サウンドウェーブ/サウンドブラスター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:59 UTC 版)
「カセットロン」の記事における「サウンドウェーブ/サウンドブラスター」の解説
『トランスフォーマー アクションマスター』 海外展開。銃に変形する、ウイングシング/WingThingとセット。 『マシーンウォーズ(Machine Wars)』 海外展開。ミサイルタンクから変形。Universeでは塗装変更品も発売。 『トランスフォーマー G-2』 ゴーボットシリーズで、自動車より変形。日本ではセブンより発売。 『ビーストウォーズミュータント(Beast Wars Mutants)』 海外展開。ロボットモードを持たないシリーズで、コウモリ、ワニへ変形する。 『トランステック(transtech)』 ビーストマシーンズの後に企画されていたものの、企画倒れとなった。 『トランスフォーマー ギャラクシーフォース』 情報参謀 サウンドウェーブが登場。F-117によく似たステルス機に変形し、胸部にはヘキサゴンと呼ばれる六角柱型のメカを格納する。武器はブラストガン(第47話で使用)。 声は日本語版では同作でデモリッシャー、中継トランスフォーマー(第14話から第18話までのスピーディアの予選レース中継で登場)、バズソー(第19話の最終レース中継のみ登場)を担当した武虎が、英語版はロバート・O・スミス、第39話(日本語版では第40話)のみ同作でオプティマスプライム(ギャラクシーコンボイの英名)を担当したゲイリー・チョークが担当。 第38話から登場。ギガロニアを探すマスターメガトロン(後のマスターガルバトロン)たちの前に現れたデストロンの情報参謀。一人称は「私」。声には日本語版のみエフェクトを大きめに掛けられており、ヘキサゴンのキラーコンドル/Blackerを使って情報を収集し、第44話のバンガードチーム(エクシゲイザー、バックギルド、ファストガンナー)との戦いでエクシゲイザーとバックギルドたちの声を再現して彼らを翻弄した(第40話でサイバトロンと初遭遇した際、クロミアに「特技は声真似」と紹介されていた)。その背後の事情故か、仲間意識が強く、ノイズメイズとは親友同士である。また、サウンドに関しては少しうるさく、マイクを持つ際に小指を立てる癖がある。 当初はデストロンと行動を共にしていたが、ギガロニアでは第41話で目的のために活動しようとマスターガルバトロン(マスターメガトロンの強化形態)率いるデストロンから離反、続く第42話でノイズメイズと再会し、彼と共に復讐のために動き出し、第44話でバンガードチーム(エクシゲイザー、バックギルド、ファストガンナー)と対峙し幻覚で彼らを苦しめたが、バックギルド(バックパックの強化形態)の機転で幻覚を打ち破られ、彼らに敗北し、第47話でサイバトロンと対峙、最終的に復讐に固執したが、チップスクエアを強奪しようとした際に彼らの激突に巻き込まれ、シーンは無いものの、別次元の宇宙に存在するプラネットX(エックス)に飛ばされて生存した(ただし、ノイズメイズと共にサイバトロンに心配される事は無かった)。なお、台詞はないが、第51話でマスターガルバトロン(マスターメガトロンの強化形態)を刺激した幻影(ビジョン)にスタースクリーム(姿はスーパースタースクリーム)とノイズメイズと共に登場した。 最終話である第52話のエピローグでは第35話でノイズメイズが持っていたものと同一と思われるラジカセ(第35話でノイズメイズが音楽(第2期オープニングテーマ「IGNITION-イグニッション!」(叱られた後も流れていた)を流したが、海外版ではサウンドトラック1のトラック26に収録されているBGM「僕らの味方」(叱られた際に停止した)になった)を聴く際にG1に似たラジカセを持っており、持ち主が彼だと推測できる)を肩に担いでいる姿で彼とキラーコンドルと共に別次元の宇宙に存在するプラネットX(エックス)に到着した様子が描かれた。 玩具ではフォースチップを背部(ロボットモード時に挿入)にイグニッションする事により、ハッチが開いてヘキサゴンが展開し、ビークルモード(この時は後部に挿入)での発動も可能になっている。 エンディング映像では第37話までシルエットだったが、第38話から解禁した。 終了後のジャンクションでは第44話でノイズメイズと共に担当した。 漫画版では打ち切りの影響でキラーコンドル共々未登場。 データは全長は4.1m、重量は4.1tになっている。 また、トイズドリームプロジェクト限定商品として、色を塗り換えた情報参謀 サウンドブラスター/VictorySaberも発売された。 『タイタニウム(TitaniumSeries Transformers)』 海外展開。コンドル(LaserBeak)が付属。 『トランスフォーマー ミュージックレーベル』 iPod内蔵型の携帯音楽プレーヤーとして発売。塗装を変更したものもある。 『トランスフォーマー アニメイテッド』 音響工作兵 サウンドウェーブが登場。自動車(シティカー(サイオン・xB))から変形する、地球製トランスフォーマー。コア部分はG1のサウンドウェーブに酷似。第4話(英語版では第10話)、第37話、第38話に登場した。