勇者パーティー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 04:17 UTC 版)
ユーシャ / ユーリア・シャルデット 声 - 赤尾ひかる 本作の主人公。無職→第999代勇者→無職。4人組パーティーのリーダー格。一人称は「あたし」でたまに「私」も使う。当初は「無職」で、カルタードで変化させた武器も棍棒であったが、洞窟内に隠された遺跡の最深部に鎮座していた勇者の剣を引き抜いた結果、勇者となった。(ろ〜る1)しかし、周囲からは勇者と名乗っても冗談として受け取ってもらえておらず、ローナによって正式な勇者として認められた。 普段は天然なドジっ子娘で、他人の家に侵入してアイテムを探そうとするなど非常識な行動を起こすこともあるが、基本的にはどんな相手にも優しく、誰かが困っていたり、助けを求められると放ってはおけず、自身のクエストを後回しにして助けようとする正義感の持ち主で、ローナのことは姫ではなく友達として見ており、「ローナちゃん」と呼んでいる。また、セイラから「(こういう時だけ)勇者属性を持っている」と言われるほどの幸運体質の持ち主で、クエスト中に偶然近道や突破口を見つけ出すこともしばしば。 実はユーシャたち4人組パーティーは未来の世界で魔王と対峙し、ユーシャが呪文を噛んだことで禁断の魔法の失敗に巻き込まれてマオと共に過去へ飛ばされ、他の仲間と共に記憶を失って同じ出会い方をしていたことが明らかになっている。ローナの失われた記憶を取り戻す伝説のレアカルタードによって、その際の記憶が戻った。最終回ではマオを殺したくない想いからちびドラゴンに勇者の剣を食べさせ、結果的にマオも世界も救うことが出来た。 セイラ / エレノワール・セイラン 声 - 夏川椎菜 聖者であるエルフの少女。一人称は「私」。真面目な性格で面倒見が良く、メンバー4人の中では比較的常識人でツッコミ役。しかし自室が散らかっていたり料理下手など女子力が低く、またユーシャたちの言動に振り回されたり、忘れ物をしたりなどの時折間の抜けた一面を見せることもある。また、存外精神面は脆く、怖い話や痛い話が苦手だったり、追い詰められると泣きじゃくったりパニックを起こしたりする。ツノゴリラが好きで、妄想を語り出すと止まらなくなるほどでもある。4人の中で長身でスレンダーだが一番の貧乳の持ち主で本人はそのことを気にしている。 カルタードで変化させた武器は、ハンマー型。弓矢型の武器も持っているが、本の読みすぎによる近眼のために眼鏡をかけなければ使用できず、本人はガリ勉に見られるということで眼鏡をかけること自体を嫌っている。 ファイ / ファイ・ファイ 声 - 小澤亜李 戦士の元気娘。一人称は「ファイ」で漫画版では「私」であった。天真爛漫な明るい性格で、食べることが何よりも大好き。しかし空腹が限界を超えると癇癪を起こした後仲間に襲いかかり甘噛みをする癖があり、セイラが主に被害に遭うことが多い。その一方で暴走しがちなメイを止めようとするなど、食べ物のことを除けば常識的な一面も見せている。小さい頃から森で育ったために、身体能力も高く軽い身のこなしを披露するワイルドかつアクティブな一面も見せ、また動物と心を通わせることができる能力を持っており、野生のツノゴリラとあっさり仲良くなっている。 カルタードで変化させた武器は、グローブ型。 メイ / メイザ・エンダスト 声 - 水瀬いのり 魔法使いの少女。一人称は「自分」で漫画版では「私」を用いたことがある。語尾に「〜っす」とつけて話す。一見無表情でクールで知的に見えるが、実際は駄洒落や的外れな発言など頭の悪い言動が目立つ。極度のカルタード好きで、そのオタクっぷりが余って徹夜も日常茶飯事であり、カルタード購入のために徹夜組も辞さないほど。また、常にカルタードの店の入荷はチェックしており、カルタードのマニアたちが集まる集会に参加している。一方で見た目通り、料理が得意であったりするなど、家庭的な一面を見せることもしばしば。 カルタードで変化させた武器は、ロッド型。
