荒川線成立後とは? わかりやすく解説

荒川線成立後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 18:16 UTC 版)

東京都交通局7000形電車」の記事における「荒川線成立後」の解説

東京都電全廃予定だったが、2732系統存続決まり路線縮小の中で、製造年新し3次グループ次第荒川電車営業所集められた。そして、1972年11月墨田江東地区路線廃止後、柳島車庫から一部車両転属し、7055 - 7089のうち31両(7079・7080・7085・7088は廃車のため欠番)が残った残存し車両6000形7500形と共通で運用された。 1974年昭和49年10月1日2732系統統合し荒川線改称。さらに、1978年昭和53年)のワンマン化に向け、1977年昭和52年)から31両全車をアルナ工機製の新造車体へ更新した運転台マスコンなどの電装品台車ブレーキなどの主要機器はすべて流用された。「日本車輌名古屋」銘のマスコン機器など種車名残留める同時に車両番号新たに付番され、7001 - 7031に揃えられた。なお、新番号は改造ではなく番号の若い順から付番された。 新造車体は更新車ながら前面1枚窓・直線基調軽快デザインで、その後日本各地登場した広島電鉄3500形等の路面電車影響与えたまた、ホーム嵩上げによるステップ廃止と、車内への車椅子スペース設置といったバリアフリーへの対応先進的評価され1978年鉄道友の会ローレル賞受賞した1986年昭和61年)から、7500形車体更新合わせた冷房化改造および塗装変更写真参照)、LED式車内旅客案内表示器の新設集電装置ビューゲルからパンタグラフ換装するなどの改造が行われた。 8501への代替などで1991年平成3年1月に7011が、同年3月に7006が廃車された。7011は市川市保存され、7006は江東区施設置かれている。 1992年平成4年6月8502と8503の導入により7009と7028が改造の上モ3500形として豊橋鉄道譲渡1993年平成5年7月、8504と8505の導入7000形最後非冷房車2両(7012と7014)が廃車された。この2両は、当初都電博物館展示物として保存構想されていたが、資金難のため断念され解体された。これ以後荒川線では6152(6000形イベント用「一球さん号」)と7504(7500形)のみが非冷房車となった(現在は廃車)。 2000年平成12年4月28日には7017と7021がモ3500形増備車として豊橋鉄道譲渡された。 2002年平成14年)から、前面行先表示器1枠化(ワンマン表示撤去)、車内旅客案内表示器と降車ボタン更新などを含めた更新工事施工された。前面側面行先表示器従来の幕式からLED式交換されたが、車両によって書体異なっている。また、7001・70197020・7022・7025の5両の集電装置をシングルアーム式パンタグラフ換装したが、2011年度行われた8500形への転用に伴い7020後述追突事故により廃車)を除く4両が再び菱形パンタグラフ7500形廃車による発生品)に戻された。 2005年平成17年)、7022(旧7076)の塗装車体更新時(非冷房車当時)のものに復元同時に除雪ラッセル取付対応工事施された。 2007年平成19年5月26日から6月10日まで、9000形登場記念して7001・7008・7010の3両の車体花電車ラッピング施された。側面には「平成19年 新しく懐かしく レトロ車両 都電荒川線変わります」のメッセージ掲げられていた。また、車番表示書体変更しドア上部にのみに施されていた。 2013年平成25年11月9日、7001がツーマン時代車体更新前)の赤帯塗装となった更新車体赤帯塗装組み合わせはこれが初である。 旧塗装・非冷房時代の7017(後の豊橋鉄道3503)。集電装置ビューゲル1987年2月) 新塗装冷房設置後の7019。当車を含む数両は集電装置菱形からシングルアーム式のパンタグラフ換装された。(2003年6月15日 / 荒川車庫前) 再更新後の7027行先表示器LED化されている(2006年3月27日 / 王子駅前 - 飛鳥山) 旧塗装復元された7022。集電装置はシングルアーム式パンタグラフ換装されている(2009年6月21日 / 荒川車庫前赤帯塗装になった7001(2013年12月21日 / 大塚駅前

※この「荒川線成立後」の解説は、「東京都交通局7000形電車」の解説の一部です。
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