声は日本語版では飛田展男が、英語版はジェフ・グレン・ベネットが担当。武器は体の各部のスピーカーから発する超音波攻撃で、音波によりロボットを操作することも可能。「ボクノナマエハ、さうんどうぇーぶ(I am Soundwave.)」が口癖で、声にはエフェクトが掛かっている。 元々は頭だけの状態になっていたメガトロンの設計を元にサムダックが作り、サリの誕生日に玩具として贈られた演奏ロボットだが、メガトロンの策略によってトランスフォーマーに進化した。他のロボットを吸収して自身の体を大きくさせており、G1のサウンドウェーブに似たラジカセ型のコアさえ無事であれば再構成が可能。 機械こそ有機生命体より論理的に優れていると考えのもと、ディセプティコンを名乗り人類の打倒を画策する。第4話(英語版では第10話)でオートボットに破壊されたが、第37話にてレーザービークとラットバットを従え再登場し、オートボット達を電脳空間に幽閉する。オートボット達を洗脳し操っていたが、最後はオプティマスプライム(コンボイ)によって破壊されるが、コアはレーザービークによって回収される。 オートボット達を電脳空間に幽閉した際には、サウンドブラスターのような黒い個体と白い個体のコピー体が登場しており、黒い個体はサウンドウェーブエレクトロスタティックとして玩具化されている。 第4シーズンでは、メガトロンの部隊と合流する予定であった。 漫画版のザ・クールでは第3話で登場。アニメ版と比べると出番が少なかった。 『トランスフォーマー: リベンジ』 衛星のような形態を持ち、情報戦略に長けているディセプティコン戦士。ロボット形態だけでなく、宇宙船にも変形できるが、劇中では人工衛星以外の形態には変形していない。 『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』 従来と同様にディセプティコンの情報戦術担当の戦士で、他者から録音した音声を復唱するように喋る。RQ-4やMQ-9によく似た無人偵察飛行機に変形する(つまり、ロボットからロボットに変形する)。声は日本語版では演じられておらず、英語版はシーズン3『Beast Hunters(ビーストハンターズ)』第10話(第62話)のみフランク・ウェルカー(G1と同様)が担当。 顔は画面状になっており映像を映すことができるが、彼自身の表情を映すことはない。 大戦前、メガトロンがメガトロナスであった頃から右腕として付き従ってきた古参。忠誠心は絶大で、メガトロンを追い落とそうとするスタースクリームを出し抜いたり、メガトロンを見捨てようとしたエアラクニッドをあっさり叩き伏せたこともある。アイアコンの遺産を巡った第40話のホイルジャックと戦闘では激戦の末に勝利を収めてレゾナンスブラスターを獲得するものの、その間にラチェットとラフによってレーザービークにウィルスを埋め込まれ、オートボットに情報が流出する事になった。上記の通り本来の戦闘能力は高いが、主に情報収集やハッキングなどを行なっており、前線へ出る事は滅多になく戦闘自体を極力避ける傾向がある。小型偵察機レーザービークやケーブルを戦闘に応用し、胸部にビーム機銃を備えている他、盾のような腕を合わせた攻防一体の戦法を得意とする。 日本未放送のシーズン3『Beast Hunters(ビーストハンターズ)』では引き続き活躍し、第8話(第60話)で復活し脱走したエアラクニッドと彼女によって再び洗脳したインセクティコンをグランドブリッジを使用しサイバトロン星近辺の月がある小惑星に放逐した。第10話(第62話)で増援に現れたところをオプティマスプライムに迎撃され捕まってしまうが、予め放っていたレーザービークによって拘束を解き、基地の場所を把握したうえでラチェットを連れ去る、という見事な脱出劇を見せた。最終話である第13話(第65話)のネメシスにおける最終決戦ではブリッジを死守しグランドブリッジを利用した戦法でレッカーズ(バルクヘッド、ホイルジャック、ウルトラマグナス)を追い詰めるが、地球人の子供たちであるミコ・ジャック・ラフの作戦でブリッジの干渉を利用され、スカイクエイクと同じく異次元であるシャドウゾーンに閉じ込められた。 現在は細身の体型をしているが、大戦前は屈強な体格をしていた。アメコミなどでは、かつてメガトロンと肩を並べるほどの剣闘士であった事が明かされている。 原語版のOP映像には登場しないが、日本語版のOP映像とED映像では第1話から登場する。 日本語版での肩書は「情報参謀」。 公式人気投票のキャラクター部門では2位(72票)(ラチェットと同率)、トイ部門でも2位(83票)。 『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』 『リベンジ』より引き続き登場。ディセプティコンの協力者 ディラン・グールドと結託して行動を共にする。尚、本作では地球で活動するに当たりメルセデス・ベンツ・SLS AMGに変形する。 『トランスフォーマー アドベンチャー』 前作『プライム』同様、無人偵察機に変形する。胸部にレーザービークを格納し、電流を流すケーブル状の触手と腕に仕込んだレーザー銃、グランドブリッジを利用した戦闘スタイルで戦う。