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勇者パーティー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:26 UTC 版)
「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」の記事における「勇者パーティー」の解説
アレス・スロア 声 - 八代拓 勇者パーティーの一員で「賢者」の加護を持つ。祖父母の反逆行為によって没落した公爵家の出で、実家を復興させるための足掛かりとしてギデオン(レッド)に戦力外通告を行って追放し、パーティーを導く立場を奪う。「ギデオンは自分からパーティーを抜けた」という言い分は薄々メンバーから嘘であると気づかれており信頼は低い。また慇懃無礼でプライドが高く、自身の失敗を決して認めない。 賢者の固有スキルである「鑑定」によって相手の加護を見抜く力があり、加護の形を見ることができる。人間の価値を加護そのものと加護に従って生きているかどうかで判断しており、実家の復興を成し遂げた後は魔王討伐の功績と勇者の伴侶という立場を利用して、世界を統べる帝王となり、全ての人間が加護に従って生きる世界を作るという野望を抱いている。亜人に対しても見下しているところがあり、そのことでヤランドララとは折り合いが悪かった。 ルーティを勇者の存在意義として魔王討伐へ導いているが、目的はあくまでも勇者の加護を利用して自分の実家を復興させることであり、ルーティ個人の事情は全く考慮していない。 ギデオンには「真の仲間(役に立つ存在)ではない」と言ったが、自分自身もパーティーを導く立場にこだわって仲間を頼らずにギデオンの行っていた業務を無理に全てこなそうとした結果、旅に必要な物資の量を見誤って補給のために何度も引き返し、慇懃無礼な態度で交渉を失敗し、戦闘時にパニックになると冷静さを失うなど不手際を繰り返しパーティは崩壊寸前となる。さらには悪魔の加護によって自由意志を取り戻したルーティによって置き去りにされたことで精神に異常をきたすほどに追い詰められ、ギデオン(レッド)への憎悪を募らせ、そこをシサンダンに付け込まれる。ルーティを勇者に戻すためにレッドの抹殺を試みるが、リット、ティセ(とうげうげさん)、ゴドウィンの支援を受けたレッドに両手を斬り飛ばされて魔法を奪われ、そのまま斬り捨てられ死亡した。 「賢者」の加護には強烈な承認欲求を生じさせるという衝動があり、これがパーティを導き、自分よりも重要な立場にいるギデオン(レッド)に対する嫉妬心を生じさせた。 ヤランドララ 声 - 雨宮天 勇者パーティーの一員で「木の歌い手」の加護を持つハイエルフ。ギデオンとは勇者パーティーを編成する前からの付き合いであり、彼を深く信頼している。性格は快活であり、同時に一般的なハイエルフのような激情家なところや奔放さ、友人とみなした相手を信頼し、裏切らないという一面を持つ。特にギデオンへの親愛はリットと並ぶほどに強く、恋人のようなスキンシップを平然とするが、愛する人を失う経験をもうしたくないとの理由であくまでギデオンの幸せを願う友人としての立場を貫いている。ロガーヴィアの戦い時に勇者パーティーに加わったがアレスがギデオンを追放したことを知り、パーティーを抜けて単身でギデオンを捜索する。勇者パーティに加わってはいたが、魔王という脅威に挑む負担を勇者一人に背負わせることに批判的であり、ルーティがギデオンの妹ということもあり、ルーティの境遇には同情していた。長い寿命を持つハイエルフの中でも好奇心旺盛なためか、海へ冒険に出たり、護身用武術の流派である蓮華流棒術の開祖になったりと様々な経験をしており、ゾルタンでもスローライフを満喫しながら闘技場で意気揚々とゾルタンの実力者をボコボコにするなど、武闘家のダナンが呆れるほどに平和と戦いが同居しているような生き方を送っている。 ルーティがゾルタンに定住するようになった後、レッドたちに見送られて一度ゾルタンを出たゴドウィンと接触し、それによりレッド(ギデオン)やリット、ルーティたちと再会を果たす。