追突事故とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > 追突事故の意味・解説 

追突事故

読み方:ついとつじこ

交通事故のうち、前方の車に後ろから突っ込んで当たる事故を指す語。高速道路などで多く発生する

追突

(追突事故 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/01 01:50 UTC 版)

追突(ついとつ)または追突事故(ついとつじこ)は、停止または前進している車両の後部に、後続の車両が前進して衝突する類型の交通事故である。玉突き事故(たまつきじこ)は追突事故の一類型である(後述)。道路交通で頻発するほか、鉄道でも起こり得る。

統計

警察庁の統計によると、2014年の1年間に日本国内で20万7485件の追突事故が発生した[1]。追突は、年間の交通事故の総件数(57万3842件)の36.1%、車両対車両の交通事故(49万8087件)の41.7%を占め、最も頻度の多い事故類型であった[1]。また、高速道路での人身事故のうち70%以上を追突が占める[2]

2014年には日本国内で追突による死亡事故が227件発生した[1]。追突は、車両対車両の交通死亡事故のうちでは、出会い頭(543件)、正面衝突(384件)に次いで3番目に多い事故類型であった[1]

車両単独事故の死亡事故率が5.00%、正面衝突の死亡事故率が3.06%であるのに対して、追突の場合の死亡事故率は0.11%であった[1]

原因と防止策

原因のほとんどは運転時の考えごと、脇見、慣れにあり[2]、疲労、急ぎ、慌てといった要因が加わると事故の可能性が増大する。防止策として、運転に集中すること、車間時間を2秒以上空けること、停車時に前車と車間をとることが挙げられる[2]

逆追突

前方に位置する自動車が、故意か過失かを問わず後退して、後方に位置する自動車に衝突する事故も存在し、俗に逆追突と呼ばれる。坂道発進で時折発生することがある。

玉突き事故

玉突き事故は、車両Aの後ろで停止または低速で前進している車両Bに、第3の車両Cが追突し、それにより前方に押し出されたBがAに追突する類型の事故である。

鉄道の追突事故

鉄道における追突事故として、次のような例がある。

出典

  1. ^ a b c d e 平成26年中の交通事故の発生状況(警察庁交通局、2015年3月19日)のp. 25-26[リンク切れ]
  2. ^ a b c 山岸 & 201901.

参考文献

  • 山岸朋央「年末は特に注意! 追突事故」『JAFMATE』2019年1月号、日本自動車連盟、38-39頁。 

関連項目


追突事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 03:54 UTC 版)

御茶ノ水駅」の記事における「追突事故」の解説

1968年昭和43年7月16日2230分頃、国鉄の当駅1番線ホーム出発した豊田行き10両編成電車ドア乗客挟まれているのを駅員発見し非常停止ブザー扱ったために電車非常停止した。後続高尾行き10両編成電車運転士は、先行列車出発するだろうとの見込み基づいて自動列車停止装置 (ATS) の電源切って停止現示信号無視して進入したため追突事故を起こし重軽傷150人以上を出した

※この「追突事故」の解説は、「御茶ノ水駅」の解説の一部です。
「追突事故」を含む「御茶ノ水駅」の記事については、「御茶ノ水駅」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「追突事故」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「追突事故」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「追突事故」の関連用語

追突事故のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



追突事故のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2025実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの追突 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの御茶ノ水駅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS