サウンドエナジー関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 15:15 UTC 版)
プロジェクトM 第一次星間大戦の終結に多大な功績を残したリン・ミンメイをモデルに、「歌の力」で異星人とのファーストコンタクトを成功させる計画。ただし友好的コミュニケーション手段とする建設的意見と、文化を持たない敵をカルチャーショックで屈服させるという軍事的意見の双方をはらんでいる。 統合軍内でも有効性に疑問が持たれ、極秘プロジェクトとして動いていたが、熱気バサラの出現により状況が一変。バートン大佐を中心に対プロトデビルン戦で「音楽部隊計画」が実行されるが、軍事目的では期待されたほどの成果は出せず終わる。 歌エネルギー理論(サウンドエナジー理論) 歌の持つ波動の効果を唱える学説。マクロス7所属の軍医、Dr.千葉がリン・ミンメイに影響され独自に研究してきた。スピリチア喪失者の治療や歌エネルギー変換システムの開発により実証される。 『マクロス・クロニクル No.23』では、人類がサブ・ユニバースに干渉できる唯一の方法こそが「歌」であるとされ、そこに満ちる莫大なエネルギーを引き出すことで、時空間やフォールド波などに影響を及ぼすとされている。 チバソング Dr.千葉が考案したサウンドエナジー理論に基くサウンドエナジー(歌エネルギー)の単位。大きい数値のほうが、より強いサウンドエナジーを示す。サウンドブースターの起動には10万チバソング以上の歌エネルギーが必要とされている。一般人の歌エネルギーは100チバソング程度、優れた歌手であっても1,000チバソング程度が限度とされる。熱気バサラは劇中において計測当初は3,000チバソングが限度だが、次第に上昇し、第40話の時点で20万チバソング超を記録する。通常は記録媒体などに記録された映像の歌からは発現しないが、極端に巨大なサウンドエナジーの持ち主の場合は、記録媒体からもある程度の数値が検出されることもある。 歌エネルギー変換ユニット 歌の持つ波動を、高出力エネルギーに変換する装置。これによって質量化されたエネルギーは、サウンドエナジーシステムによって対象物へと放射される。 サウンドエナジーシステム 歌の持つエネルギーを、サウンドエナジー理論に基づき効率的に高出力で対象物に放射するためのシステム。パイロットは専用ジャケットを装着し、搭乗機体にオプション装備としてサウンドブースターを搭載する。ただし、このシステムは一定以上の歌エネルギーの保有者でないと稼動しない。また、熱気バサラやミレーヌ・ジーナスほどの歌エネルギーの保有者になると、サウンドエナジーシステムを介さずとも、直接歌エネルギー変換システム(専用ジャケット)から対象物への放射も可能になる。
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