当初は親愛しているレッドとリットがパーティや故郷から出奔したという事実に憤り、彼らが二度と裏切られないよう自らの故郷であるキラミン王国に連れて行こうとしていたが、ゾルタンでの暮らしを愛しているレッドたちに習い、レッドたちが幸せになれるか見定める意味もあり自らもゾルタンで生活を始める。 当初はゴドウィンに対しては犯罪者であったことを含め、あまり信用しておらず、ゾルタンの住人からレッドたちの命を狙ったという言葉に我を忘れるほどの怒りを抱いてゾルタンで大暴れするほどの規模でゴドウィンを叩き潰そうとしたが、ティセとミストームに止められ一旦矛を収める。レッドたちと再会した後はゴドウィンに対して旅の仲間と呼べる程度の情は持つようになり、ティセとミストームとも友人となった。特にティセに対してはルーティの最初の親友であると聞かされたため、彼女に刃を向けてしまったことを謝罪した。勇者の加護を支配下に置いたことで感情を取り戻したルーティの現状を喜び、改めて彼女とも友人となった。 ダナン・ラボー 声 - 三宅健太 勇者パーティーの一員で「武闘家」の加護を持つ巨漢。魔王軍に滅ぼされた村の出身で、打倒魔王の最短ルートと考え勇者パーティーに参加する。元来嘘の吐けない質で、戦闘での実力不足が表面化してきたギデオンに対して厳しく責めていたが兵法家としては認めており、崩壊したパーティーを立て直すのに必要だとしてギデオンを連れ戻すべく単独行動を行っていた。捜索中にシサンダンに右腕を奪われて成りすまされる。レッドがルーティと再会した後にレッドと再会し、互いの近況を話し合う。古代エルフの遺跡で自分の腕を食ったシサンダンと戦闘になり、隻腕になりながらより強くなったことでシサンダンを追い詰めるも、アレスの裏切りにあい深手を負わされる。その後駆け付けたテオドラとアルベールに治療され、アレスによって窮地に追いやられたレッドとリットを助ける。その後は戦いの傷を癒すため、ゾルタンにて療養することとなる。 加護により与えられる衝動と本人の性格が一致している為衝動に困るようなことが無く、ルーティの苦悩について理解する事が出来なかった。 テオドラ・ディフイーロ 声 - 内田彩 勇者パーティーの一員で「クルセイダー」の加護を持つ。聖堂騎士流槍術師範代の肩書を持ち、打倒魔王を必達任務として勇者パーティーに参加する。 ティセ・ガーランド 声 - 釘宮理恵 「アサシン」の加護を持つ小柄な少女。ギデオンが勇者パーティーから抜けた穴埋めとして暗殺者ギルドを介してアレスが契約し、勇者パーティーに参加する。飛空艇の操縦法を同僚から聞いたことがあったため、遺跡で発見した飛空艇の操縦を任され、ルーティが飛空艇でゾルタンに向かった際には操縦士として同行する。以降ルーティとコンビを組むことで、彼女が抱える苦悩を知り、彼女の力になりたいと願い、ルーティの初めての友達となった。蜘蛛の相棒「うげうげさん」と行動する。 暗殺者としての訓練によって感情を表情に出さないようにしているため、周囲には冷静沈着に見えているが、根は感情豊かな小心者であり、当初はルーティのオーラにおびえたり、ゾルタンで一般人を装いながらその規格外さと世間知らずから非常識な行動となってしまうルーティに内心でツッコんだり、現実逃避したりしている。 勇者パーティの中では一番の常識人だが、自分の趣味嗜好に対しては強いこだわりを見せる一面がある。風呂とおでんが好きで、暗殺ギルド内で風呂レビュアーと呼ばれるほど風呂のレビューはかかさず、おでんにもち米が使われてることから米といえば自分とハイテンションで語るなどして、レッドの暗殺者へのイメージを一変させた。暗殺者としても強い矜持を見せるときがあり、暗殺者ギルドを抜け、無断で暗殺者ギルドの名前で暗殺を行うもの、依頼者の情報を保身のために漏らすような暗殺者にあるまじき行為をとった暗殺者には容赦しない。うげうげさん ティセの相棒の小さな蜘蛛。「闘士」の加護を持っており、小さい体ながら踏み潰された程度では死なない。また料理のスキルも所持している。 因みに名前が「うげうげさん」であり「さん」も名前の一部であるため、「さん」の敬称を付けた場合「うげうげさん"さん"」となる。
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