勇者ハヤトチーム
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「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」の記事における「勇者ハヤトチーム」の解説
ハヤト・マサキ 日本出身の勇者で25歳の青年。短髪に男臭い精悍な顔つき。高校2年生の春に召喚された当時はレベル50で現在はレベル69。ユニークスキルに「無敵の矛(つらぬけぬものなし)」「無敵の盾(つらぬけるものなし)」「無限再生(はてなきいやし)」を持ち、聖剣アロンダイト(聖句は《歌え》)・聖鎧トゥーナス(聖句は《奏でろ》)・聖盾の所有者。「挑発」「瞬動」「身体強化」「魔刃」「サガ帝国神皇流剣術」「閃光六連撃」「閃光螺旋突き(シャイニング・ストラッシュ)」「虚身」といった多様なスキルを保有する。 2013年3月3日、17歳の時に勇者としてサガ帝国に召喚され、メーリエスト達仲間と共に戦ってきた。 幼女から人気の高いサトゥーに嫉妬したり、一目惚れしたアリサを「マイ・ハニー」と呼んだりする真性のロリコンだが、一方で正義感が強い善人でもある。 黄肌魔族と交戦するリーングランデに召喚されて公都にワープし、そこで勇者ナナシと知り合う。同時にサトゥーとも知り合って友人となり、彼が日本人の末裔ではなく転移者であることも見抜き、ある程度の情報を共有して自分が持つ技の一部を伝授した。当初はサトゥーとナナシが同一人物であることは知らされていなかったが、魔王討伐後にサトゥーが勇者ナナシの正体だと確信を得る。 日本への帰還後はサトゥーからの頼みで家族に手紙を届けた際(なお、この世界の「鈴木一郎」は5年以上前、大学の合宿中に失踪しているらしい。)、偶然出会ったヒカルに憑依した神に頼まれてサトゥーと書かれた表札を貼った犬小屋を製作し、拾った犬をそこで育てることにした。 リーングランデ・オーユゴック オーユゴック公爵の孫娘で王位継承権はないが現国王の孫娘でもあり、セーラの姉。「天破の魔女」の異名を持つ。銀髪で顔立ちは妹とよく似ており、22歳でEカップの巨乳美女。 10歳から2年で風と炎の魔法を上級まで修めて王立学院を卒業、15歳までの3年間で研究員として失伝していた爆裂魔法と破壊魔法を復活させ、聖騎士隊と共に迷宮都市で「階層の主」を倒したことで名誉女男爵に叙せられている。第3王子の婚約者だったが彼の愚行に愛想を尽かして18歳で婚約を破棄した上で王国を出奔、以後はサガ帝国で勇者の従者として活躍していた。 魔法使い寄りの魔法戦士で、レベルは55。「階層の主」から手に入れた雷の大剣と魔法鎧チャフタルを使う。バカが嫌いで頭の固い相手とは喧嘩になるので、折衝は苦手。 実妹のセーラを溺愛し過保護な扱いをしているが、彼女からは若干避けられている。弟の結婚式のために4年ぶりの帰郷時に出会ったサトゥーの才能を高く買って自身の戦闘技術を伝えたが、セーラに懸想していると思い込んで微妙に敵視している。 砂塵王討伐作戦時にはレベルが58まで成長している。砂塵王討伐後、ハヤトが日本に帰る前夜に意を決して告白するが、振られてしまう。 メリーエスト・サガ サガ帝国第21皇女。豪奢な金髪巻き毛でソルナに匹敵する爆乳美女。雷魔法や術理魔法が得意な後衛で、長杖を使う。また、他国との折衝も担当している。ハヤトが召喚された頃からの長い付き合い。 ロレイヤ 神官。ゆるふわタイプの巨乳美女。目の下にほくろがある。酒好きだがあまり強くはない。後衛。上級神聖魔法の使い手で、詠唱に時間がかかるものの、切断された四肢を再生させるという上級魔法薬並みの回復力を発揮する。 ルスス 虎耳族のソバージュ女性。色っぽいプロポーションをしている。20代前半くらい。前衛。大剣二刀流を使い、必殺技スキルに「双刃乱舞(ツインブレイド・ダンス)」を持つ。 ハヤトの送還後は各国へ武者修行に向かう予定。 フィフィ 狼耳族のショートヘア女性。色っぽいプロポーションをしている。20代前半くらい。前衛。武器は巨大な長柄斧で、必殺技スキルに「獣王斬門(ブラッドリー・バスター)」を持つ。辛い物が苦手。 ハヤトの送還後は各国へ武者修行に向かう予定。 ウィーヤリィ 長耳(プーチ)族の女性。愛称はウィー。長弓使いで、次期弓聖と言われている弓の達人。矢によって結界を作り、相手を縛り付ける「鎖矢陣結界(チェインアロー・サークル)」を使う。通信官や次元潜航艇ジュールベルヌの操舵手も担当する。サトゥーの技術者としての資質を認め愛称呼びを許す。砂塵王討伐作戦時にルルの狙撃手としての才能を見込み、金雷狐銃を譲渡した。 ノノ セリビーラに駐在中の書記官。非戦闘員。23歳でEカップの無口系。公都を発ち迷宮都市に寄ったハヤトに回収された。リロとは顔がそっくり。 砂塵王討伐時にはパリオン神国外で活動していたが、ハヤトが魔王討伐によって日本に帰還する寸前に合流する。 セイナ ヨウォーク王国に潜入中の斥候。レベル52。1人称はボク。ハヤトが黄の上級魔族に敗れる前からの付き合い。小柄な人族女性で、自動で矢が補充される連射クロスボウや、小剣による必殺技「絶命刺突(アサシン・バックスタブ)」を使う。 リロ 勇者ハヤトの従者で、書記官の一人。背丈はアリサとルルの中間くらいと小柄だが、ボディラインのメリハリは十分な大人の女性。外部との折衝を担当する。
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