声は前作『プライム』同様、日本語版では演じられておらず、英語版は日本未放送のシーズン3『Combiner Force(コンバイナーフォース)』からフランク・ウェルカーが担当。 前作『プライム』日本未放送のシーズン3『Beast Hunters(ビーストハンターズ)』最終話である第13話(第65話)にて、戦艦ネメシスでの最終決戦の最中、バンブルビー達と親しくなった地球人達(ジャック、ラフ、ミコ)の活躍で異空間「シャドウゾーン」に追放される末路を迎えた。最終決戦終結後にメガトロンの信号を追って地球に降りたが、メガトロンは既に去っていたのでそのまま何年も地球を彷徨っていた。 シーズン2『マイクロンの章』第10話(第36話)にて、オートボット基地のグランドブリッジが修復後のテスト試行をしていた隙をついて自らもグランドブリッジを開いてシャドウゾーンから抜け出し、バンブルビーをシャドウゾーンに送り飛ばした。そして基地の材料を利用して通信装置を作り、遥か遠くの宇宙にいる主君メガトロンをはじめ多くのディセプティコンの同胞を地球に呼び出そうと目論んだ。しかし長年戦っていなかったブランクでグランドブリッジをかつてより使い熟せていないことを見抜かれ、他のオートボット達の罠に嵌まってバンブルビーを抜け出させてしまい、一瞬の隙を突かれてデニーにクレーン車のアームで薙ぎ払われ、再びシャドウゾーンに追放された。 日本未放送のシーズン3『Combiner Force(コンバイナーフォース)』ではサイクロナスから専用の改造を受けたマイクロン達を与えられ、彼等を使役してディセプティコンハンターをオートボットから奪い取り、シャドウゾーンからの脱出を計る。マイクロンらは主にオートボットがスタンティコン部隊(スタンティコンズ)との戦いに取り組んでいる間を狙っており、第2話(第47話)ではスタントウィングにバンブルビーの持っていた1本を、第7話(第52話)ではトリックアウトにサイドスワイプの1本を奪い取らせた。途中、第11話(第56話)ではハイ・テストがストロングアームの1本を奪い取るのに失敗し、シャドウゾーンからの逃亡してしまうものの、第14話(第59話)でゴールドギアーが最後の1本の奪取に成功した。こうして全てのディセプティコンハンターを揃えると、今度は同じ筋からの協力で脱獄に成功したスチールジョーらと接触、彼等を脅し付け、原子力発電所からの核燃料棒の奪取を命じた。 そして第21話(第66話)にてとうとうシャドウゾーンから脱出する。前回の反省から、今回はシャドウゾーン内で通信機自体を完成させており、それと前述の核燃料棒を動力源として組み合わせ、シーズン2で失敗に終わったメガトロンとの接触を再び試みる。また、3本のディセプティコンハンターを組み合わせた武器の効果でパワーアップも遂げていた。クラウンシティにて通信機を市内で最高の高さを誇る銀行の屋上に設置、追って来たオートボットのうち、オプティマスプライムはレーザービークに任し、自身はチーム・バンブルビーのメンバーの相手に専念する。ディセプティコンハンター3本を組み合わせた剣でバンブルビーを氷漬けにしたものの、その隙を突いてサイドスワイプが通信機に接近、彼を氷漬けにしようとするも、逆にディセプティコンハンターをバンブルビーの方に飛ばされてしまう(このためパワーアップも解除された)。そのバンブルビーもグリムロックから受け取った工事現場の道具で氷を砕いて拘束から自由の身となり、サウンドウェーブに先んじてディセプティコンハンターを奪還した。挑発を受け、いつもの方法で攻撃を仕掛けるが、ディセプティコンハンターで触手の先端を切り落とされてしまい、その時の電気ショックでダウン、そこを更に盗んだかつての得物で氷漬けにされて身柄を拘束された。レーザービークは逃走したハイ・テストと手を組みパワーアップしたオプティマスプライムにミサイルで撃墜、残った気力を振り絞り、触手で安全圏まで移動させて、起動させようとした通信機も同様の手段で破壊された。逮捕後はオプティマスプライムによりサイバトロン星へ連行され、そこで戦犯として裁判を受ける身となった。 細身だった姿から戦前のようなマッシブな体格になり、額の形とカラーリングは『初代』アニメシリーズや前日談『War for Cybertron(トランスフォーマー: ウォー フォー サイバトロン)』シリーズを彷彿とさせている。但し前述の通り、本編ではディセプティコンハンターによるシュプリームモードへのパワーアップを遂げた為、カラーリングがそれに応じたものに変わっており、本来のカラーリングを見せたのはごくわずかな時間に限られていた。頭の方はこれまでと同様の顔だが、バイザーが赤一色に染まっていて、声を出す際はバイザーにオシロスコープ風の映像が映し出されるようになっている。これ以外にも敵の場所の特定をすると、その地点にマークが表示される場面もあった。ビークルモードは無人偵察機から屋根に銃火器を搭載した屈強な装甲車に変わり、レーザービークもより地球の鳥に近いフォルムとなった。戦闘スタイルも触手風のロボットアームは変わっていないものの、肩のミサイルランチャーが新たに武装として加わっている。
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