奔放さ
奔放さ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 09:14 UTC 版)
「若乃花幹士 (初代)」の記事における「奔放さ」の解説
若乃花は自由奔放な振る舞いでも知られており、一般の新聞紙や専門の文献に限ってもその種の逸話はいくつか確認される。特に実弟・貴ノ花に対する理不尽かつ苛烈な指導は有名である。 ある時の地方場所開催中、整髪料の買い出しを若い衆に頼んだがまだ朝8時で店が開いていないと聞かされるや否や「なに!そういうときは店の人を叩き起こすんだ。それも社会勉強だ。それ行くんだ」と無理を言って周囲を震え上がらせたという。 親方時代のある日、部屋の2階にボウリングの球が転がっているのを見つけるなり周囲の確認もせず階下に放り投げたという。 夫人との馴れ初めは一目惚れである。よく遊びに行っていた夫妻の姪が、ある時期から夫妻と同居し始めたので一層その家に足しげく通うようになったという。だが相手の両親が若ノ花を将来性の無い札付きであるかのように断じ、娘を若ノ花から引き離すために呼び戻してしまった。すぐさま相手の故郷である茨城行きの列車に乗ろうと着流しと下駄履きのまま駅まで駆けたが、すでに終列車は出発した後だった。そこで貨物列車に相手の故郷の最寄駅でスピードを緩めるように頼んで便乗し、目的の駅を通過する列車から駅のホームに飛び降り、その足で相手の実家まで乗り込んだ。 前述のように実弟・貴ノ花には強引に酒を飲ませたことで知られている。他にも本人の意向を無視して験担ぎのために7回も改名したことで、当時の専門家は最終の四股名を正確に把握することに苦労したという。
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