オバケのQ太郎
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『オバケのQ太郎』(オバケのQたろう)は、藤子不二雄(藤本弘と安孫子素雄)による日本のギャグ漫画作品。ごく普通の家庭に住み着いたオバケが引き起こす騒動を面白おかしく描いた藤子流生活ギャグ漫画の原点にして、藤子漫画の代表作の一つ。3度テレビアニメシリーズ化されている。『オバQ』と省略されて呼ばれることも多い。
注釈
- ^ 『週刊少年サンデー』連載第1回には「藤子不二雄とスタジオ・ゼロ」と掲載されているが、その後、中黒が消され「藤子不二雄とスタジオゼロ」という表記になっている。
- ^ のちの小山田つとむ。
- ^ 藤本の結婚披露宴におけるつのだじろうの発言によるとされるが、つのだ自身は覚えていないと言う。
- ^ 『二人で少年漫画ばかり描いてきた』(文春文庫)、228頁に第1回の1週間前に次号予告を出す時点でタイトルが決まったと記されていることから。
- ^ 「オバQのタイトルの由来は小田急から」というジョークがよく語られるが、『スタジオボロ物語』の作中には「タイトルの由来は小田急」とは記されていない。TBSにて2008年4月12日放送の番組『ブロードキャスター』におけるインタビューで藤子Ⓐは「小田急」と「オバQ」をかけた発言をしているが、前述の通り著書では安部公房の書籍から採ったと語っている。
- ^ 誌面クレジットの発行日は2月2日。
- ^ 反応が全くなかった事について藤子不二雄の二人は「『オバQ』はあらためて面白いと言う必要もないほど読者にウケていた」と解釈している(『小学館版 学習まんが人物館 藤子・F・不二雄』より。なお、この伝記漫画には「実際は1966年11月に描かれたオバQの最終回を1964年2月に描いたものとして描写」「1964年に久々に合作をしようと言い合って描いたオバQが最後の合作(実際には1976年まで多数の合作が描かれている)」等の事実誤認が複数ある)。
- ^ 『週刊少年マガジン』にて、藤子不二雄の週刊連載『サンスケ』が2月から開始されており、こちらのストーリーは安孫子が担当した。
- ^ 10月号からは『ゲームセンターあらし』が2番手の位置を多く占めるようになった。
- ^ 10分弱の短編をオムニバス形式で繋げて途中入場者や長編の鑑賞に耐えられない児童でも鑑賞できるように企画された方式。
- ^ まんだらけなど大手の競売で関連資料が出品されている。
- ^ 2024年2月19日時点で本項に記載されていた掲載号のうち、藤子・F・不二雄大全集に記載されていない号および、掲載誌が確認できなかった号は非表示コメントとしてソース内に記載した。
- ^ 1965年1〜7月号は早見利一画。1966年8月号は藤子以外による作画。1967年7月号〜は篠田ひでお画で連載継続。
- ^ 1966年11月号は藤子以外による作画。1967年3〜12月号は篠田ひでお画で連載継続。
- ^ 1973年3月号は木村雅俊画。
- ^ 1966年11月号は松山しげる画。1967年3月号〜1968年6月号まで松山しげる画で連載継続。
- ^ 1966年7月号は松山しげる画。1967年3月号〜1967年11月号まで松山しげる画で連載継続。
- ^ 1973年3月号は松山しげる画。
- ^ 1966年7月号は松山しげる画。1967年3月号〜1968年3月号まで松山しげる画で連載継続。
- ^ 1973年3月号はヨシダ忠画。
- ^ 1966年11月号は再録。12月号〜1967年8月号まで松山しげる画で連載継続。
- ^ 1965年1〜3月号は『小学六年生』と同内容を掲載。1966年6月号は再録。11月号〜1967年3月号まで藤子以外の作画で連載継続。
- ^ 1965年1〜3月号は『小学五年生』と同内容を掲載。1966年7月号は再録。11月号〜1967年3月号まで藤子以外の作画で連載継続。
- ^ 収録作と表紙を描き下ろし。3巻(1966年)の収録作は藤子以外が作画。
- ^ 1972年10月号は安井康二画。
- ^ 同記事にはすごろくやかるたも掲載されており、これには3作の他、『伊賀の影丸』(横山光輝)、『九番打者』(後に『ミラクルA』と改題。貝塚ひろし)なども含まれている(いずれもサンデー連載作品)。
- ^ ゴンスケを『21エモン』『ゴンスケ』のキャラクターと換算するなら14作品。
- ^ 1969年に刊行された虫コミックス版について藤本は「うちには1冊しか残っていない」と後年語っていた(『文藝春秋』1994年2月増刊号でのよしもとばななとの対談より)。
- ^ 「フランス」の場面では、『おそ松くん』のイヤミが登場している。
- ^ 独立後に権利が分割されたため「藤子・F・不二雄」の単独名義となったが、雑誌連載時には安孫子も作画を担当した合作である。
- ^ 『Neo Utopia』vol.40 p.51 ブッキング・左田野渉インタビュー
- ^ 執筆は石森と安孫子が主に行い、藤本はキャラクターデザインの一部を担当した。
- ^ 鈴木伸一のペンネーム。
出典
- ^ 「まんだらけ12」(1996年)P.22
- ^ NHK『ザ・ライバル「少年サンデー・少年マガジン物語」』
- ^ a b 藤子不二雄『スタジオボロ物語』
- ^ 『アサヒ芸能』2002年9月5日号の藤子Ⓐへのインタビュー記事などでも同様の内容が本人から語られている。
