその後施錠されていないロッカーから子供を救い出す人物を目撃、全くの偶然で同じ日の同じ時間、隣のロッカーに自分の子と荒川の子が入れられていたこと、そして荒川がそれを取り違えた事を知るその一件から5年後、荒川真澄に連れられて車椅子に乗って動かぬ足を嘆く子供を神室町で目撃し、聞き込みのすえかつて捨てた実子であると確信を得る。自分の将来を鑑みて極道に身を寄せる事になるだろうと思っていたこと、また真斗への悔恨の念もあって荒川組の門を叩く決断をした。荒川組が近江連合に寝返った後も変わらず荒川真澄の子分として近江連合本家の若頭補佐を務めており、同時に青木にも従い、彼に荒川真澄の行動を逐一伝えた。また、春日達の行動に不快感を示していた青木の命により幾度も春日達の前に現れ、刺客を放った。近江連合と東城会の解散後は近江連合の残党が結成した「東京近江連合」に身を寄せ、青木の手駒として忠実に動く。しかし荒川真澄殺害だけは固辞したことがもとで「星龍会会長・星野を24時間以内に殺害せよ」という捨て駒同然の命を受ける。襲撃には成功したものの、そこへ駆けつけた春日達との激闘の末に敗北した。荒川真澄殺害の実行犯を疑う春日の詰問に「命令はされたが、殺せるわけがない」と否定し、その理由としてひた隠しにしていた自身の過去を話した。一通り真相を明かした後は足立の説得により警察に出頭する。その後、隠蔽を図る青木から石尾田らを刺客として差し向けられるが、春日たちの尽力で事無きを得た。エピローグではナンバの口から終身刑となった事が語られた。 安村 光雄(やすむら みつお) 声 - 鶴岡聡 荒川組若衆。春日の兄弟分で、無鉄砲な春日をフォローする。17年後、出所して金鳳会会長のヴィンセントを探す春日に居場所を教えた。その後、沢城の命で春日の命を狙うも返り討ちにされ、組を抜けようとして、春日もろとも沢城が仕掛けた爆弾で殺されかけた。それ以降は春日と行動を共にし、決戦前夜に訪れた行きつけのスナックで沢城と再会。沢城が明日襲撃することを知っていたことに驚くも、揉め事は起こらず、酌を交わして別れた。決戦当日、春日たちと共にミレニアムタワーに乗り込み、最上階で沢城と戦うが力尽きて倒れた。 『7』では東城会若衆時代の春日を「兄貴」と呼ぶ唯一の弟分であり、強い絆で結ばれていた。2019年時点で38歳。荒川組が東城会から近江連合に鞍替えした今も、荒川真澄に仕え続けており、近江連合・東城会同時解散の作戦を知る数少ない一人で、荒川の密命を受けて、春日達を仲間に迎え入れるために、近江連合構成員に紛れて横浜・伊勢佐木異人町を訪れていた。偶然、横浜流氓アジト「慶錦飯店」に囚われの身となった、趙を助けるために乗り込んできた春日達と遭遇、春日達と馬淵・天童らの騒動の裏で、趙を助け出し、趙に春日だけを呼んできてもらい、18年ぶりに再会を果たした。その場で、「多くの事は語れないが、近いうちに親っさんはバクチに出る、少しでも多くの味方が欲しい。」とだけ告げて、その場を去った。その後、荒川真澄に会うため、大阪・蒼天堀を訪れていた春日と連絡を取り、力ずくで近江連合本部に乗り込もうとする春日を必死で止めたが、聞き入れて貰えず、結果的に春日達は、近江連合龍の間で荒川を始め、堂島大吾、真島吾朗、冴島大河と初対面する形になる。翌日の同時解散反対派による暴動鎮圧に、春日達と共に挑み鎮圧に成功した。エンディングでは、堂島、渡瀬、真島、冴島らと共に荒川親子のお別れ会に出席しており、彼らが立ち上げた警備会社にいる模様。 的場(まとば) 声 - 佐野康之 『7』に登場した荒川組幹部。戦闘を「解体」「バラす」などと表現する猟奇的な性格で狂気を含んだ口調で話す。戦闘では長ドスのような包丁を振り回してくる。沢城の命を受けて春日達に襲いかかるが敗れ、春日に自分の包丁を顔のすぐ横に突き立てられて失神した。
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