レッカーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 15:19 UTC 版)
「オール・ヘイル・メガトロン」の記事における「レッカーズ」の解説
かつてスプラングが指揮官を務めたサイバトロンの精鋭部隊。現在はチャーが指揮を務めている。 荒っぽいメンバーが多いために上層部からはならず者扱いされて邪険にされているものの、これまで多くの危険な任務を遂行してきた。 チャー 現レッカーズの指揮官を務める歴戦の戦士。緑色のピックアップトラック風のフューチャーカーに変形する。コンボイとは彼がオライオンパックスだった頃から、ともに戦場を駆け巡ってきた盟友である。 かつて惑星チーシに不時着した際、鉱石「オーア8」の放つ放射能で神経系を破壊され、スプラングが派遣した救出部隊を異形の怪物と錯覚して次々と殺害してしまっていた。しかしサイバトロンの研究機関キミアにて、パーセプターやブレインストームらによって老朽化していた肉体をプリテンダー技術を用いて強化され、さらに精神安定剤としてオーア8の成分を合成した「シーガー」を服用することで現役復活を果たした。だがこの際、プロールに都合のいいように人格プログラムを調整されてしまい、彼自身には無自覚でプロールが発した言葉をそのまま言うようプログラムをインストールさせられている。 その後はスプラングに代わってレッカーズを率いており、セイバートロンでコンボイ直轄部隊と合流後は臨時でリーダーとなり、コンボイに代わって皆をまとめ上げる。 スプラング 旧レッカーズの指揮官で、現在は副官を務める。フューチャータイプの装甲車とヘリコプターに変形するが、本編ではモンストラクターとの戦闘でローターを負傷したために装甲車のみにしか変形しなかった。 初代アニメシリーズよりも血の気の多い性格だが、チャーとの絆は他のメンバーよりも深く、彼をオヤジと呼んで慕っている。 かつてデッド・ユニバース事件でスカイファイヤーをはじめとした科学部隊を戦闘に導入してブラジオンやジアクサスと戦ったことから、軍紀違反者としてプロールに目をつけられていた。 パーセプター 科学者。現在は右目にスコープを取り付けスナイパーとして活躍している。 元々はキミアの研究機関に所属していたが、プロールの命令でチャーの治療経過を見守ると同時に、プロールがインストールしたプログラムに不具合が起きないか見張るためにレッカーズに所属した。とは言え彼自身はプロールのこのやり方にはあまり賛同的ではなく、痛烈な皮肉を浴びせていた。 その後とある惑星でデストロンのターモイルの船に潜り込んだ際、ターモイルに返り討ちにされて重傷を負うも、同じく乗り込んでいたドリフトによって救出され一命を取り留めた。意識を取り戻した後は、己の非力さを痛感すると同時にドリフトへの借りを強く感じ、その恩義を返すために自身を強化改造し、スナイパーへと転身した。 当初の性格は初代アニメシリーズと同様に知識やうんちくをべらべらと喋りすぎるところがあったが、スナイパーに転身後は無口となっている。その豹変ぶりには多くの仲間から不評となっている。 ブラー 情報員。水色のフューチャーカーに変形する。邦訳版では初代アニメシリーズと同様にオネエ言葉交じりで話す。 戦前は連戦連勝のトップレーサーとして人気を博していたが、当時は傲慢な性格で周囲に関心を持たず、ピットクルーたちの名前すらまともに覚えていなかった。だがグレートウォーの激化でレース場までもがテロの標的となり、当時のサイバトロン総司令官ゼータプライムの勅命でレースが無期限で中止されたことにより廃業することとなってしまう。 その後は自暴自棄になりかけ、その自尊心を見透かしたスタースクリームからデストロンの勧誘を受けたが、後日ゼータプライム暗殺を目論む彼の部隊の戦闘に巻き込まれてしまう。そこで偶然オライオンパックスの部隊に救われ、彼から「レースを続けていたのは見る者の期待を常に上回りたかったからではないか」と諭されたことで、サイバトロン戦士として戦う道を選んだ。 その後、ターモイルの部隊の捕虜となっていたが、レッカーズとドリフトによって救われ、新レッカーズに加入した。初対面時は自分を青二才呼ばわりしたチャーのことを老いぼれ呼ばわりしていたが、現在では彼をボスと呼んで慕っている。 ブロードキャスト 通信員。ブラーと同様にターモイルの捕虜であったが、レッカーズに救出され加入した。 かつてデストロンに操られた仲間のビーチコマーに裏切られて暗殺されかけたため、マイスターから敗北が仲間の裏切りによるものだったと聞かされた時は動揺していた。 ドリフト 侍。白いフューチャーカーに変形する。銃火器は一切使わず、2本の小太刀と長刀「Great Sword」を武器とする。 かつてはデッドロックという名前のデストロン戦士で、多くのサイバトロン戦士を殺害して悪名を轟かせていた。だが上官のターモイルらとの仲間割れの末に脱走し、逃げ延びた先で中立派の集団「Circle of Light」と出会い、彼らとの交流の末に改心した。 その後はかつての贖罪と世の中を変えるために単独でデストロン達と戦っていたが、ターモイルの船に潜入した際にレッカーズと出会い、死闘の末にパーセプターを救出して船の爆破に成功した。その活躍により、「誰にだってやり直すチャンスはある」と考えたチャーから新レッカーズに勧誘され、サイバトロン戦士として戦う道を選んだ。 過去に犯した蛮行から、未だにバンブルからは嫌悪されている。 ロードバスター 重装兵。レッカーズ一の巨体を誇る戦士で、六輪の大型装甲車に変形する。 寡黙ではあるものの、デストロンへの敗北に憤ったり、新しい武器に名前をつけようとするなど好戦的な性格の持ち主。
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レッカーズ
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「トランスフォーマー レジェンズ」の記事における「レッカーズ」の解説
スプラング G1世界、G2時代の「レッカーズ」のリーダー。ヘリコプターと装甲車に変形するトリプルチェンジャー。 ロードバスター タンカーが80年代っぽく作った昔風ロボット。語尾は「バックー」。イギリス版レッカーズのメンバーの設定にされた。タンカーに忠義を尽くす。 タンカーが消えたことで迷っていたところをジェットファイアーによってG1世界に来ることになり「レッカーズ」を組織する。 ホワール タンカーが80年代っぽく作った昔風ロボット。語尾は「ドル」。イギリス版レッカーズのメンバーの設定にされた。女の子が好きでタンカーを裏切る。 タンカーが消えたことで迷っていたところをジェットファイアーによってG1世界に来ることになり「レッカーズ」を組織する。 トップスピン ツインツイスト
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