- ^ 『二人で少年漫画ばかり描いてきた』(文春文庫)、227頁
- ^ 『藤子不二雄まんがヒーロー全員集合』「オバケのQ太郎 キャラクターづくりの秘密」
- ^ 長田暁二『昭和の童謡アラカルト - 戦後編』ぎょうせい、1985年、253頁。ISBN 4-324-00124-3
- ^ 曽我町子コレクション・ステラ(インターネットアーカイブのミラー)
- ^ 曽我町子,石川進/オバQ音頭/オバケのQ太郎 レコード通販のサウンドファインダー
- ^ 曽我町子.石川進/アニメ「オバケのQ太郎」 オバQ音頭 SCS4アナログレコード 詳細ページ
- ^ 小学館ビル:漫画家25人が落書き…建て替え、別れ惜しみ、毎日新聞、2013年8月13日
- ^ ありがとう! 小学館ビル ラクガキ大会
- ^ ポケモンの成功法則
- ^ 『週刊昭和タイムズ』(デアゴスティーニ・ジャパン刊)より。
- ^ 『うしおそうじとピープロの時代』太田出版、1999年、p.101。安藤健二『封印作品の憂鬱』洋泉社、2008年、pp.91 - 92
- ^ 藤子・F・不二雄大全集『新オバケのQ太郎』4巻、393頁
- ^ 藤子・F・不二雄大全集『オバケのQ太郎』『新オバケのQ太郎』『Fの森の歩き方』『Fの森の大冒険』、各作品の掲載誌
- ^ 小学四年生1965年7月号「これがオバQだ!!」
- ^ 中島紳介「壮絶編集者人生」『TOYSUP!』05号、トイズプレス、2014年、p.53
- ^ 『ひとり三役』にてユカリと両親の留守に祖父が訪れ、がっかりさせないために代わる代わる化けて応対したが、3人揃って出て欲しいと言うので「幅広なオバケの体から3人の上半身が生えた姿」に化け、下を炬燵に隠して応対した。
- ^ 自らの誕生日でバースデーケーキを作ってもらった際、同じ誕生日だが家が貧しくケーキが買えない少年にプレゼントしたこともある、。
- ^ 神成さんは彼を家に寄せ付けない対策として匂いを覚悟の上で家の周囲の壁に糠味噌を塗りたくったが彼の策で消防車を呼ばれ壁を洗浄されたことがあった。
- ^ 外人になりすまして仮病まで使って大原宅に居候しようとして、正太の部屋で看病された時にたくあんを出されて、ベランダから飛び出し香水の香りで癒そうとしたことがあった。
- ^ 藤子・F・不二雄大全集 別巻2『Fの森の大冒険』32頁
- ^ 『藤子・F・不二雄大全集 オバケのQ太郎⑤』小学館、p.482頁。
- ^ 『藤子・F・不二雄大全集 オバケのQ太郎⑨』小学館、P.419頁。
- ^ 『藤子・F・不二雄大全集 オバケのQ太郎⑪』小学館、p.363頁。
- ^ a b マイウェイ出版『死ぬ前にクリアしたい200の無理ゲー ファミコン&スーファミ』 (ISBN 9784865119855、2018年10月10日発行)、11ページ
- ^ 『藤子・F・不二雄大全集 オバケのQ太郎⑤』小学館、p.472・473頁。
- ^ 『藤子・F・不二雄大全集 オバケのQ太郎⑤』小学館、p.382頁。
- ^ この企画は『怪物くん』でも行われた。
- ^ 日本テレビ放送網株式会社社史編纂室 編『大衆とともに25年 沿革史』日本テレビ放送網、1978年8月28日、490 - 491頁。NDLJP:11954641/261。
- ^ ついに明かす『オバQ』命名秘話(『夕刊フジ』2009年5月23日)
- ^ 観光バス 1960年代 - 両備・岡電デジタルのりもの博物館(両備ホールディングス)。日野RC100Pに川崎製オバQ型ボディを架装した車両の写真が掲載されている。
- ^ オバケのQ太郎:30年ぶりコミックス一新 装丁は祖父江慎 - まんたんウェブ(2015年6月25日)
- ^ 「藤子・F・不二雄大全集がやって来る!」『フィギュア王』No.138、16-17頁
- ^ 『藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 名作秘話編』えびはら武司、竹書房
- ^ 初出:『別冊少年サンデー』1966年2月号。てんとう虫コミックス(旧版)第5巻・藤子不二雄ランド第12巻収録。
オバQ(オバキュー)
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「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の記事における「オバQ(オバキュー)」の解説
一枚布に目・口用の穴を開けた白い服を頭から被っている日本のオバケ。のんびりしたお人好しな性格だが、鈍くさくて頭はあまり良くない。身長111cm。同族は日本妖怪の一種族で、太古には人間と共存もしていたが、人間が進歩するにつれ、のんびり屋で嘘をついたり人を傷付けたりできない性質ゆえに鬼太郎親子の先祖の「幽霊族」と同様に人間たちから次第に追い詰められていった。時には化けて人間を脅かしたこともあったが(人間界に伝わる妖怪のいくつかはこれが元にもなっている)、やがて雲の上にオバケの国を築いて隠れ住むようになった。
※この「オバQ(オバキュー)」の解説は、「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の解説の一部です。
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