ヨウォーク王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 22:18 UTC 版)
「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」の記事における「ヨウォーク王国」の解説
ウサルサーキス17世 ヨウォーク王国の現国王。アルコール依存症以外の状態異常はないが、ミュデの精神魔法で支配されているせいで異様に憔悴しており、目だけが爛々と輝いている。 謁見の場に現れたサトゥーが退竜勲章を叙勲されている事を知ると、彼に伯爵位を与えて家臣にし、エルデォーク大王の地位になるという野望を語る。しかし、ビスタール公爵領の反乱軍に提供していた下級竜が支配から脱し、報復で王城を襲撃したショックで崩御してしまう。 オルキデ・マトッシュ アリサ達旧クボォーク王国の王族に「強制」をかけた元宮廷魔術師。国が滅亡する直前にヨウォーク王国に鞍替えして家名を授かる。称号は「支配者」「迷宮主」「キメラ・マイスター」「ヨウォーク王国宮廷魔術師」「反逆者」「クボォーク王国宮廷魔術師」の6つで、スキルにギフトである「強制」の他、「契約」「詠唱中断耐性」「闇魔法」「死霊魔法」「鑑定」などを持ち、チャージしたアクティブ・スキルを3度まで発動句を唱えるだけで使える秘宝「偽りの魔黄杖」を所持する。 ミュデに色目を使ったとして左遷され、生贄迷宮に籠もって自身の「強制」を強化するための研究を行なっていた。「黄衣の魔術師」から貰った「竜の血」を用いて隠者トウヤの魔法装置でキメラを創造しており、騎士から命じられた竜人の研究開発をベドガーに押し付けて、魔法使いを素体にいつでもギアスを使う事のできるキメラを完成させる。そしてアリサから写し取った「不撓不屈」を使い、最下層に現れたサトゥーを一時的に「強制」で操る事に成功するも、「強制耐性」を得た彼がギアスから脱し、奪われた「偽りの魔黄杖」に自分の「強制」がチャージされている事に気付けず、禁止されていた「強制スキルの使用」を強引に敢行したせいで凄惨な死を迎える事となった。 ホルヘン・ミドナーク ヨウォーク王国の伯爵で、騎士団長。王妃と不倫関係にある。国王の死後は王妃と組んでミュデと骨肉の争いを繰り広げる。 ミュデ ウサルサーキス17世に仕えている巨乳美女。その正体は「幻桃園」に所属する精神魔法使いで、国王を魔法で支配している。600年以上前にも「不死身の魔女ミュデ」という精神魔法使いがフルー帝国の権力者に取り入って事件を起こしていたとのことだが、本人なのか、名前と魔法を受け継いだ別人かは不明。 サトゥーに精神魔法使いだと見抜かれ、匿名の投書で正体をバラされてしまう。国王の死後は王妃と騎士団長の戦力と内乱を繰り広げる。 ベドガー オルキデの後任の魔術士。国王の勅命を受け、生贄迷宮内部の研究施設で、元クボォーク王国の騎士を素体に竜の因子を植えたキメラ兵「竜人」を作るという、非人道的な人体実験を行っていた。 迷宮に侵入してきたサトゥーたちに自分の研究成果を誇らしげに語るが、外道さに激怒したアリサの空間魔法で何度も吹き飛ばされ、安全装置として埋め込んでいた「死命針」魔導爆弾をサトゥーに除去されていた被験者達に報復され、死亡する。
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